セーラームーンになりたかった話
ど田舎に産まれ、娯楽がガチでテレビしかなかった私にとって、当時リアタイ放送されていたセーラームーンは私にとって本物の救いの女神であった。
中でもあみちゃん(セーラーマーキュリー)が好きで、変身セットなぞ発売されていなかった当時、画用紙に色鉛筆で着色した髪とスカートをセロハンテープで身体にくっつけて、ひまわり畑で飛んだら跳ねたりして遊んでいた。(なぜ笑)
そんなセーラームーンと同じくらい、キューティーハニーと水戸黄門が好きだったが、この3つには共通点があって、
それは個性豊かなヒーロー集団が、大体放送の後半で「敵をやっつけたり諭したりなどして、困っている人を丸ごと助けちゃう」というところだ。
そして最後には皆笑顔で平和になっているのが、幼いころから好きであった。
少し大人になり、プリキュアが放送され始めた時も、同じ感動と好き!!!を感じていた。
(ひろがるスカイプリキュアはリアタイガチ泣きで視聴)
いい歳になり、世の中の光と闇、善悪、酸い甘い、白黒つけられない現実を経験したり、同じチーム内での派閥争いやいじめなど経験したりなどして、諦めて惰性で生きる方が良いのでは?と何度思っても尚、全力でセーラームーンの様に「月に変わってお仕置きよ!」しちゃいてぇ〜と思う自分に、ちょっと〜もう大人になりなよぉ〜、というかほどほどにしなよ〜と自己ツッコミしてる。
こ〜んなことを考えながら、たまたま入ったカフェの商品受け渡し番号札がセーラーマーズでおったまげてフリーズしてしまった。
レジの人に「こいつぁどうした?」みたいな顔されてしまった。
席に着いたら隣の人はネプチューンだった。
あみちゃんの次にウラネプペアが好きだったので、テンションちょいアゲ〜↑↑