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動物イラストにおすすめの本2(動きの表現)

アニマルイラストレーターのRYoです。

今日は、動物の絵を描く方の為のおすすめの本を紹介します。
動物の絵を描かない方も、猫耳や獣人などといった、動物に関するキャラクターなどを絵を描く方にもおすすめで、今回は動きや仕草についての本ですので、人を描くときにも参考になると思います。


僕が1番参考になった2冊を先に紹介します。

アニメーション・イラスト入門 マール社

アニメーションの動きの描き方の本ですが、イラストもその動きの一部を切り取ったものです。

アニメーションの表現を学ぶことにより、より生き生きとした表現を描くことができるようになります。
どちらかというと、動物の動きでも少し人間寄りの動きの勉強になります。

この本は、キャラクターの描き方から始まり、動きや表情などといった事が書かれていて、キャラクターを描くうえでも勉強になります。
動きに関しては、やはり細かくて、予備動作~動作~反応といったようにコマ送りのように絵が描かれています。
動きの流れや、途中でするちょっとした仕草や表情なんかもイラストの参考になります。

僕は、この本を見るまでは、自分の絵のキャラクターがどうしても大人しくなってしまうことを悩んでいました。
アニメーションの動きや表情などを学ぶと、少しずつ自分の絵のキャラクターが生き生きしていくので、本当に買って良かったと思える本でした。


ジ・アート・オブ ズートピア: THE ART OF ZOOTOPIA (CHRONICLE BOOKS) 徳間書店

ディズニー映画の中でも一番多くの動物が出てくるであろう作品が『ズートピア』で、僕も大好きな作品です。

かなりの種類の動物が、人間のように立って歩いて生活しています。
こんなに自然に動物を立たせて動かしている作品はあまりありませんので、かなり参考になります。

動物のイラストを描くときに悩むことは、人間のように立ったうえで、その動物っぽさを表現する難しさです。
全く人間と同じように動く事もありだとは思いますが、せっかく動物を描くので、それぞれの動物っぽさの表現というものを描きたくなります。
その表現をうまく表現している作品がこの『ズートピア』だと思っています。

そして、この本は物語の設定やキャラクターの設定など、様々な内容が載せられていて、そのキャラクターの動きや仕草などもあり、かなり参考になります。

これらを踏まえたうえで、もう一度作品を観て、今度はそれぞれのキャラクターの動きに注目してみてください。
普段は人間のような動きをしていても。驚いたときに本当の動物の動きに戻ったりするなどといった表現もありますので、是非注目してみてください。

ズートピア MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]

ズートピア (吹替版)


ズートピア (字幕版)


Disney Sketchbook ディズニーアニメーションスケッチ画集 玄光社 

この本はほとんどスケッチです。
ですが、ディズニーアニメの原点であるオリジナルスケッチの画集ですので、 アタリの線なども残っていて、どんな風に描いているのかが分かってかなり勉強になります。
シンプルに見えるけど洗礼された線が良い刺激になると思います。
持っていて損はない一冊だと思います。


その他、まだまだ資料が足りない方には

手塚プロが教える 動物アニメーションの描きかた PHP研究所 


アニメ作画のしくみ〈2〉動物篇 (CG WORLD SPECIAL BOOK) ワークスコーポレーション 


動くポーズ集3動物編 マール社 


動物の絵を描く為の本は、沢山出ていますが、今回は僕が実際に参考にした本を紹介しました。
良かったら参考にしてみて下さい。

では、次回もお楽しみに。


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