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野生の蚕は音と言葉を紡ぎ己の世界を創造する
言葉を連ねる前にこの動画を観て欲しい。
キヌを認識したのはアルテマ音楽祭♯2だ。別のアーティスト目的で視聴していたのだが、ポエトリーリーディングと言うこの界隈のリスナー層にはおおよそ刺さるとは思えないジャンル。余りにも強過ぎるメッセージ性と世界観。筆者は蜂の巣の如く心に刺さったのだが、この子は余りにも人を選ぶなと思ったのが正直な所だ。
音系バーチャル蚕などを自称するキヌだが、上記でも示した様にポエトリーリーディングと言う音楽ジャンルと言葉を多分に使った3Dを含んだアートワークの融合された動画作品とVRCなどでのVRLIVEが活動スタイルだ。
一時期様々な事例があり各所で見られた言葉だがキヌは自身の作品に練り込んで訴え掛けていた。(筆者は生きていると言う事は死ぬ事も当然あると言う事だなと最近の卒業引退ラッシュに重ね合わせてしまったのだが…)
紲星あかり名義を使用した楽曲も幾つかある。
先にも言ったが決して万人受けする様な作品群では無いが、少しでも琴線に触れたらこの野生の蚕の行末を見てみてはどうだろうか。可能であればVRでキヌの世界に触れて。
(画像はキヌさんの動画スクリーンショットを利用させていただいてます)