愛鳥週間のikuyo音楽レッスン&クラフトレッスン2,3,4,5歳クラス

画像1 今週は愛鳥週間だったので、バイリンガル保育園2,3,4,5歳クラスの私の音楽レッスンでは「ことりのうた」を歌い、クラフトレッスンでは歌に出てきた小鳥を好きな色で作ってもらいました。ことりのうたって、私も幼稚園児のときに歌ったけど、今回改めてすごいなと思ったのは、園の隣の木で「チチチチチ! ピピピピピ!」と、歌と全く同じリズムで会話してる鳥のカップルがいたんです。作詞者と作曲者の方は、もしかしてこれを聴いてこの歌詞とメロディとピアノ伴奏を作ったのかな…
画像2 音楽の調(キー)って絵や写真と同じで、その調独特の性格・雰囲気・色彩の明度や彩度があると私は思っています。この曲の保育用の楽譜はいくつかあって、弾きくらべてみて私はキーをハ長調(popsでいうCのキー)のikuyoアレンジで弾きました。理由は、小鳥達&子供達のの無邪気な可愛さには、キラキラした明るいCキーがぴったりだと思ったから。(私は自分が歌うときは穏やかなDキーが好きです)
画像3 先にも書いたように、この曲は小鳥の鳴き方のリズムや音・生態・習性も、子供にもわかるようにものすごく正確にとらえて表現してることを、今回自分がレッスンしたり原曲やいろんな編曲者の編曲を惹き比べてみて改めて知りました。極めつけは、それでレッスンした週は、子供達を散歩に連れていった公園でも小鳥の鳴き声の聴こえ方が変わり、私の耳には鳥の声がぜんぶ素晴らしい音楽や自然のオーケストラや楽器の独奏に聴こえるようになったことでした。 いつもの道を歩いてるだけで、毎日が贅沢な自然のコンサートです。
画像4 音楽レッスンでの発見や興奮が熱いうちに、翌日の私のクラフトレッスンでも昨日レッスンしたクラスぜんぶに作ってもらった小鳥達。 作った子達の個性が出ていて、私もすごく楽しかったです。 小さい子が好きな年長の女の子は、鳥の身体にひよこちゃんを描いてたり。自衛隊マニアの男の子は、なぜか戦車を描いてたり。 ダイオウイカとマッコウクジラの深海での戦いを毎日実況中継してくれる2歳の男の子は、鳥をアジの開きみたいに開いてバサバサ飛ばそうとしたり。 みんなの自由な鳥達は、いま窓辺を飛んでいます。
画像5 子供達に音楽を教えることって、逆に教える方に学ぶことが多いです。 感覚が研ぎ澄まされて精度を増し、自身の芸術への理解や表現力やや世界観が深まったり、当たり前に見ていた物への見方が変わったり… 指導者自身が大きく成長させてもらえている気がします。
画像6 そして何よりも、子供達が楽しんでいたり、お母様からの連絡帳に家でもよく歌ってますとか話をしてますとか書いてあったり、私が早番上がって外を歩いてるときに園の中からさっきの歌を子供達が歌う声が聴こえてたりすると、すごくうれしい。 もっともっと、楽しく伝えられるように、私自身が頑張って成長しようと思うのでした。
画像7 みんな。  可愛い小鳥を作ってくれてありがとう。 I love you !

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