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先日、FBコミュニティのオンラインイベントにトークゲストとしてお招きいただいた際、
この時期ということもあり、じっくり考えてしまったご質問がありました。

長編になっちゃいましたが、私なりの愛と平和についてお読みいただけたら幸いです。

【敵を作らない】

「森林さんはどうして『敵を作らない』でやっていくのか、いけるのか」というご質問に、
咄嗟にうまく返せず。
自分にとっては意識しているというよりそれが規範だったので
「基本私はLOVE &PEACEだから」的な答えになってしまいました。

もちろん私にも、苦手だったり、好きじゃない人はいます。
でも、それを「敵」とみなすかと言われたら、それは全く違う話だな〜と。
もちろん、心理的にも物理的にも、
思いがけずいきなり距離を詰められたり攻撃されたとしたら、
ストップ〜!と拒絶しちゃいますが。
逃げられない状況、距離を取れない状況での攻撃は恐怖でしかないですよね。

でも、バチバチにとんがってたギザギザハート時代ならまだしも、
それなりに大人になった今は、自分の正義が相手の正義ではないということは理解してるし、
近づくと危険だなと思う人には自分から距離を取るので大して問題ではないです。
私に近い人ならご存知かと思いますが、
身近な人に対して怒ったりすることは、よっぽどのことがない限りありません。
(不条理な社会の仕組みや体制、融通が効かないことなどにはよく怒ってますけど💦)

でも、自分が気に入らないからと言って戦いを挑んだり、
相手に嫉妬して相手のものを奪おうとしたり貶めようとしたり、
力で相手を支配しようという思考は全くありません。

なので、この質問に対してのストレートな答えは
「自分から誰かを敵とみなさないから『敵を作らない』」なのではないかと思います。
敵を作ると、きっと敵が敵を呼んできそうだし、
対立構造ってめっちゃエネルギーを使うし、悪い気も呼んできそうで良いことないなと。

逆に、自分はそう思っていなくても
相手が私のことを「敵」と思っていたりすることもあるかもしれない。
でもそれは相手の問題なので私の課題とは切り離します。
しかも私そういうとこ鈍感なほうだし、仕方ない😓

ちょっと違うかもしれないけど、
以前、某NPOのカリスマ代表が「仮想敵をつくることで団結力を高め、
支持者を増やすのだ」と教えてくれましたが、確かに心理学ではそうしたセオリーがあり、
効果があるのでしょう。
でも、あえてネガティブなモチベーションに拠らずとも、WIN-WINでいいじゃんねと。

【敵、というか暴君】

自分の善は相手の善ではなく、価値観もひとそれぞれ。
許せる許せないの基準値もみんな違うのは当たり前です。
でも多様な価値観をみとめあう相互尊重は、
人として社会の共通のルールや規範、秩序、平和、良心の上に立ってこそだと思います。
(そうでないと犯罪や暴力なども多様性の受容になってしまう)

この世界には、おかげさま、おたがいさまの心を忘れ、
我利我欲、自己愛に捉われ、ひたすら突き進んでしまう暴君がいます。
暴君の価値観、負のパワーは周囲を巻き込み、内外に被害者を増やしていきます。

「自分は正しい」と主張し、「自分の正義」を撒き散らしながら
相手の領域を侵略、相手の尊厳や力や命を奪い、恐怖と諦めで服従させようとする暴力。
その暴力は、相手に対してだけでなく、
いつか自分にも鋒(きっさき)が向くことに気付かないのでしょうか。

【暴君にどう立ち向かうか】

一方、侵略された側は、刀を納めることができない暴君にどう立ち向かえばいいのか。
人権・平和意識も高まり、情報社会の現代は、力に力で対抗して戦闘を長引かせ、
双方に犠牲者を多く出しながら徹底的に武力で打ち勝つ時代ではありません。
戦の勝ち負けより、双方の血が流れることを食い止め
「一刻も早く社会に安寧と秩序と平和を取り戻すためにどうするか」を
考えることではないかと思います。

そのためには周囲の理解と協力を仰ぎ、賛同者や応援者を増やし、
知恵を出し合い、理性と秩序で暴君にNOを表明し、
復興と再興のビジョンを持ってみんなで進んでいかねばなりません。

暴君は滅びても、国民は平和に暮らせるようにならないとだし、
暴君に騙されてきた人たち、気づかないうちに暴君の被害者となっている人たちの目が、
真実に向くようにもしないとです。
変えられない過去より未来に目を向けて、
平和な社会をつくっていけるように周囲が協力し、
愛と希望を持って支援することが必要と思います。

戦争にはお互いの大義名分はあることと思いますが、
私はどんな理由であれ、自国民、他国民の命と尊厳と財産を奪う暴力、戦争には絶対NOです。
NOを表明した上で、「やられたらどう立ち向かうのか」を考えたい。
日本は他人事にしていられないと思います。

【愛は勝つ】

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自分はほんの小さな組織のリーダーだけど、
リーダーとしての私の役割は、自社のメンバーの平和と安寧な生活を守り、
仲間と世の中に貢献できる幸せ、そして誇りを持って働いてもらうこと。
平和を守る小さなリーダーが集まれば、大きな潮流になると思います。
だから私は他者を攻撃して自分の利益を得るような、
自分さえよければ、自社さえよければ、という思考には絶対になりません。

ひとりの社会人として、母として、平和な未来をつくるために
周囲の人たちと共に愛を持って「敵を作らず」、
最期の日まで息子に恥ずかしくない生き方をしたいとあらためて考えたのでした。
必ず最後に愛は勝つ、とKANちゃんも言ってました。

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#PEACE  
#standforukraine
#愛は勝つ  
#AllYouNeedIsLove
#CsPLACE

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