We Only Live Once
さんがつはいつも「またね」のきせつ
それなのにその「またね」に「またね」はにどとなく
きせつがいくらめぐっても
きせつはいつもめぐらない
「またね」のそのあと
あたらしい「またね」とであっても
ほらまた「またね」がまっていて
はるはいつも いちどきり
けさのかじつはあまずっぱくて
いろんなかたちがまじりあっては
なかなかとけずにくちのなか
いつかの「またね」があふれてきては
ひしめきあってきえてった
めぐりはしないさんがつたちのそのあじに
わけもわからずなけてきて
きっとこれもいちどきり
わたしのきもちもいちどきり