プロ野球選手がyoutuberとしても活躍しメディアを持つ時代#188
10月に入り、プロ野球はペナントレースが終了しました。
セパ共に上位3チームによるクライマックスシリーズが実施されており、日本シリーズを経て年内のプロ野球が終了していきます。
10月26日にはプロ野球ドラフト会議も予定されており、プロ野球界はストーブリーグに突入していきます。
今回のブログは、現役・元共にプロ野球選手がYouTubeチャンネルを持っていることに触れて書きたいと思います。
70万人を超えるチャンネル登録者数をもつ元プロ野球選手
みんなのランキングというサイトで、「野球選手のYouTubeのチャンネル登録者数ランキング」が載っていました。
元・現役選手あわせて30人を超える方がYouTubeチャンネルを持っていることに驚きました。
視聴回数でランキングを行えば順位は多少変化はあるようですが、チャンネル登録者数でのランキング1位は、読売ジャイアンツでエースとして活躍し、メジャーリーグではクローザーとして活躍した上原浩治さんでした。
上原浩治さんのチャンネルの登録者数は約73万人!
上原浩治さんの動画では、技術的な話よりも学生時代やプロとして活躍されていた時の裏話をメインに企画されているようです。
引退したからこそ自身の話せる話もあり、上原浩治さんとゲストとの交友関係があってこそ出てくるお話などもあって、私も見ているチャンネルです。
上原浩治さんが関西ご出身なのもあってか、関西弁を交えトークもとても面白く、上原浩治さんが現役だった頃の世代の方は特に楽しく見れるのではないでしょうか。
小学生の頃に見たかった、元プロ野球選手の技術解説
上原浩治さんのように、「この人だから!今だからこそできる裏話!」というテーマや対談企画をやっているチャンネルもあれば、「技術解説!」に焦点をあてた方のチャンネルもあります。
代表的な方で言えば、1人目に挙げたいのがダルビッシュ選手のチャンネルです。
ダルビッシュ選手の動画では、ご自身の投球技術や練習風景、野球界について語っている動画がメインにアップされています。
練習風景についてはメジャーリーグのブルペンでの映像を流していることも多く、ファンだけでなく現役のプロ選手からも注目が集まる内容ではないでしょうか。
またダルビッシュ選手は、コンディションマネジメントや技術向上に対しての意識がプロ選手の中でもとても高く、且つ理論的に解説するのも得意な方の印象です。
変化球の投げ方についての動画を見たときに、実際に私も試してみました!
※習得にはまだ至っていませんが笑
2人目に挙げたいのが、古田敦也さんのチャンネルです。
日本プロ野球界全般に関わる特集と、企画内容にあわせてゲストを呼び、歴代のトップ選手の技術を実践を交え解説していく動画が人気だと思います。
投手や野手に限定せず、投球術やバッティング術について、数年前に現役引退したての選手が多くゲスト出演していることも、人気の理由ではないでしょうか。
守備特集に至っては、現役で1番上手い!と称される西武ライオンズの源田選手も登場したことがあります。
古田さんがキャッチャーだったこともあり、同世代でゴールデングラブを争った谷繁元信さんとの対談企画動画もおすすめの1つです。
そして最後に挙げたいのが、宮本慎也さんのチャンネルです。
野球を始めたての時や、学生の時にプレイしていた時に1番見たかったチャンネルです!
日本プロ野球界全般の解説動画も面白いのですが、「投げる」「捕る」といったキャッチボールや守備の基礎について、細かく解説を交えた動画があります。
学生当時、本を読んで頭で理解していたことも、動画で宮本さんが実践して伝えている内容の方が圧倒的にわかりやすいです!!!
宮本さんは野村克也元監督に「講演をやりなさい」と言われたことがあるようで、古田さんからも感じますが、「話す・伝える」ということを大事にされているように感じます。
子供から草野球を楽しんでいる大人まで、野球が上手くなるヒントが詰まっている動画があると思うのでおすすめです。
まとめ
私が学生の頃は、技術解説における動画はまださほど多く配信はされていませんでした。
また、YouTubeというコンテンツはあっても、プロ野球選手がチャンネルを持っているということもなかったです。
オフにインタビューを受けて、トッププロの現役選手を特集する番組があったほどです。
引退をされたトッププロの方々が、野球の普及活動の幅を、メディアでも行っているのが嬉しく思います。
枡田泰明