にわとりがいる暮らし。にわとりがいる宿。
たまごの収穫体験は宿のひとつの体験であり、田舎暮らしと生きものを命を感じるひとつのイベントだ。
うちには40羽のにわとりを飼育しています。ゲージに入れることなく、外に開放した放し飼いの養鶏。
スーパーに売っているたまごの飼育の真反対のにわとりの生活重視の飼育。
寝るときは害獣から守るためににわとりの家で寝て、朝から夕方まではにわとり自身が気持ちの良い場所での生活。
外で歩き回るにわとりいれば、砂浴びをしてのんびり穏やかに生活するにわとり、外の柵を飛び越えさらに遠くへ自由に遊びに行くにわとりなど、それぞれに任せている。
発酵した熱々のご飯をあげるかわりに、心も手もあたためてくれるたまごを頂く。
にわとりとひとが共存し、互いに支え合いながら生きていくパートナーとして生きている。
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自然や動物たちと共存することは新しいことをやっている感覚はない。
1950年以降に大量生産・大量消費の名のもとに忘れ去られてしまった自然と共に生きることへの回帰。
また成長し膨張し続ける現代社会への、ある意味での離脱と提言だと思っている。
僕たち夫婦はもう一度自然と動物とひとが争うことなく、攻撃し合う関係ではなく、支え合えるそんな未来を夢見ている。
田舎暮らしは、自然から搾取し続ける社会と仕組みから一歩外に踏み出し、自然へと回帰できるきっかけを与えてくれると信じている。
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