#463 フリーランスの具現化力
はじめに
この記事は
と
を参考に作成していく。
具現化と言われても、いまいちぱっとこないかもしれない。要するに、形にすることだ。今回の記事では、フリーランスとして具現化する必要性や方法などについて書けたらいいと思っている。
1 フリーランスの具現化するもの
まず、フリーランスとしての働き方とは何か。という所から始まる。その働き方は、フリーランス以外の働き方との比較でも定まっていくと考えた方がいい。
特に、日本は高度経済成長期に終身雇用制度と言う制度の中で就職と言う雇用形態の定式概念のもとで仕事をしてきた人が大半となる。つまり、仕事とは勤めるものだと言う固定概念からスタートする。
よって、個人事業主、フリーランスということは、仕事としてのイメージがわかない。つまり、それらの時代を生きてきた人が多くいる時期では、それら以外の働き方のイメージが沸かない。
実際、会社組織でも代表は存在するが、代表の働き方がイメージできないのと同じことだ。つまり、代表が雇用されていないとなると、仕事の大半は雇用されることになるが、必ずしも雇用されている人が全てではない。
しかしながら、雇用されている人の割合が多かったために、働き方のスタート地点自体が、就職と言うことになってしまった。そして、景気が良くない時代に起業をすることよりも非正規として働くことへのイメージが流れた。
けれど、仕事とは、顧客の問題解決をすること、問題解決へと近づけていくことと言うことを基本原則に置くと、仕事の形態が雇用される、雇用されないということは、また別の話になる。
単に、雇用されている人の数が多かったために、仕事は就職をして顧客の問題を解決すること、問題解決へと近づけることと言う固定観念を持ってしまっただけだと言える。
つまり、就職をしてと言うところの枠組みを外せば、顧客の問題解決へと向かえば仕事になっていくと言うことが言える。つまり、仕事をする上では、商品を作ると言うよりは、まず顧客の問題を理解する所から始まる。
特に、経済成長期を挟み、色々と商品が沢山作られた。すでに、生活をするための必要な商品はおおよそ出回っているとも言える。もちろん、より良くするための商品開発は行われてはいるだろう。
しかし、それらはあらゆる物を組み合わせて作るものであり、会社組織として工場などを活用できた方が、製造がスムーズである。フリーランスがそのような商品を開発するのは、具現化の形としては適しているとは言えない。
その商品も行き着く先は、顧客の問題解決の方向だ。そして、そこを核として、軸となっていれば良い。では、どのような問題解決をすればいいのかと言うことだ。
まず、考えられることは、物や情報があり過ぎるということや多いと言うことへの問題だ。それはすでに、頭の中が整理できない程に多くの物や情報に触れているとの解釈もできなくはない。
つまり、頭の中を纏める作業が必要とされる。顧客の頭の中を纏めることができれば、物事を良い段取りで進めていくことが可能となる。そう、フリーランスの具現化するものはコンテンツであることが多くなると言うことだ。
となると、フリーランスの働き方の答えもなんとなく見えてくる。それはフリーランスの働き方とはコンテンツを作ることから始まっていくと言うことが見えてくる。もちろん、そのコンテンツは利用できないといけない。
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