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【受験一択】ローの生活と予備試験の両立 受験メリット編

どうも、シホシケメイツです!
 今回からは予備試験と東大ローの生活の両立方法です!まずは、ロー生が予備試験受けるメリット編です。在学中受験が始まり、予備試験を受ける理由が薄れつつあり、そもそも予備試験を受けるか迷われている方もいらっしゃるかと思います。ただ個人的には受験を強くお勧めします。予備試験を既修1年目で受けるメリットとして、
1.インターンの機会獲得
2.就活での評価
3.次年度の経済的、時間的余裕の創出
4.司法試験も見据えた勉強のペースメーカー
5.受験資格、修習要件の確実な獲得
これらが挙げられます。
また、最後に両立可能を示す実績に軽く触れます。

1.インターンの機会

 これは、ウィンターインターンのことを指しています。ロー生はサマーインターンに参加することが可能ですが、サマーの書類審査を通過するには極めて高いGPAが要求されます。これは従来に比してさらに高いものが求められるようになっていて、それは早期卒業制度の開始の影響です。ロー生の母集団に、若いのに加え高いGPAを持った早期卒業生が流入することで、その競争は一層厳しくなりました。インターンに参加できないと内定を得ることが極めて難しくなるため、サマーを逃すような中位GPA層にとっては、予備合格者のウィンターだけが頼みの綱になるわけです。

2.就活での評価

 予備試験の合格実績は法的知識や思考力を証明するものですので、就活でも重宝されます。学部予備に比べれば劣りますが、ないよりかは当然プラスに働くと思われます。予備試験で相性のいい問題が出て、順位が跳ねた場合はなおさらですので、挑戦する価値は高いです。

3.次年度の経済的、時間的余裕の創出

 どちらにせよ次年度の司法試験を受けることになるわけですが、予備試験に合格した場合は、ローの卒業が不要になり、授業の予習や出席に時間を割くことも、授業料を支払うことも不要になります。これらのリソースを司法試験対策に充てることで、司法試験の準備をより万全なものにすることができます。

4.司法試験も見据えた勉強のペースメーカー

 予備試験は7月、9月、1月と、一年を通して試験を受け続けます。コンスタントにチェックポイントがあるため、絶えずそれぞれの試験に必要な力をつける動機付けができ、勉強に身が入ります。どれだけやっても足りない、間に合わないという危機感に追われて詰め込むため、何もチェックポイントがない場合に比べ、伸びは異次元だと思います。そして司法試験にその力は直結します。

5.受験資格、修習要件の確実な獲得

 受かっても落ちても、予備試験の勉強をしていれば卒業や在学中受験資格の要件となる科目の理解も進みますし、そちらの要件充足も容易になります。また、前述のように予備試験に受かれば、在学受験要件や、修習のための卒業要件に追われること自体なくなりますので、確実に次年度の司法試験を受けることができます。

?そもそも両立可能なのか

 東大ローでは各クラス55人中10〜15人の予備試験合格者が出ています。私を含め東大ローのブロック分けで1ブロ(上位25%)に入ることと両立している人も多く、ローの授業と予備試験の両立が可能ということがわかっていただけるかと思います。
 さらに、予備試験の日程が2ヶ月ずれたことで、論文式試験の直前が夏休みにあたり、最大限の時間を割くことができます。
次回以降の記事を参考にしていただければローの生活と予備試験の両立はできますので、是が非でも予備試験に挑戦しましょう!


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