手作り豆乳マヨネーズが固まらなかった理由は頭がよくなかったからだった
手作りのマヨネーズはヘルシーで美味しい。
YouTubeで豆乳マヨネーズの作り方動画を見て適当に作ったら、しっかりと固い豆乳マヨネーズができたのだが、その時は塩の分量を間違えたせいでリアルにしょっぱい思い出になった。
本来、塩を小さじ4分の1のところ、小さじ1入れた。
ハッピーターンもびっくりの塩400%パワーUPである。
そこで、今度は塩の分量を間違えずに豆乳マヨリベンジをしようと、うろ覚えの動画の記憶を便りに作ってみたら
材料も分量も適切なのにどんなに混ぜても冷やしても、クリーミーなドレッシング状の液体のままで固まらない。
なんてことだ。
マヨネーズになんか負けてられない。
絶対に固めてやる。
※注意:
この記事は豆乳マヨネーズの固める方法の実験結果であって、通常の卵ベースのマヨネーズの作り方では該当しない可能性が高いのでご注意ください。
マヨネーズが固まらない2つの理由
マヨへの闘志を燃やし「豆乳マヨネーズ 固まらない」で散々検索し、こうしたら固まるよのネット情報を片っ端から何度も実験してみるが全滅。
数々の実験をした結果、マヨネーズが固まらない理由は主に2つに絞られた。
どちらかに該当、または両方該当するケースがほとんどだと思われるので、ご自身のマヨが固まらない場合は、以下の2つをチェックしてみてほしい。
|固まらない理由1| 頭の問題
マヨバトルで連敗し続け、そのたびにシャバシャバのマヨネーズをやっつける日々の最中、作り方も、材料も、(塩以外の)分量も、すべて同じなのに失敗した原因を考えて、やっとひとつの答えにたどり着いた。
豆乳マヨネーズが固まらなかった理由、
それは「頭がよくなかった」のだ。
もう少し正確に言えば、
ブレンダーの頭がよくなかったのだ。
我が家のハンドブレンダーは、頭が3つある。
チョッパーと、ブレンダーと、泡立て器である。
思い返してみると、何度も失敗を繰り返していた時は、泡立て器のヘッドを使っていて、はじめてのマヨづくりの際、うまく固まった時は、チョッパーのヘッドを使っていたのだ。
この事実に気付いて、
酢の入れるタイミングを分けるとかは全然関係なかった。
本当に頭の問題だけだったのだ。
ちなみに卵を使うマヨネーズは、泡立て器のヘッドでも固いマヨネーズになるらしい。豆乳マヨならではのポイントなので要注意だ。
|固まらない理由2| 比率の問題
マヨを固める実験でもう1つの重要なポイントを見つけた。
それは「豆乳と油の比率」だ。
結論から言うと、
油が多いほどマヨネーズは固くなり、逆に油が少ないとマヨネーズはゆるくなる。
やらかしまくった実験データから言うと
豆乳:油の比率が
1:2だと、市販のマヨネーズの固さに近くなり
1:1.8くらいだと、ムース状になり、
それより油が少ないと、クリーミーなドレッシング状になる。
ここはマヨネーズの使い方の好みの問題だが、野菜スティックをつけるようなディップの固さを求めるならば油多めで作り、サラダのドレッシングとして使いたいならば油少なめのドレッシング状で作るなどして使い分けると非常に便利だ。
ちなみに、手作り豆乳マヨネーズの保存期間は1、2週間くらいと考えた方といいと思う。冷蔵庫に入れれば1週間は確実である。
ネット上では保存期間1ヶ月説も見かけるが、開封済みの豆乳の消費期限が1ヶ月ないことを考えると、なるべく早めに消費した方が良いと思われる。
豆乳マヨネーズレシピ
ここまで読んでちょっと豆乳マヨネーズに興味が出てきた人に向けて、簡単に作りやすい分量のレシピを書いておこう。
一気に全部入れてハンドブレンダーでガーッと混ぜて完成。超簡単。
ちなみに参考にしたのはこの動画。
超簡単であるが、うろ覚えでやったら失敗したので、作る前にはちゃんと動画を見よう。
アレンジマヨネーズの世界
お好みでアレンジマヨネーズを楽しめるのも手作りの醍醐味。
油をごま油に変えて作るもよし、酢のかわりにレモンでやるもよし。わさびマヨ、マスタードマヨ、バジルマヨなんかを試してみてもいい。
どんなアレンジマヨネーズがあるのか思いつかない人は、こちらのサイトを見てみるとこんなにもアイディアがあるのか!とビックリすること間違いなし。
ちなみに、油をごま油+こめ油で作った豆乳マヨネーズは非常に香り高く和食に合う感じで、危うく飲みそうになるくらいめちゃくちゃ美味しかった。
まとめ
ほんの1つの違いで結果が変わるのも料理のオモシロさのひとつなのかもしれない。
簡単ヘルシーで美味しい豆乳マヨネーズ、ぜひ試してみてください。
あなたのマヨ料理の世界が広がったら幸いです。
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