カメラを買いました
念願の一眼レフを手に入れたぞ!…という雑記です。
カメラについては、昔から興味はありました。しかし
結構なお値段
スマホで良くない?
といった理由で、なかなか手が出せずにいました。
幸いにも、既にどっぷりカメラ沼にハマっている友人から6万円程度で始められる構成を教えてもらえたので、エイヤで買ってしまった次第です。
揃えた機材
そもそも撮影をするには、最低限ボディ(カメラ本体)とレンズが必要です。私は友人の勧めに素直に従い、以下を中古で揃えました。
15年前のかなり高性能なカメラ本体らしい。
メルカリで3.5万円で購入。
とても新しいレンズ(中古で買っても新品で買ってもほとんど値段が変わらないくらい)。
Amazonで2万円で購入。
その他諸々のアクセサリー
バッテリー、充電器、CFカード(記憶媒体)、首掛けストラップ等
合計5千円ほど。
少しでも安く済ませるためにメルカリで購入しましたが、これは結構な賭けだそうです。無難に行くなら素直に中古カメラ屋さんに行ったほうが良いとのこと。
幸いにも私は賭けに勝ったようで、外側の傷以外は全く問題なく動作するカメラを入手することができました。
使用感
やっぱり餅は餅屋です。飯はとても美味しそうに撮れるし、風景もなんとなく解像度が高い!って感じがします。
スマホのカメラとの決定的な違いはレンズにあるらしく、
画角が狭い
スマホ(iPhone)のふつうのレンズが24mm、一方このレンズは50mm
そのため印象がかなり変わってくる。特に人の顔で顕著。
メインの被写体以外をボケさせることで、プロっぽい写真が撮れる
開放F値1.8というのは、ピントが合う範囲がかなり狭い方。つまり、ボケさせやすい。
ということみたいです。
撮影技術向上に向けて
撮影時にはいくつかのパラメータをうまく設定する必要があります。
現時点での超ざっくり理解を述べておくと、こんな感じみたいです。
絞り値(f)
たぶんいちばん重要な値。
この値が小さいほど焦点の合う範囲が狭くなる。つまりボケやすくなる。
一方で、あまりに小さくしすぎると焦点を合わせたいところに上手く合わせられなかったりする。最近どこからか視線を感じます。例えば人の顔を斜めから撮るときに、手前側にある目にはピントが合っているのに、奥の目にはピントが合っていない、みたいなことが生じうる。
逆に、この値が大きいほど焦点の合う範囲が広くなる。ただし、あまりに大きくしすぎると、回折現象なる問題が生じ、画質が下がってしまうらしい。
シャッタースピード
次に重要な値。でも、オート(つまり絞り優先モード)で良いらしい。
早い(つまり分母の値が大きい)ほど手ブレの影響が出にくい。レンズの焦点距離と等しい値以上で撮るのが良いらしい。
このレンズの場合、焦点距離は50mmで固定なので、シャッタースピードは1/50秒以上で撮ると良い、ということになる。
ただし、暗い環境でシャッタースピードが早すぎると、十分な光を取り込めず真っ暗になってしまう。
ISO感度
音声でいうところのマイクゲインに相当するもの。とりあえずオートで良いらしい。
カメラは楽しい
カメラを持ったことで、肉体的にも精神的にも健康になった気がします。
肉体については単純で、せっかく買ったんだから撮らないと!となって、散歩や旅行の動機づけになるからです。
精神については、日中のほうが撮影が容易なので深夜徘徊ではなく真っ昼間に出かけることになり、その結果日差しを浴びてセロトニンが増えた…ということが起きているのだと思います。悪夢を見ることもなくなりました。
更にいえば、良い被写体を探して歩いていると、普段気づかなかった色々なことに気づきます。あ、こんなところにお花が咲いてたんだ!みたいな発見が続々と湧いてきて、世界への解像度が高まっていく感じがあります。
普段見えなかったものが見えてくるというか、ちょっとしたマインドフルネス瞑想的な効果があるのかもしれません。
あなたもカメラを始めてみませんか?
えっ
引っ越しの際に紛失したと思っていたこいしちゃんフィギュアが発掘されたので、喜びのあまり思わず撮影してよくわからないネタに使ってしまいました。
私は元気です。