東大合格【雑録】〜時計は見るな?〜
受験にまつわる小ネタコーナー。
経験から見出したことを書きます。
センターも東大も時間的ゆとりはありません。
時間は命です。
ただその時「大問1は15分で解く」と決めて、
15分経ったかどうかを時計で確認していくやり方は、
あまり良くないと思います。
なぜなら、
問題の難しさで費やす時間は変わっていくからです。
大問1がいつもより難しく時間がかかってしまっても、
おそらく大問2は簡単で普段より時間がかからないかもしれない。
それなのに15分経ったからといって大問1を解くことを止めてしまっては、
勿体ないです。
いや、きっと、
そもそも時間を確認するのに使う時間が、
勿体ないです。
解答順番はあらかじめ決めてしまえば、
そこで生まれや数秒の時間を、
正解への道筋を考えることに当てられます。
時計を見ることより大切なのは、
目の前の問題に集中することです。
残り時間を確認して、焦って、
解けるはずの問題をも解けなくなってしまうのは
悲劇です。
だったらむしろ、
大問を一つ解ききるまでは、
絶対に時計を見ないと決め、
集中して取り組む方が効率的です。
僕自身が、
残り時間を確認して、
焦って、
思考が停止して、
結局てきとうに解答を選ぶ、
そんな失敗をしてきました。
もし試験中時間に追われて、
焦ってしまいがちの人がいれば、
時計を見ないようにしてみて下さい。
もしかしたら焦らずに解ききれるようになるかもしれません。