小5娘の夏休み|映画「サマーウォーズ」をみせたい<予備知識編>
人に何かを伝えるための説明が下手すぎるよなー、と言うことで note で日記を書くことにしてもらいましたが、映画を見て感想を書く、ということも夏休みの取り組みとして提案しました。
映画もアニメも知らない話は見たくない、なんなら見てもいないのに嫌いとまで言い出す拒否ぐあいなので、この夏はこれらの映画を絶対観ます、と宣言し予告編をいくつかみせました。めっちゃ嫌がってました。笑
まずは映画「サマーウォーズ」です!
映画「サマーウォーズ」鑑賞にあたっての予備知識
サマーウォーズを楽しむにあたって、事前に教えておいた方が良いかなと思ったことをまとめます。
あらすじ(ちょっとネタバレ有り)
予備知識1. 数字の羅列、数学オリンピックについて
映画に出てくる数字の羅列は、RSA暗号というもので、文字列を人に分かられないように暗号化したもの。「数字が並んでるだけ」に見えるけど、いろーんなルールを当てはめていくと、文字列に変換することができるのです。
この映画を見るにあたって、その原理は分からなくて大丈夫!
ただ、主人公の男の子が数字の羅列を見ながらやっていること、考えていることはこの数字の文字列が、何を隠している暗号なのかを「数学・計算」で導き出そうとしているんだ、ということ。
そして、それはものすごく大変なことで、コンピューターを使ってもものすごい時間がかかる作業なんだよ、ということ。
この数字の羅列に一生懸命取り組む健二は、数学オリンピックに憧れを持っている。数学オリンピックは「数学の問題を解く能力を競う大会」で、いろんな国の高校生以下の生徒がチャレンジできるんだけど、国内でたったの6名しかその大会にいくことができない。さぁ、娘よ。健二は、勝ち抜いて大会に出たことがあるのか!?映画のなかでチェックしてみてね!
予備知識2. 先輩の長野にある実家は、戦国時代から続く名家
名家っていうのは、代々続いている立派で伝統のある家のこと。戦国時代というのは、国をまとめる政治の力が一箇所にあった時代から変わって、いろんな場所・地域で力を持つ有力武将が登場して戦いがたくさん起きた時代のことで、1467年 – 1615年の約150年間続いた。いま2024年だから400年以上も前のことだね。
そんな時代から土地を守り家族を存続させ続けた誇りがあるからこそのそれぞれの考えや立場があるんだなぁというのが分かるシーンが出てくるよ。ごくごく普通の一般家庭の我が家では考えられないようなシーン、例えば家の大きさや間取りもそうだし、親戚の集まり方もそう。さぁ、娘よ。(←うざがられそう笑)他にも自分が当たり前だと思っていたことと違う様子を感じたら、どんなところにその違和感や新しい発見があったか覚えておいて!終わったら一緒に話そう!
予備知識3. 花札っていう400年以上の歴史があるカードゲーム
上の話と重なる部分があるけど、花札も今の私たちの生活に馴染みがないけど、この映画では重要なアイテム。
我が家もおばあちゃんがむかーし一緒に遊んでくれたけど覚えているかな?
2人で対戦する場合、48枚あるカードを、相手と自分に8枚ずつ配り、場と呼ばれるお互いがよく見える場所に表向きで8枚の札を並べます。残りは伏せたまま山札として場に置きます。
手元のカードと、表向きに並べられた場にあるカードで、同じグループの札があれば取ることができます。これを交互に行い、とっていったカードで役(やく)と呼ばれる決まった組み合わせができると1回戦が終了となります。できた役によって点数が変わってきます。
このとき「こいこい!」と言うと、ゲームを続行することになります。これにはリスクがあり、そのあとに相手が役ができて上がった場合2倍の点数を取られるうえ、自分の点数は向こうになってしまいます。なので、これは勝負に出るぞ!!という掛け声なのです。映画で出てくるから、もしかしたら自分の点数がなくなっちゃう可能性があるのに、戦うんだってことを知っておいてね。
語り継がれる名シーン
サマーウォーズって実は2009年に公開された映画で、かれこれ15年前のものなんだよね。でも好きって人が多くて、テレビでも再放送されたり、映画館でも再上映されたりするんだ。
印象に残るシーンがたくさんあるから、見たことがある人と話す時に真似っこしあったりもする。たぶん。笑
物語もそれぞれの立ち振る舞いも、じっくりよく見て楽しんで!
ママも一緒に見るよ。楽しめますように!
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