卵子凍結『第3・第4ステージ』
去年8月4日に、『卵子凍結』に向けて『第2ステージ』のためにクリニック訪問をしました。
血液検査と、エコーによる子宮検査と薬の受け取りと、注射の受け取りである。
そして、『第3ステージ』。
投薬とホルモン注射を毎日かかさずやりました。
そのせいか、子宮のある下っ腹がボコっとかなり膨らんでいました。
そして、『第4ステージ』。またクリニックに行きます。
結構な頻度でクリニックに行かないといけないから、忙しい女性はこういったことにも壁を感じてしまうかもしれませんね、、、、
『第4ステージ』の流れはこうです。
『モッチーの日記』引用⤵️
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・血液検査
注射を打って採血をして、E2・LH・FSH・P4などと言った女性ホルモンの検査をします。
・エコーによる子宮検査
血液検査の結果をもとにエコー検査をします。
・診察
血液検査とエコー検査の結果を報告されます。
・薬の処方
採卵までの残りの薬を処方されます。
・未受精卵凍結の採卵および凍結保存の同意書の提出。
前回の8月7日のクリニック訪問の『第2ステージ』から、今日までの『第3ステージ』は、
処方された薬を毎日飲み、ホルモン注射も打っていた。
それにより、子宮はパンパンにはれている。下っ腹がかなり出ている状態だ。
すごい痛いと言った痛みはないが、座ったりする時に少し違和感があったり、日常的にも時々少し痛いかなって思うくらい。
ホルモン注射も気持ち悪くなる可能性があるかなと思っていたが、一度も気持ち悪くなったりする事はなかった。
この処方薬とホルモン注射の役目なのだが、
これらは、通常だと1つしか大きくならない卵胞(卵子を包む部屋のようなもの)を、人工的に採卵に向けて卵胞を大きくする。しかも1つでなく10個以上。数多く採卵できるようにするためだ。
そうして採卵日には、膣に採卵用の針のついた棒を挿入し、一つ一つ大きくなった卵胞に針を刺し、水を抜く作業をする。卵胞は水で大きくなっている。針を刺して水を吸う事で、水の中に含まれている卵子をとる。
こんな流れである。
本日の血液検査の結果も問題なしであった☺️
採血で特にチェックするのはE2・LH・FSH・P4と言う項目の中のE2。エストロゲンと言うものだ。
8月5日のブログ、『『第2ステージ』クリア』にも書きましたが、エストロゲンとは、卵胞ホルモンのことで、8・9歳頃から、卵巣で分泌され、女性らしいからだ作りを助けるホルモンのこと。思春期においては、乳房の成長や子宮・膣の発育などを促すとともに、身長や体重の増加に役立つもの。女性が、女性ならではのまるみをおびた体になる原因はこのエストロゲンなんです。
『第3ステージ』の投薬とホルモン注射により、このE2の数値が前回は42pg/ml(50以下が正常)だったものが、788pg/mlとなった。ようは、投薬とホルモン注射により、卵子が成熟している過程だと言うことを表している。
1個の卵子につき、E2が200~300pg/mlになると成熟しているサイン=採卵のタイミング。
私の場合、検査結果で16個から20個の卵子があるとのこと。
そうすると、まだ788pg/mlだと低く、2500pg/mlくらいまでは増やしたいとのこと。
なので、引き続き女性ホルモン数値が上がるまで薬を今日からまた採卵日まで飲む。ホルモン注射も打つのだ。
ですが、卵子の状態は採卵してみないとわかりません。エコー検査や、ホルモン数値でわかるものではありません。採卵して初めて、胚培養士さんが凍結できる卵子を選んで、それで凍結できるのだ。
【胚培養士】
採卵、採精後の卵子と精子を受精させ、最終的に移植するまでの間、胚(受精卵)をお預かりしてお世話をする卵と精子のスペシャリスト。
採卵した卵子は、『成熟卵子』『未成熟卵子』『変性卵子』と3種類。
『成熟卵子』:35歳以下の場合、採取された卵子の90%程度が成熟卵と予想されます。
『未成熟卵子』:採卵した卵子の10%~15%程度が未成熟卵子です。採卵後、数時間で成熟卵子になれば凍結保存も可能。
『変性卵子』:採卵した卵子の5%以下ですが、38歳を超えると3個に1個が変性卵子となります。
この3種類の中の、『成熟卵子』を胚培養士さんが選抜し、卵子が凍結されるのだ。
今日の診断のもと、私の採卵日は16日になりそうだ(あくまでもまだ予定だが)
それが終わったらすぐしたいこと。。。。。。。。
ギンギンに冷えた美味しいビールをグビグビグビグビと飲み干したい。
そんな気分だ😊
診察が終わり、薬の処方が終わり、採卵および凍結保存の同意書の提出を済ませ、『第4ステージ』は終わった。
クリニックは結構エアコンが効いていて、少し冷えたので帰りに温かいお蕎麦を食べて帰宅。
夕方から友達と映画を観に行く約束をした。それまで時間があるので、こうして忘れないうちにと今日の出来事をブログに書かせてもらっている。
あと数日で『卵子凍結』プロジェクトも終わる。
うん、あともう少し。
ちなみに私は7月9日のブログ『35歳の決断!』で書いたのだが、『卵子凍結』をする決めてとなったAMH検査でのAMH数値が6.94ng/ml。
AMHの数値には7ng/mlの壁があって、私は高すぎる結果なのだ。
ようは、私はずっと小さい頃からスポーツもしていたしアスリート体質。男性ホルモンが非常に強いのだ。
だから生理不純とかにずっと悩まされていた。
7ng/mlよりは少なかったものの、ギリギリ。ようは、排卵が難しい体なのだと。
そうすると、自然妊娠をもし望む際は、排卵が難しいため、卵巣から卵子が飛び出ないと言う可能性が出てくるのだと。
そのほかにも今回『卵子凍結』をしようと決断した理由はあったが、そう言った可能性もあることを教えてもらって改めて『卵子凍結』をしておくと言う選択はよかったのかなと思った。
私は数値が高いが、仮に男性ホルモンが少なくて、低い数値の女性はどうなるのか効いてみた。
中には、私と同じくらいの年齢の女性でも、0ng/mlに近い人もいるのだと、、、、
一応、0.5ng/ml前後だと採卵はできるのだが、0.1ng/mlをきると採卵も難しい=凍結も難しいのだと。。。
自然妊娠の可能性もかなり低くなってしまう。自然妊娠を望んで時間をかけて頑張ったとしても、1ヶ月ごとに貴重な卵子も減ってしまうので時間がもったい。
体外受精を視野に入れた方が妊娠の確率は高くなると教えてもらった。
やはりそれぞれ決断はどうであれ、早めに自分の体のことを知っておくのはとても重要ですね。
なかなか自分の体、特に女性はこう言った子宮系の検査を受けるのに若干の抵抗もあるかと思いますが、お勧めをします☺️
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※この記事は卵子凍結・保管への理解向上のため、グレイスバンクの提供でお届けしています。
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