絶望名人「フランツ・カフカ」
劇場版「刀剣乱舞」を見て以来、鈴木拡樹さんにハマり。
出演作品を色々探していたら見つけた。
「カフカの東京絶望日記」
日常の、多分何てことない
一つ一つがカフカには絶望。
落ち込み過ぎていつも
胃を痛めていたり。
自分自身を非難してばかりで
小説家として食べていく事も出来ない。
ネガティブまみれ
愚痴まみれ。
そんなカフカが何故か
2019年の東京で絶望するドラマ。
面白すぎてカフカさん自身に
興味を持ってしまった。
「絶望人間カフカの人生論」
https://books.rakuten.co.jp/rb/11418001/
思わず笑ってしまった一文をご紹介する。
❝ ミルクのコップを口のところに持ちあげるのさえ
怖くなります。
そのコップが、目の前で砕け散り、
破片が顔に飛んでくることも、
起きないとは限らないからです
――ミレナへの手紙 ❞
引用おしまい。
ミルク飲む時にコップが割れて
破片が飛び散るかも、と心配した事は
なかなかないのでは?
私の中で一番、カフカさんという人は
ありえないと思える事も日々心配して
不安に駆られて生きていたんだな、と
この文章が腑に落ちました。
カフカさんの絶望はあまりにも極端で
そんなに自分を責めなくても・・。
悲観しなくてもいいんじゃない?と
広い視点で見れると共に。
とてもポジティブになんかなれない。
苦しい日々を送っている人には励みになる。
ここまでとことん、心配して悲観して
ネガティブに浸ってみるのも
時には必要なのだろう。
無理して明るく生きる必要なんかない。
前向きに歩かなくていい。
そんな頑なな姿勢を
カフカさんに見る事が出来る。
彼の小説を読んだことがないので
読んだらまた感想を書きます。
今回はここまで。
ありがとうございました!