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私が教会でマイノリティになった話2

薄々気付いていましたが、あえて知らないふりをしていました。
私の所属する教会が信仰と共に社会と接点を持ち続けていく信念を持っている。それが私の思想心情と正反対でした。

牧師先生いわく、教会が保守的な教派になればなるほど、社会と乖離していく傾向があるそうだ。信仰は信仰、社会は社会。カルト宗教ほど酷くはないものの、教会によって信仰と社会との関係が希薄になっていく。

そして我が教会は、既成概念に問われることなく、聖書を解釈していくリベラル派で社会と積極的に接点を持っていく……平和や反原発、非差別を謳っており、教職者の説教や信徒さんの話を聴きながら『あれ? この教会って左派の人が多いのかな?』と……。

で、ものの見事に予感は的中。
それが前回のお話です。私が右派と言うのはちょっと語弊があるかもしれません。右寄りの中庸、かな。支持政党は『国民民主党』だし。まぁ右に寄っているのは変わりないので、教会からはしっかりと右派と思われてます。そして主に原発と戦争絡みでよく意見対立してます。

原発が再稼働してもらわないと、私は仕事を失うかもしれないし、主人の病気治療にも影響が出るでし、生活成り立たないです。

中国や北朝鮮、ロシアの脅威がチラチラしているのに日本が丸腰だったら、攻められるじゃないですかー日本は武器を持たない平和な国なんですよーって言っても隣国は勝手にミサイル撃ち込んでくるは、目と鼻の先に空母を置いておくは等々……兵器使用運用がダメなら、インターネットなんてやめた方がいいですよ。あれは元々軍事運用するためのネットワークから発展したものなんですけど……言おうものなら、ぼっこぼこにされるんだろうなぁって被害妄想全開で、チベットスナギツネみたいな顔して、話を聞いています。

これで私が黙って聞き流せる性格だったら、牧師先生も心配されたりはしないわけで……気に入らないことはに躊躇いもなく反論する性格です、私。(最近は分別は覚えたけどね!!)

不思議なもんです、結論は一緒なはずなのにプロセス違うだけで激しい論戦バトルです。牧師先生に何度噛み付いたのやら。

今は正式なクリスチャンじゃないから、大目に見てもらっているのだと思う。これで受洗をすれば、正式に教会員となるわけで、信徒さんとの関わりの中で議論からキツい言葉を言われることが往々に出てくること確実。

私がそれで傷ついて教会へ来なくなる。

口をつぐんで、黙って耐えて、そしていつか耐えられなくなって教会へ来なくなる。

……ことを牧師先生はものすごく心配されてた。牧師先生は、私を『うわ、こいつめんどくさい』って思われてても、仕事?として接するから、言葉は選んで優しく諭してくれる。一般の信徒さんはそうじゃない……ってことです。議論はしてほしい。けど、双方で加減ができなくなったらまずいことになるんだろうなぁ。私は言葉と手も早いし。

かと言って、教派が右派の教会へ、とは全く考えていないから、余計頭が痛い問題になっている。

最近ネットで色々助言をいただいている牧師に相談したら私みたいなのはいないわけじゃないけど、レアケースなんだとか。やっぱりキリスト者は左派が多い。

そもそも教会員として認められるのかも謎。所属教会は受洗に関しては慎重で長期間しっかり勉強して、役員会面接を突破して、晴れて洗礼式。
役員面接でなにを聞かれるのかは謎だけど、政治的なことを聞かれたら一発でアウトな気がする。

本当、神は私に何をさせようと考えているんだろ?

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