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KiaTools

1.特徴

KiaToolsは、スマホアプリである。スマホ内蔵の「気圧センサ」により、ユーザがスマホを持ち歩くとリアルに感じている「気圧変化」がスマホに記録される。また、ユーザが自らの感覚で「体調の良さ/悪さ」をスマホに記録する。これらデータは、クラウド上のデータベースで管理され、相関アルゴリズムにより、その「気圧変化パターン」と「体調」との相関を見える化する。これにより、気圧変化による「天気痛」のタイミングが分かり、スマホにアラートを表示することで、「天気痛」への対処がすぐに出来るようになる。

「頭痛ーる」のような類似のアプリがあるが、人が行動することによる(高度変化による)気圧変化や直接ユーザが感じている気圧変化ではない、もしくは、個人に最適化されていないので、天気通予報が合わないことがある。このような齟齬が解消できることが特徴である。

一般的に、「天気痛」は5[hPa]の気圧変化で引き起こされる。気圧変化パターンとして、「気圧が下がる」「気圧が上がる」などが考えられるが人によってと不調になる変化は異なる。また、5[hPa]の変化はビル16階の高度変化に相当する。したがって、人が行動するだけで「気圧変化」を伴う。

2.利用例

不調の原因を認知し、安心する

KiaToolsアプリがインストールされたスマホを持ち歩き、体調が悪いなと思った時、この調子の悪さが気圧の変化に伴うものだと認知して、仕方ないなと、気圧変化が落ち着くのをやり過ごす。例えば、コロナにかかって不調になったのではないと安心する。

行動履歴を確認

スマホの気圧センサのログと位置情報(GPSなど)から、⾼度情報を導きます。
つまり気圧が分かるとユーザの⾏動が推測でき、例えば、気圧変化を受けにくい⾏動ルートをが提供できます。
今いる⾼さが分かるので、気圧変化で調⼦を崩しそうなときは、⾼い場所/低い場所を探して移動して、⾃分で気圧をある程度コントロールも出来ます。
またアスリートなどがこの⾼度情報を活⽤して、トレーニングメニューなど検討することもできます。

3.関連情報

・始動Next Inovator(2021年)採択アイデア。7期生としてブラッシュアップ

関連特許: 特開2023-107588


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