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【プレイバック・トーハク2024】Hello, HaNiWa! (前編)

東京国立博物館の展覧会レポ。前編・後編。前編はキティ展。これから行かれる方には、ネタバレになるので注意。後編は、12月8日で終了した「特別展 はにわ」 。1日で両方巡ったが、記事が長くなったので分けた。

#caution


もう一月前のこととなってしまった。12月初旬、東京国立博物館(以降「トーハク」)を満喫してきた。


自分的にこの年(2024年)の山場を越えたので、平日にオフをとり、「Hello Kitty展 ーわたしが変わるとキティも変わるー」(以降「キティ展」)「挂甲の武人 国宝指定50周年記念 特別展「はにわ」」(以降「はにわ展」)を同時に1日で巡ってきた。自分的にはこれがこの年の「展覧会終い」だった。期待通り充足できた。


はにわ展は、開催を知った当初から楽しみにしていたもの。キティ展の方は、同じトーハクでやってるなら同時に観ておこうと。両者、主役の頭身が低いことと「キャラクター」である点が共通。このあたりはトーハクも狙っての開催だろう。


同時開催なのでよくあるセットチケット(多少割引になる)で行きたかったのだが、キティ展人気殺到により売り切れ状態。しかも当日券の方も、キティ展の方はトーハク入り口での販売なし。行くと決めた展覧会について、いつもなら事前確認は最低限で済ますのだが、今回は別格。用心してやや入念に公式サイトをチェクして正解だった。キティ展は開幕早々のあまりの人気殺到=混雑混乱ぶりがニュースになっていたので。結局面倒だが、当日にコンビニでそれぞれのチケットを別々に購入して向かった。コンビニ発券手数料も2回取られたのには、釈然としないものがある(やり方は間違ってなかったと思うが。。)。

★ハローキティ展 Hello Kitty展公式★



* * *
以降、現地であるいは振り返って思い浮かんだことを、ダラダラと。
特に深い考察はない。写真のセレクトも結構適当。



~会場まで~


平日日中にも関わらず、上野公園はかなりの賑わい。人口密度高し。

人が多いと、マスク処理が大変。。
画像の方も、口元の方も。

はにわ なのは言われないでも分かる。問題はそれで何を訴えたいのか。

トーハクロングショット。遠方入口内に鎮座するキティちゃん。

右側のポストもキティちゃん的デザイン。しかし実際はキティちゃんではなく、トーハク150周年特装(だったと思う)。

キティちゃんの磁力。

直線状に遠近法的に2体のキティちゃんが並ぶ。



~Hello Kitty展@表慶館~


雲が、キティちゃん発するオーラのよう(に見えなくもない)。

ででん。このキティちゃんのポーズ、なんと言うのだろう。専門用語が存在してもよいような気がするが。

あおりアングルで。ライオンとキティ。

このキティちゃんは、何が別のキャラクターに見えなくもない。

入り口手前に、販売グッズの案内ポスター。しかし目ぼしいものはほとんと売り切れ。


中へ。飛び込んでくるグッドデザイン。

はじまりはじまり。

ここまでアップにすると、リボンがキャンディのよう。ってキャンディなんでしたっけ?

最初の展示。ターンテーブルを回り続けるキティちゃん。

最初一瞬、ヒエログリフかと思った。

以降、グッズの山、山、山。

ふりかえって、この展覧会で自分の一番ツボだった展示が、これ。昭和の家電のストレートでパワフルなデザインに魅了される。

なるほど、そうきたか。

なんというか、クールを通り越してぞわっと。真夜中に遭遇したら絶対視線合わせられない。。

ザ・原宿 または デザインフェスタ参加衣装。

解説。わたしには、必要です。

会場である表慶館を、超センス良く使いこなした展示。

ここからコラボ・タイアップゾーン。
正直、いまや、国内で知名度のあるモノでキティちゃんとコラボしたことのないモノを探す方が、難しいのではないかと。このテーマ、Wikipediaに膨大な情報あり。超予習/復習可。

この日、何体・何枚のキティちゃんの写真撮ったのだろう。。。ふと。

ほかのキャラとコラボ。

トーハクとコラボ。

企業とコラボ。

ブランドとコラボ。

キティちゃんオマージュイラストコーナー。

たしかこれが、実質最後の展示アイテム。カルティエ コラボ ウォッチ。

ターンテーブルでくるくる展示

「拡散希望」看板

ここで、一旦表慶館の外に導線が。
なにごとかというと、場内特設ショップ待機行列形成のためのバッファーゾーン!開幕直後はきっと、連日ここがモノスゴイ光景だったのだろう。。。

お陰で初めて表慶館の裏手を散策した。

ショップ手前に安置された癒しの像。ショップ入場待ちで疲弊し荒んだ民衆の心を、無言で癒してくれる。

今回のマイ・ベスト・キティ・ショット(写真)は、これか。


* * *

参考1:この日持ち帰ったチラシ&買った絵葉書。


参考2:実は2022年末にも、ここ表慶館に、キティちゃんは来ていた。トーハク創立150年記念企画で、特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」と同時に開催されていた「150年後の国宝展―ワタシの宝物、ミライの宝物」で出会っていた。残念ながらその時は私はキティちゃんの写真を撮っていなかった。ので、替わりにネット記事を引用する。以下記事の中盤に、その時のキティちゃんの展示風景が載っている。

2年後の今回、キティちゃんの単独ライブというかキティちゃんがピンの展覧会開催となった。すると次は、ゴジラや初音ミクあたりがここ表慶館をジャックするのかもしれない。表慶館のアイデンティティー(?)を、どう見定めるか。


後編「はにわ展」編に続く。

以 上


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何となくUNIX(いしい)
誠にありがとうございます。またこんなトピックで書きますね。