YM2612 の和っぽい音声を reface DX で再現してみた
私がかつて持っていたFM TOWNSは、音源の1つとしてFM音源YM2612を搭載していました。設定ファイルが優れもので、128音色(×7種類くらい)のプリセットがありました。
個人的にはこれだけ沢山の音があったら、FM音源で似た音を出す時の参考になるのですが。
この記事を書いているのが3月のなので、なんとなく春を思い浮かべました。
プリセット音色には、和っぽい楽器の音も入っていた記憶がありました。それを reface DX でどこまで再現できるかやってみました。
私のPCに入っているFM TOWNSエミュレータ(以下PC)で音色プリセットを掘り当て、和っぽい音色を探してみました。
35番のKoto(琴)がありました。
早速それを reface DX で作ってみました。
reface DX のLEVEL(トータルレベル)は、大きくしすぎるとノイズっぽい音が入ってしまうので、値をいつもより8少なくしてみました。
あとはアルゴリズム。PCでは変調の仕方が(1)→(2)→[4]且つ(3)→[4]。
reface DX では1〜4の番号が逆だし、並びもちょっと違うので注意しながら設定。
(3)→(2)→[1]且つ(4)→[1]。ああややこしい。
それを踏まえてFREQも設定。PC側の(1)が reface DX の(3)に当たります。
だからフィードバックもこうなります。
エンベロープは省略。鳴る音が出来るだけ「ペンペン」と短くなるように設定しました。
・・・からの演奏。
途中はまあまあ似た音が鳴ったと思いました。
ただ、reface DX に何かノイズがあるような気が・・・。
やっぱりそれぞれの波形をオシロスコープで見た方がいいのかしら・・・。