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武蔵村山商工会・商業部会の視察研修

街のあちこちで鬼打ち豆が踏み砕かれている立春の朝。
野良のカラスの皆さんも今朝はごちそうだったことと思います。
昨日は所属する武蔵村山商工会・商業部会の視察研修で、
立川グリーンスプリングスでの総勢20名のツアー幹事をさせていただきました。

立飛のご担当者さまにご案内いただき、
自称「おじさん」たちが金曜トワイライトタイムの素敵な街区をそぞろ歩く姿はインパクト大
ホテルやホールやテナント内部までは今回は見学できませんでしたが、
都の創業支援施設のスタハは、コミュマネの山本さんにしっかりご案内いただけたので、
みなさんじっくりご覧になっていただけました。


無料とはいえ、登録していないと中々入れない場なので、
急遽リクエストにお応えいただいたスタハさまには大感謝です。

私が起業コンシェルジュを務めさせていただいていることもあり、
「創業支援施設」というものを、ご商売されているみなさんにも
身近に感じていただけたようでした

懇親会は錦町商店街でお世話になっている「Bistro flat」の系列店で、
イチ押しのS.E.C.さまにコースをお願いして、
美味しいお料理と雰囲気を楽しんでいただけました。
MM MM MM MM MusashiMurayama MM

さて、武蔵村山にとって立川は「近くて遠いまち」
交通が不便なディープな地域は特に、
わざわざ立川まで行かない人が多いと思います。
(バスで片道500円ほどする上に本数も少なく1時間以上かかる)

モノレールが延伸されたらもっと外に出る人、訪れる人が増え、
街が発展するイノベーションが生まれるのかな。。。
まちひとしごと地方創生法から総合戦略に変わったH27年から
参加している「まちひとしごと総合戦略推進会議」、
私は8年参加させていただいていますが、なかなかホントにめちゃくちゃ難しい…
市民や会議が何を言っても「NGベース」での議論です…

現在は、まちの中心がイオンモールなので、市独自のまちづくりというより、
市内からも市外からも「モールに来るまち」になってしまっている気がしています。
何のイベントやるのもイオンで…は、場所の便利さもあると思うけど、
結局はイオンに人を呼んでいるんですよね。
もちろん悪いことでないし、WIN-WINだと思いますが、
もっと自治体として「まちを目がけて来てもらう」にして行く必要があるだろうな、
とあらためて感じました。

カタクリ温泉も誰も指定管理者が手を上げず一時閉鎖に追い込まれてしまったし。
もったいないなぁ…
グリーンスプリングスは、街区の整備にあたって様々な厳しい制約があったものの、
非採算ベースで立飛HDという地元デベロッパーが
「街区で立川の市格を上げる」と開発されました。

非採算事業でもこうしてチャレンジされたのは、
市格を上げることで立川市内に広がる自社の広大な土地の価値を上げることと、
地元貢献を目的とされていると。
だからこそ、単に商業施設を作ってテナントを入れてペイできるようにするという
ベクトルではない、ここにしかない「Well-being な街」を作れたと思います。

立川のまちのあり方は、立飛HDという非上場の大企業の影響はとても大きく、
特殊なケースと思いますが、そこから学べることは多くあるとあらためて思いました。
いつもは立川をホーミー視点で見ていますが、
昨日はムラヤマ視点からグリスプを見ることで、
まちのあり方について色々考えられた良い機会でした。


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