行政書士試験の合格通知書が届きました。
合格通知書が届きました。
得点は択一式で194点、記述式で26点の合計220点でした。
(前回は154点で不合格でした。今回230点くらい行くかなと思ってましたが、、調子に乗り過ぎでした。笑)
今年は記述の採点が厳しかったと言われていますね。
今年の試験の概要は全国で、
受験申込者数 54,847人
受験者数 41,681人
合格者数 4,470人
千葉県でいうと、
受験申込者数 2,596人
受験者数 2,013人
合格者 232人
でした。全国的に合格率は10.7%で、ここ数年受験者数は増、合格率は減の傾向にあります。
社会情勢が不安定になったり、景気が悪くなると、資格試験の受験者は増える傾向にあるみたいです。
行政書士の試験は300点満点中、180点をとれば合格できるという試験です。60%をとればよいのですから、そんなに高いハードルには見えないかもしれません。
が、実際勉強したことがある人には分かるはず。
これがなかなか難しいんですねー。
なので今回は、「勉強1年目と2年目で変えたこと」を書こうと思います。
今回残念だった方も、今年資格試験にチャレンジしてみようという方も、参考になればと思います。
1年目と2年目で変えたこと①正しい勉強法で、合格するための勉強をすること。
合格するために必要なことは、『気合、努力、根性』ではありません。
俗にいう受験テクニックです。
試験に出題される法令は幅広いので、すべてをカバーするのはとても無理です。試験に出るポイントだけをしっかりと習得することが大切です。
出題分野
・基礎法学
・憲法
・行政法(行政手続法、行政不服審査法、行政事件訴訟法、国家賠償法、地方自治法)
・民法
・商法/会社法
・一般知識(政治/経済/社会、情報通信・個人情報保護法、文章理解)
『100の曖昧な知識より、10の完璧な知識』の方が、試験ではよっぽど役に立ちます。
予備校と独学ではここが大きな差ですね。予備校は勉強スケジュールを組んでくれるし、重要/不要な知識の判断を自分でしなくていいし、わからないところは理解できるまで質問できます。
自分は独学に向いてないという自覚がある方は、お金を払ってでも思い切って予備校に通うことをおススメします。
「時は金なり」です。
1年目と2年目で変えたこと②頑張らないこと。
言い換えればこれは、習慣化、ルーティーンです。
頑張るって大変ですよね。非常に疲れます。
行政書士に合格するための勉強時間は大体1,000時間と言われてます。
勉強を日常に習慣として取り入れる事が出来れば、頑張ろう!と気負うことなく、自然と毎日何時間も勉強出来るようになります。
私のルーティーンは、
①週3~4回は朝5時頃から活動しているので、朝8時までの3時間はワイヤレスイヤホンで体を動かしたりしながら、講義動画などを聞き流します。
↓
②通勤で毎日車に3時間ほど乗るので、声に出しながらひたすら暗記。
↓
③夜は家に帰って子供とお風呂に入って、ご飯を食べて、ファミレスで2時間ほど問題集を解く。
といった感じです。
そのうち勉強が楽しくなってきたり、
(この問題のおかげで試験に合格して資格を得ることができるんだ…謝謝。)と、なぞの勉強's ハイになります。(笑)
私はまさに試験本番真っ最中に勉強's ハイになりました。
問題を解き進めるにつれ、
(あー、2年間勉強漬けだった日々がこれで終わっちゃうんだー、、何だかんだ充実してたなー。)
とか、
予備校で絶対出ないと言われてた分野が出題されたときは思わず、
「おい、嘘だろ。笑」と独り言を漏らしたり、
とても楽しく試験を受ける事ができました。
とにかく精神的負担を減らすことが結構大事です。
周りの人たちに「受験します!」と宣言し、退路を断って自分を追い込むやり方もありますが、下手すると病みます。笑
自分はプレッシャーは感じたくなかったので、あまり周囲には言わずにコソ勉しました。笑
勉強1年目と2年目で変えたこと③暗記を徹底した。
よく暗記と理解のどちらが大事か?という話がありますが、
圧倒的に暗記の方が大事です。暗記があってこその理解ですね。
勉強2年目は、必殺の単語カードを使いました。(悪魔的に字が汚いです。。)単語カードを作成するのに時間がかかってしまいますが、かなり効果的だと思います。勉強は効率的より、効果的を意識しましょう。
この単語カード3つで試験に合格したと言っても過言ではないくらい、100%完璧に仕上げて試験に臨みました。
法律用語の定義や、問題集などでよく間違える内容を集めたものです。
試験時間は3時間もあるのですが、普通は必死に解いても時間ギリギリです。
ペース配分でいうと、択一式の問題1つに割いていい時間は約3分です。
選択肢が5つあるのですが、1つ目の選択肢で正解だと確信したら、残りの4つの選択肢は見もしないで次の問題に行けます。これで約2分くらいはカットできるので、暗記の精度を高めるとかなり時短になります。
(この技を鬼滅の刃の霹靂一閃と名付けていました。笑)
これで2年目は、本試験の途中にトイレに行けたくらい時間の余裕がありました。
以上が、1年目と2年目とで変えたことです。
もちろん、1年で合格したかったですが、社会人になって久しぶりに資格の勉強を始めたので、1年目は自分のライフスタイルと勉強の折り合いのつけかたや、勉強法を知るための1年目だったと思います。
なので、もし今回残念だった方も、絶対1回で諦めたらダメです!
1年目ではしなかった事が、自分に足りないものだと思うので、独自の勉強法などを考えて、是非2年目もチャレンジしてみてください!!
ではまた!
끝
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