サッカー好きを育成すること
自チームの選手たちが本当にサッカーが好きなのか試合のプレーからは伝わってくることが少ない。
オドオドしたような表情、
逃げるようなバックパス、
決め打ちのようなダイレクト。
ボールから逃げるようなポジショニング。
相手を見て駆け引きをして、騙す。
逆を取ってボールを保持する、食い付かせて離す、
ボールとプレーするために、ボールを要求する。
ボールをもらえるポジションを取る、
背後を取る。
山ほど練習を積んできたつもりが、
大事な試合になるといつもそうだ。
全てを忘れて怯えながらプレーしている。
選手たちはきっとサッカーが大好きなのになぜだろうか。
大好きな気持ちでスタートしたサッカーの大好き度が減ってしまっているとしたら、なぜだろう。
きっと大好きなサッカーよりも、何か他のものに対する恐怖が増えてしまうのだろう。
試合に負ける恐怖、プレーがうまくいかない恐怖、
親からのプレッシャー、そして何より、、、、
監督・コーチに怒鳴られる恐怖。
そういったものが関係なくなるほど、
ピッチ上でのプレーに夢中になってもらいたい。
ならばどう夢中にさせるか?
そこの方法。。。
選手たちのピッチでの表現方法。
それがわからない子どもたちが多いのではないだろうか。
プレーの仕方、選択肢の持ち方、ボールのもらい方、駆け引きの方法。
全ては監督・コーチ・親、そういったものではなく、相手を見てやるものだと。
相手を見るということから表現は始まり、様々な手法を伝えてあげることが必要だなと。
表現方法の選択肢をたくさん選手たちが持つことによって、イキイキとプレーし、見ていてワクワクするようなプレー、心が動く躍動感、自立した堂々とした振る舞い、
そういったものをピッチで表現できるのではないかなと感じている。
なので、指導者のぼくはもっともっと選手がサッカーを大好きになり、ピッチに立つことが大好きで、プレーを表現したくてたまらないような選手を育成していきたい。