MONTHLY(playlist) 2022/02
目次
鳥 very bird 「鳥Trick」
開歌-かいか-「トランスフォーメイション」
なんちゃらアイドル 「オーロラ (feat. 大高ジャッキー)」
MONDO GROSSO 「STRANGER[Vocal:齋藤飛鳥 (乃木坂46)]」
Vero 「Cupid」
Alt-J 「The Actor」
Predawn 「New Life」
MAINAMIND 「ナイトクルージング」
LNDFK 「Smoke - A moon or a button」
Akira Shimooka 「みずをくみにいく」
・鳥 very bird 「鳥Trick」
『くぴぽ』を手掛ける服部真希プロデュースの、ゆいざらすとおきんとんから成る2人組アイドルユニットのオルタナティブ・アイドルポップの傑作。
作詞・作曲・編曲はここ数年オルタナアイドルポップ傑作を量産中の佐々木喫茶。そして間違いなく、この楽曲は2022年ベスト級の出来栄え。
宇多丸も2022年間ベストに絶対に入れると思います。
・開歌-かいか-「トランスフォーメイション」
青木眞歩・佐々木亜実・南雲咲楽・渡邉陽からなる、鮮やかに咲くような歌声を届けることがコンセプトの4人組アイドルグループの作詞:横沢ローラ、作曲・編曲:工藤拓人のオノマトペルによるsora tob sakanaファンにおすすめの楽曲。楽曲プロデュースはメンバーの青木眞歩が担当。
オサカナロスで寂しかった楽曲派アイドルオタクには嬉しい楽曲。
・なんちゃらアイドル 「オーロラ (feat. 大高ジャッキー)」
あおはると御茶海マミからなる2人組アイドルグループがSUPER STUPIDのギター大高ジャッキーを迎え、作詞:柚木隆一郎(エルマロ)、作曲・編曲:大高ジャッキーで制作された90's臭の懐かしさを感じるオルタナティヴ・アイドルソング名曲。
・MONDO GROSSO 「STRANGER[Vocal:齋藤飛鳥 (乃木坂46)]」
MONDO GROSSOこと大沢伸一が乃木坂46の齋藤飛鳥を迎えて発表したシューゲイザー楽曲。一部界隈がどよめいてましたね。
以前から囁かれていた齋藤飛鳥とシューゲイザーの相性が非常に良い事を証明した作品で、かつMVも曲名とサウンドがそうなので、ソフィア・コッポラ『ロスト・イン・トランスレーション』を意識した作りで、マイブラ、シューゲイザーファンなら反応せざる得ないMV。
・Vero 「Cupid」
ストックホルムを拠点とするガールズ3ピースバンド『Vero』による、ソニック・ユースを想起せざる得ない不協和音のギターノイズと90'sオルタナサウンド。
・Alt-J 「The Actor」
イングランド出身のエクスペリメンタル・スリーピース・ロックバンド「Alt-J」。この楽曲について彼らは、
「1982年のハリウッド。また一人、希望に満ちた若い映画スターが、"夢"を求めてやってきた。LAで最も有名なホテルで、絶望、ドラッグ、死の物語が展開される。それが "The Actor "だ。」と語っています。
俳優の故ジョン・ベルーシと薬物中毒との闘いを描いた歌詞を霞がかった無重力状態のようなサイケデリックなサウンドで美しく表現している。
・Predawn 「New Life」
シンガーソングライター 清水美和子のソロプロジェクト『Predawn』による、歌い出しからわかるようにRadiohead「No Surprises」オマージュな作品。
・MAINAMIND 「ナイトクルージング」
大阪☆春夏秋冬のリードボーカルMAINAのソロ名義MAINAMINDによる、プロデュースおよびクリエイティブディレクションに加茂啓太郎、アレンジに大林亮三(SANABAGUN、RYOZO BAND)を迎えて制作されたフィッシュマンズのカバー曲。
ボーカルとサウンドがぶつかり合ってたグループ時代の音と違って、ソロは彼女の歌声を生かした抑えたアレンジが秀逸。さすが、加茂啓太郎と言うべきだろう。
・LNDFK 「Smoke - A moon or a button」
イタリアのナポリで育ったプロデューサー兼ソングライターLNDFKの、ジャズ、ネオソウル、エレクトロニック、ヒップホップの影響を独自にブレンドした、1曲で3度美味しいメロウな傑作。
Gilles Peterson & Tom Ravenscroft (BBC), NTS, Worldwide FMなどのラジオ局からサポートを受けているのも頷けます。
・Akira Shimooka 「みずをくみにいく」
Analogfishの下岡晃がAkira Shimooka名義で発表したソロ曲。エレポップ的なキラめく音色とスポークンワード。
バンドサウンドとは一味違ったサウンドで新鮮。