
アドコレエグゼ5 悪AIチップ採択の薦め
AI調教はいいぞ
前書き
エグゼ5村の村民の皆さんもそうでない皆さんもこんにちは。戦帽子です。
さていきなりですが、エグゼ5の対戦を始めるまでのハードルがとてつもなく高いというのは既に周知の事実かと思います。
その中でも特に新規参入者に二の足を踏ませる要因として、ダークソウルユニゾン(以下DSU)周りの仕様、とりわけDSUのAI調教が挙げられます。
調教自体の手間もさることながら、隠された仕様があまりにも多く、「とりあえずダークチップ覚えさせとけば強いんだろ?」くらいの認識の方も多いと思います。(それ自体はそこまで間違いではない)
個人的には対戦におけるAIの重要度はそこまで高くないという認識ですが、調教されたDSUの大暴れによる理不尽負けが存在するのも事実。わざわざ敢えて弱いAIを使って戦う理由がない、という意見もわかります。
当記事ではそういった方の理想的なAI作成の助けとなるよう、AIのチップ採択に関するあれこれを解説していきます。
また、既にAI調教に手を出している方が見ても参考になるよう、各項には筆者の所見も交えた解説を付けていくつもりです。
ぜひご一読いただければ幸いです。
なお、当記事では悪ロックマンのDSU(またはDSの押し付けを前提としないシャドーカオス)を強く運用するためのAIに焦点を当てた解説をしていきます。
善ロックマンのAIに関しては後日掲載予定の記事で解説します。
また、各種仕様に関しては有志の解析情報を含み、100%確定した情報ではないということを予めご承知おきください。
書き上げた後で見返したら自分でも引くぐらい長くなってしまった
AIの仕様について
知っている人にとっては今更ですが、知らない人もいるかと思われるのでAIに関する基本情報を一通り記載します。
前提知識としてこれらを頭に入れた上で読み進めることを推奨します。
(間違っている記述があれば筆者のTwitterにDMを頂けるとありがたいです)
概要
エグゼ5にはDSUが使用するチップを決定するための内部フォルダ(以下AIフォルダ)が存在する
各チップの使用回数が内部データに記録される
AIフォルダの内容は各チップの使用回数に応じて決定される
チップ使用回数はリベレートミッションや通信対戦を含む全ての戦闘で記録される
善ロックマンが悪専用チップを使用したときなど、チップが煙になった時も使用回数は記録される
ダークチップはロックマンが使用し、チップのエフェクトが発生した場合のみ使用回数が記録される(煙になる、チームナビが使用する等では使用回数は増加しない)
AIが記憶する/しないチップ
以下は5DSの仕様まとめ記事ですが、アドコレと5DSで内容に違いはないためこちらを参照してください。
AIフォルダの内容
使用回数上位1~2位のスタンダード/ダークチップ × 4
使用回数上位3~4位のスタンダード/ダークチップ × 2
使用回数上位5~16位のスタンダード/ダークチップ × 1
使用回数上位1~5位のメガチップ × 1
使用回数上位1位のギガチップ × 1
使用回数上位1位のPA × 1
備考
AIフォルダにスタンダードチップが2種類以下しか存在せずダークチップが存在する場合、ダークチップが使用回数4位の位置に格納され、使用回数上位1~3位のうち空白となる箇所にキャノン、ミニボム、エアシュートの順で格納される
上記の状態で既にAIフォルダにキャノン、ミニボム、エアシュートが存在していた場合、それらのチップの使用回数を2倍にする
使用回数上位1~4位にダークチップが存在する場合、使用回数上位のスタンダードチップと順位が入れ替わる(基本的に上位1~4位にダークチップを格納することは不可)
AIフォルダのスタンダードが0〜3種のみ存在する場合、例外的にダークチップが使用回数4位に格納される
初期状態ではメガ、ギガ、PAはAIフォルダに格納されない
スタンダード/ダークチップが3、6、10、14、16種AIフォルダに格納されるごとに、メガチップの使用回数上位1、2、3、4、5位がそれぞれAIフォルダに格納される
スタンダード/ダークチップが12種AIフォルダに格納されている場合、ギガ/PAの使用回数上位1位がそれぞれAIフォルダに格納される
採用チップについて
というわけで本題です。
AIフォルダの仕様上、格納枚数が多くなるスタンダード使用回数上位1~4位のチップが特に重要となります。
ここに格納されたチップによってAIの方向性が決まるため、ここは必ずなんらかの意図を持って設定したいです。
たとえば上位1~2位にエリアスチールとスチールゼリーを格納すればエリアの奪い合いに強いAIとなりますし、リカバリー300とリカバリー200を格納すればピンチ時の復帰力が高いAIとなります。
雑な結論としては「自分の構築にあったチップを採用しよう」となりますが、それを言うと解説も何もなくなってしまうので、次項では一般的な構築を基準とした用途別のチップの紹介、解説をしていきます。
また、各チップの評価を「単体性能」「汎用性」「上位格納適性」「総合評価」の4つに分けて併記します。
あくまでも個人的評価ですが、解説と合わせて採用チップの参考にどうぞ。
単体性能:チップ自体の強さ
汎用性:AIフォルダへの採用のしやすさ
上位格納適性:AIフォルダ上位に採用した場合の強さ
総合評価:総合的なオススメ度
AI最上位:スタンダード上位1~2位のこと
AI上位:スタンダード上位1~4位のこと
AI下位:スタンダード上位5~16位のこと
スタンダード/ダークチップ
ダメージソース
ダークソード
ダークワイド
ダークサンダー
ダークランス
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単体性能 ★★★★★★
汎用性 ★★★★★★
上位格納適性 ★
総合評価 ★★★★★★
まず採用候補に上がるダークチップ群。
ドリームオーラを突破できる高火力無暗転ということで、どの構築にもほぼ確定で採用されるくらい強いです。
脳死採用でも全く問題のない強さ。
なお、ダークチップはAI上位に格納されない仕様が存在するため、GBA版のようなダークチップ連打AIは再現できません。基本的に使ってくれたらラッキー枠として下位に格納することになります。
ダークドリル
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単体性能 ★★★★★★
汎用性 ★★★★★
上位格納適性 ★
総合評価 ★★★★★★
攻撃時間が長くDSUの時間を浪費する、ドリームオーラを突破できないなど欠点こそありますが、ギガ、PA以外ではガードの上からダメージを取れるほぼ唯一のチップということで優先順位は高いです。
これも大抵の構築に採用されますが、エリア合戦に不安がある構築の場合は命中率に難があり、空振り時の損失が大きいため不採用もあり得ます。
ダークサークル
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単体性能 ★★★★★★
汎用性 ★★★★
上位格納適性 ★
総合評価 ★★★★★
ダメージは申し分ないが穴上の相手に当たらない弱点があり、ヒビバグの採用がメジャーなエグゼ5だと無力化されることが多い点をどう見るか。
善は移動ホーリーが多く悪はダークドリルで勝手にヒビバグが消えると考えると、チップ単体の爆発力もあり採用価値は高めです。
ダークトルネード
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単体性能 ★★★★
汎用性 ★★
上位格納適性 ★
総合評価 ★★★
ドリームオーラを剥がせない、攻撃範囲を広げるためにはのけぞりが必要、スーパーアーマー持ちに逃げられる、付与するカスタムダメージバグのダメージ量は微々たるもの、とダークチップとしてはなかなかに悲惨な性能。
ただナビカスリセットを入れる前提だと400ダメージを取れる高火力無暗転として扱えるため、CSリセットを使用する場合、または環境にアーマーが少ないと読むのであれば採用しても良さそうです。
ノイズストーム
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単体性能 ★★★★★
汎用性 ★★★
上位格納適性 ★★★ (バグチャージ採用)
★★★★★★(バグチャージ不採用)
総合評価 ★★★★ (バグチャージ採用)
★★★★★★(バグチャージ不採用)
ショートインビジを発生させない攻撃チップとしての採用。
ガードされなければステータスガード、スーパーアーマー両採用の相手以外にはほぼ確定で160ダメージを取れます。
加えて連打した時の効果が高いため、火力重視のAIの場合は上位に格納する価値があります。
唯一の問題点はバグチャージとの噛み合わせがとても悪いこと。立ち回りでカバーするにも限度があり、適性はあるものの実際に上位に格納するのはリスキーな選択となります。
特にバグチャージをAIに採用する場合はいつ弱体化するかコントロールできないのが痛い。
逆に言えば問題点はそれだけなので、バグチャージを採用できないブルース版の場合は採用価値が跳ね上がります。
バリアブルソード
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単体性能 ★★
汎用性 ★★★★
上位格納適性 ★★★
総合評価 ★★
スタンダードの中では160ダメージとそこそこ高く、使用時は自動でコマンド入力してくれるので命中率もそれなりに高いです。
難点はドリームオーラを突破できないこととショートインビジが発生してしまうこと。
ダークチップをしっかり覚えさせるAIの場合は居場所を探すのが難しいチップですが、ダークチップ不採用AIの場合、あるいは少しでもAIフォルダを火力の出せるチップで埋めたいといった要請がある場合は候補に上がってきます。
フウジンラケット
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単体性能 ★★
汎用性 ★
上位格納適性 ★★★★
総合評価 ★★
ショートインビジを発生させない攻撃チップとしての採用。
攻撃重視のAIフォルダを組む場合、効果時間内に少しでも多くの攻撃を叩き込みたいため、ショートインビジを発生させるチップは基本的に選外となります。
(ダーク、メガ、ギガ、PAは当たった場合のリターンが大きいのでこの限りではない)
このチップは攻撃範囲こそ狭いものの、CSインビジブルのチャージを妨害できたり最前列に陣取る相手を吹き飛ばしてエリア奪取の補佐として働くこともあるため、攻撃チップでフォルダ枠を埋めたい場合は採用候補に上がってきます。
ステルスマインをメインフォルダに採用していたりスチール上位のAIの場合は若干採用価値が上がりますが、性能そのものは控えめなため、積極採用するチップではないです。
バンブーランス
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単体性能 ★★★★
汎用性 ★★★★★
上位格納適性 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
ショートインビジを発生させない攻撃チップとしての採用。
DSU中は相手がスチール連打で奥に追いやられている、またはダークソード、ダークドリル警戒で下がっている場合が多く、そこに刺さります。エレキボディに倍で入るのも割と大きい。
スタンダードの火力チップをAIに採用する場合の筆頭候補。
エリア合戦に強い構築を使用している場合は上位に格納しても強いです。
ステルスマイン
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単体性能 ★★★★
汎用性 ★★★
上位格納適性 ★★★★★
総合評価 ★★★★
対インビジブル性能を持ちつつオーラも剥がせる、スタンダードでは貴重な高火力チップ。
反面、設置後にスチール連打で自陣にマインが来てしまったり、場所を見切れる相手には効果が薄かったりと扱いには難があります。
とはいえDSU中にこれを設置されると立ち回りが制限されるので相手視点では相当厄介。機能した場合のリターンが大きいため、火力を重視するAIなら採用してもいいでしょう。
自分で踏んでしまっては意味がないため、採用する場合はぜひとも場所を見切れるようにしておきたい。
上位に格納する場合は専用構築を必要としますが、ダークチップと同等の火力を持つチップの使用頻度が上がるということで爆発力は高く、特にヒビバグを採用していないCSインビジブル逃げにはかなり有効に働きます。
カモンスネーク
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単体性能 ★★★
汎用性 ★★
上位格納適性 ★★★
総合評価 ★★★
ネタに思われがちですが、ヒビバグを採用している場合はDSUの移動で自陣に高速で穴が開いていくため、実は結構使い勝手がいいです。
デスマッチ1、2やエリアスチールを上位に格納している場合は高火力も期待でき、そういった構築の場合は優先的に採用する価値があります。
バンブーランスと同じくウッド属性のため、エレキボディにはもちろん倍で入ります。
難点はタイミング次第では無駄行動になることとショートインビジを発生させてしまうこと。採用するとしてもあくまで補助火力として下位への格納に留めた方が無難かもしれません。
エアホッケー
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単体性能 ★★
汎用性 ★
上位格納適性 ★★★★
総合評価 ★
ショートインビジ発生なし且つ貴重なブレイク性能持ちのスタンダードチップ。
DSUをやり過ごそうとカースシールドやメットガードを連打している相手に刺せる、AI上位に格納可能な唯一のチップです。
とはいえ穴で止まる欠点があまりにも痛すぎるためこの評価に。無駄行動になる可能性が非常に高く、仮に相手が移動ヒビバグを採用していなかったとしても初期穴に阻まれてしまうため、効果が全く安定しません。
上記の欠点を飲み込んででもとにかくダメージを取りたいのであれば。
エアホイール3
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単体性能 ★
汎用性 ★
上位格納適性 ★★
総合評価 ★
ショートインビジ発生なし、拘束時間の長い広範囲攻撃を行うチップ。
ダメージ総量はノイズストームと同じ160でそれなりに大きく、拘束時間の長さから他の攻撃の補助になることもあるため、攻撃性能だけで見るとなかなかです。
しかし穴で阻まれる欠点が痛い。ホイールが直撃した場合は40ダメージ与えただけで終わってしまったり、エリア不利の盤面だと攻撃が普通に当たらなかったりと効果が全く安定しません。
エアホッケーと同じく、上記の欠点を飲み込んででもとにかくダメージを取りたいのであれば。
ガンデルソル系統
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単体性能 ★★
汎用性 ★
上位格納適性 ★★★★
総合評価 ★
対インビジ、対水中、ブレイク性能、バリアオーラ貫通、高火力とスペックだけ見れば是非とも採用したいチップ。
実際には攻撃時間が長い、攻撃範囲が狭いという理由から採用されません。そりゃそうだ。
しかしデスマッチ2採用型のCSリセットの場合は話が別で、閉じ込めた相手から確実にダメージを取っていく凶悪チップと化します。
DSUが使用する分には悪だろうとお構いなし。運よくダークメテオとタイミングが被った場合は悪でありながらガンデルメテオを決められます。
一般的には採用されないチップではあるものの、特定構築でのパワーが高いため一応言及。
HP回復
ダークリカバリー
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単体性能 ★★★★★★
汎用性 ★★★★★
上位格納適性 ★
総合評価 ★★★★★★
脅威のリカバリー1000。しかもなぜかDSUが使用した場合はバトルHPバグがつかない。おかしい。
全チップの中でも随一のパワーを誇り、普通に考えるなら是非とも採用したいチップです。
しかしバッドメディスンの存在があまりにもネック。DSU中だろうとお構いなしにダメージが通るため、相手にバッドメディスンを貼られている状態だとDSU自体が負け筋になり得てしまいます。
ケアする手段があるとはいえ毎回うまくいくわけでもなく、バッドメディスンを踏んで頓死、は悪ロックマンの対戦ではあまりにもよく見られる光景。これを回避するためにそもそもダークリカバリーを採用しない、という選択も全然あり得ます。
とはいえ基本的には採用したいチップ。相手のAIにもほぼ採用されていると見ていいでしょう。
リカバリー300
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単体性能 ★★★★★
汎用性 ★★★★
上位格納適性 ★★★★★★
総合評価 ★★★★★
追加のリカバリー兼AI最上位に格納できるリカバリーとしての採用。
回復量が通常リカバリーの中で最も高いため、リカバリーを採用する場合第一候補となります。
上位に格納した場合にピンチからの復帰力が高まる反面、リカバリーの使用頻度が上がるため、バッドメディスンへの耐性が著しく低下するのが難点。採用する場合は構築段階でバッドメディスンケアを相当厚く見る必要があります。
無難に強いチップなのでスタンダード枠が空いているなら下位格納もなくはないですが、上記の理由から安易な採用は事故率の増加を招きます。ご利用は計画的に。
リカバリー200
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単体性能 ★★★★
汎用性 ★★★
上位格納適性 ★★★★★★
総合評価 ★★★★
通常リカバリーの中で2番目の回復量を持ち、リカバリー300と合わせてAI上位を埋めることで復帰力のさらなる向上が見込めます。
基本的にそれ以外の採用理由はありませんが、AIにリカバリーを採用しつつバッドメディスンケアを強く意識する場合、タンゴサポートと合わせて事故率を下げられるこちらをリカバリー300より優先的に採用する選択肢もあり得ます。
リカバリー300採用の場合、改造ありだとプロトバグがほぼ採用される都合上、タンゴサポート発動後にバトルHPバグでHPが300を下回り、リカバリ−300が致死量になるパターンが考えられるためです。
不意のDSU突入だとチップリカバリーによるケアが効かないこともあるので、そういった状況を想定するのであればリカバリ−300よりこちらに軍配が上がります。
リカバリー120
リカバリー150
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単体性能 ★★
汎用性 ★
上位格納適性 ★★★★
総合評価 ★★
さらにリカバリーの枚数を増やしたい場合の選択肢です。
チップ単体のパワーが低いためあまり推奨しませんが、AI上位全てをリカバリーで埋めたい場合はこれらを採用するしかないため一応記載。
エリア奪取
エリアスチール
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単体性能 ★★★★★★
汎用性 ★★★★★★
上位格納適性 ★★★★★★
総合評価 ★★★★★★
スチール系チップを採用する場合の第一候補。
全チップの中でもダントツの汎用性を持ち、連続使用して一気にエリアを奪い返せる可能性があるため、AI上位枠に格納するチップの筆頭候補です。悩んだらとりあえずコレを1位にしておけば間違いない。
上位に格納しない場合も採用していて困るシーンがほぼないため、相手のスチールリベンジを腐らせるためスチール0の構築を使用している、といった場合でもない限りはほぼ確実に採用されます。
スチールゼリー
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単体性能 ★★★★★
汎用性 ★★★★★
上位格納適性 ★★★★★★
総合評価 ★★★★★
エリアスチールに次ぐエリア奪取系チップの候補。
エリアスチールと違って相手が最前列に陣取っている場合でもどんどんエリアを奪っていけるのが魅力で、ヒット時のダメージもそれなりに美味しいです。
穴で無力化されることを考慮しても高性能であり、エリアスチールと合わせて上位2枠をこれらで埋めることで、DSUを実質スチールリベンジ+αとして見ることができるのが非常に強力。
水属性チップのためダイコウズイをノーリスクで踏めるのも地味に嬉しいポイントです。
人によって評価が分かれるチップではありますが、これもまた悩んだら採用しておけば間違いないチップです。
パネルスチール
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単体性能 ★★
汎用性 ★★★★
上位格納適性 ★★
総合評価 ★★
追加のスチール系チップが欲しいのであれば。
パネルスチールの真価は奪うパネルを選べてこそ発揮されるため、制御できないDSUが使用したとしても大した効果は見込めません。
このチップの主戦場はダーク不採用AI。枠埋めとしては悪くない性能です。
スチールパニシュ
スチールリベンジ
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単体性能 ★★★★
汎用性 ★★★★★
上位格納適性 ★★
総合評価 ★★★★
状況によってはエリアスチール数枚分の働きをするエリア返しチップ群。
絶対にエリア負けしたくない構築の場合、あるいはメインフォルダのスチール系の枚数が少なくDSUのエリア返し性能を高めたい場合に採用候補となります。
腐ることも多くAI上位にスチール系を格納しているのであれば不要ですが、そうでなければスチール系の水増しとして効果的です。
防御剥がし
ブラインド
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単体性能 ★★★★★★
汎用性 ★★★★★★
上位格納適性 ★★★★★★
総合評価 ★★★★★★
スタンダード枠で無条件でインビジブルを剥がせるのはこのチップのみ。
ダークチップ命中後のショートインビジを剥がすなど、DSU暴れの根幹を担うチップであり、攻撃的なAIの場合は確定で最上位に格納します。
そうでなくても貴重な対インビジ性能持ちなので、とりあえずで採用しても全く問題のない強さ。
盲目付与も地味ながら強力で、相手からすればいつどこから攻撃が飛んでくるか全くわからないため、DSUの圧力が増します。
順位にばらつきこそあれ、特別な理由がない限りはほぼ全ての構築に採用されることでしょう。
スーパーキタカゼ
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単体性能 ★★★★★
汎用性 ★★★★★★
上位格納適性 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
立ち位置に関係なくドリームオーラを剥がせるほぼ唯一のチップ。
ダークチップ込みの調教をしたAIだとドリームオーラを剥がす手段が多いためそこまで優先度は高くなく、上位に格納するかどうかはよく検討すべきです。
相手がバリア、オーラを貼っていない場合は腐ってしまうのも難点。
とはいえ安定してオーラの対策ができるというのは魅力的。メインフォルダのキタカゼの枚数を絞りたい場合などは最上位格納もあり得ます。
構築によって格納順位が大きく変わるチップですが、やはり大抵の場合は採用されます。
ワラニンギョウ
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単体性能 ★★
汎用性 ★★
上位格納適性 ★★★★
総合評価 ★★
数少ない対インビジ性能持ちスタンダードチップの1つ。
穴で止まる、着弾点に先回りされても止まると色々厳しい性能。
相手が既にインビジブル状態の場合は体で受け止めることができないため、「インビジブルを剥がす」という点だけ見れば悪くはないです。
殆どの場合はバスターで破壊してインビジブルを解除することになりますが、運が良ければダークチップの直撃で大ダメージを与えられたりします。
基本的にブラインドで事足りるものの、どうしてもインビジブルに攻撃を通したい、あるいはロマンを追い求めたいというのであれば採用してみるのも一興でしょう。
地形変更
アイスシード
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単体性能 ★★★
汎用性 ★★★
上位格納適性 ★★
総合評価 ★★★
ホーリーパネル対策兼移動制限札としての採用。
中央列にホーリーパネルの再展開を許さないため、パネル対策としての効果は他チップよりは高めです。
ただしシード系全てに言えることですが、穴で止まる、フロートシューズに無力、着弾点を制御できない、なんならエリア外に投げられることもあるなど、効果が全く安定しないことを理解した上で採用する必要があります。
オーシャンシード
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単体性能 ★★
汎用性 ★
上位格納適性 ★
総合評価 ★★
ホーリーパネル対策兼移動制限札としての採用。
CSサンダーボールなど電気属性攻撃使用時の火力補佐になるほか、移動速度を遅らせてバスターを当てやすくする効果を期待できます。
ホーリーパネルの再展開も遅らせられるため、いい位置に落ちてくれればそれなりに仕事をしてくれます。
しかし移動ホーリーパネル持ちはアクアボディであることが多いのが泣きどころ。
マグマシード
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単体性能 ★
汎用性 ★
上位格納適性 ★★★
総合評価 ★
ホーリーパネル対策兼移動制限札としての採用。
環境にファイアボディがほぼ存在しない都合上、バリアの耐久削りを兼ねられる地形対策として扱えます。
反面わずかなダメージでショートインビジを与えてしまう欠点にもなってしまうため、どうしてもバリアが憎い場合を除き採用されることはないでしょう。
パネルリターン
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単体性能 ★★★★
汎用性 ★★★★★
上位格納適性 ★
総合評価 ★★★★
自陣の穴を塞ぐほか、バグチャージで毒沼バグを解除した後、パネルをリセットしてアンダーシャツを復活させる目的で採用します。
穴は塞がない方が都合がいいことも多く、CSリセット+デスマッチ2やアイスシードの対策、前述のアンダーシャツ復活など明確な目的を持って採用しないと有効に活かせるシーンが少ないチップ。
とはいえ改造ありではチップリカバリー+アンダーシャツが強力で毒沼を消せるのが相当偉いため、お守り代わりに採用するのも悪くありません。
デスマッチ3
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単体性能 ★★★★
汎用性 ★★★
上位格納適性 ★★
総合評価 ★★★★
スリップダメージを稼げるホーリーパネル対策。
普通に使うのであればフロートシューズを採用したいところですが、逃げ構築対面を想定する場合は自傷ダメージを稼いでDSUに入りやすくする手段としても扱えます。
逃げ構築相手は判定まで持ち込まれると敗色濃厚なため、このチップは少しでもダメージを稼いでデリートを近づけるための攻めのホーリーパネル対策だと言えます。
デスマッチ1
デスマッチ2
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単体性能 ★★★★
汎用性 ★
上位格納適性 ★★★★
総合評価 ★★★
ほぼCSリセット専用のパネル破壊兼拘束札。
エアシューズを履いている場合DSUは穴の上に移動して攻撃してくれるため、身動きの取れない相手を一方的に攻撃する用途に採用します。
とはいえこれらのチップは基本的にはDSU対策として使用されるチップであり、自ら使用するにはリスクも伴います。
例えば穴だらけの状態でDSUがポイズンファラオを設置しようとした場合、「設置場所がないためその場移動を繰り返し続けDSUの時間を無駄に消費してしまう」といった事態が発生するため、AIの採用チップには普段以上に気を配る必要があります。
ハマった時のパワーは高いですが、安易な採用は自分を苦しめるだけの結果に終わってしまうため要注意。
ダークメテオ
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単体性能 ★★★★
汎用性 ★★★★★
上位格納適性 ★
総合評価 ★★★★
そこそこのダメージを取りつつパネル破壊もできるホーリーパネル対策。
回避しようとした相手は激しくエリアを移動することになるので、例えば最前列から相手を動かしてエリアスチールを通したり、後ろに下がった相手にダークランスを当てるなど、見た目以上にテクニカル使い方ができるチップ。
ウッドボディに倍で入るのも地味に嬉しく、のけぞるごとに隕石の数が増えるためヒット後のショートインビジ解除後に再度ヒットすることもある。
常に相手の位置をサーチして隕石を降らせるため、同じ場所に陣取られるとそのパネルしか破壊できないのが欠点といえば欠点。
伊達にダークチップを名乗ってはいないということで性能そのものはかなり高いです。
罠
カワリミ
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単体性能 ★★★★★
汎用性 ★★★★★
上位格納適性 ★★★
総合評価 ★★★★★
DSU解除後、とりあえず1発耐える保証が得られます。
AIの罠枠は基本的にこれかバッドメディスンの2択ですが、こちらは守りと汎用性に秀でており、どのような構築相手でも一定の効果が見込めるのが偉いです。
逃げ構築を使用する場合や善構築との対戦を想定するのであればこちらが優先。
DSU解除直後のショートインビジをジェラシーやサーチマンで狙い撃たれた場合のケアにもなるため、立ち回りがとにかく安定します。
メインフォルダにバッドメディスンを採用しづらくなるのが一番の欠点。
バッドメディスン
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単体性能 ★★★★★
汎用性 ★★★★
上位格納適性 ★★★★
総合評価 ★★★★★
カワリミとは打って変わり、殺傷能力に特化した罠です。
基本的にDSU中の相手に干渉する手段がない中、唯一DSUに対する攻撃手段となるのがこのチップ。
互いにDSUに入った状態だとリカバリーやドリームオーラを使ってくれることを祈りながら眺めるだけの時間になりがちですが、バッドメディスンをAIに採用している場合は話が変わります。
特にAI上位にバッドメディスンを格納した場合が顕著です。
こちらは無敵中にバッドメディスンを貼りまくり、相手は無敵中にもかかわらずDSUが使用するリカバリーで体力が削られ、場合によってはデリートまで持っていかれるなど、AIにリカバリーを採用している悪に対して圧倒的な強さを得られます。
代わりにリカバリー不採用の相手には無駄行動となり、善にもさしたる効果を発揮しないといった欠点があります。
汎用性のカワリミ、対悪特化のバッドメディスン、どちらも強力なため自分のプレイスタイルと相談して気に入った方を採用しましょう。
もちろんメインフォルダで複数の罠を使い分けるのであればAIに罠を採用しない選択肢もあります。
ナビスカウト
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単体性能 ★★★★
汎用性 ★★
上位格納適性 ★★
総合評価 ★★
普通に使う分には強力だが、AIに採用するかと言われると…となるチップ。
サーチマンが憎くて憎くて仕方がないのであれば。
ダイコウズイ
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単体性能 ★★★
汎用性 ★★
上位格納適性 ★★★
総合評価 ★★
高火力でブレイク&対インビジブル、発動トリガーとなる水属性チップは遭遇頻度が高い、となかなか強力な罠ですが、やはりAIに採用するかと言われると…。
このチップのみの利点としては、相手の水属性チップに反応して最奥ポイズンファラオを破壊できる点。
AIフォルダに採用可能な最奥置物を処理できるチップはナイトマン、エンゲツクナイ、ヒートボディ等碌なものがないため、相手のDSUのスチールゼリーやダークワイドを前提とした最奥置物対策として運用できる点は他の罠にはない強みではあります。
逆に言えば相手のDSU中に剥がされて無駄に終わることが多いということでもありますが。
バリア系
バリア200
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単体性能 ★★★★
汎用性 ★★★★
上位格納適性 ★
総合評価 ★★★
DSU終了時に防御を残す確率を上げたい場合に。
これ自体は強力なのですが、殆どの場合AIにドリームオーラは採用されているはずで、それを上書きしてしまうリスクがあります。
そう毎回ドリームオーラを使ってくれるわけでもないので、最大値より平均値を優先する場合はスタンダード枠にバリアを採用するのも悪くありません。
バブルラップ
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単体性能 ★★★★
汎用性 ★★★★
上位格納適性 ★
総合評価 ★★★
バリア200と選択。
こちらは風性能や電気属性で剥がされない限り効果が永続するので、場合によってはドリームオーラより効果的なこともあります。
リカバリー多めで復帰力の高いAIならこちらを採用するのも全然あり。
その他
サンダーボール
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単体性能 ★★★★
汎用性 ★★★★★
上位格納適性 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
ショートインビジを発生させない攻撃補助兼制圧札としての採用。
DSUの猛攻を凌ぐ中でエリア内をサンダーボールがうろついている状況は相当に鬱陶しく、うっかり当たろうものなら麻痺中にバスター連射を叩き込まれたりダークチップで撫で切りにされたりと、碌なことになりません。
メットガードを装備している相手には効果が薄いものの、それ以外のB左にはそれなりに有効な制圧をかけられます。
連打した時の効果が高いため、採用するならブラインドと合わせて上位に格納するのがベストでしょう。
ダメージ量が小さく、バリアで引きこもる善やステータスガード持ちにほぼ無力なのが欠点。
リセットボム
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単体性能 ★★
汎用性 ★
上位格納適性 ★★★
総合評価 ★
不意のナビカスリセットテロを決めたいなら。
当たればめちゃくちゃ強いが、攻撃範囲が狭い、穴で止まる、シールドに防がれると基本当たらないのでギャンブル要素の塊です。
オウエンカ
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単体性能 ★★★★
汎用性 ★★
上位格納適性 ★
総合評価 ★★★
防御寄りのAIにする場合の採用候補。
ポイズンファラオと干渉し合うので、これを採用する場合はPA枠をファラオ以外に変更する必要があります。
PA枠は現状ファラオ1択と言っていい状態であり、それを押し退けてまで採用する価値があるかと言われると疑問。
とはいえ効果自体は強いので、逃げ構築などでファラオ以外のPAを採用するなら、これも合わせて採用してみるのも悪くありません。
バスターアップ
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単体性能 ★★★★
汎用性 ★★★★★
上位格納適性 ★★★★★
総合評価 ★★★★
バスター火力を少しでも底上げしたい場合に。
基本的にはメインフォルダのバスターアップの枠圧縮のための採用になります。
AI最上位に配置したとしても1回使ってくれれば御の字、2回使ってくれればかなりラッキーといった具合なので過度な期待は厳禁。
現実的にはバスターアップ1〜2枚を削れるかどうかといったところ。数枚とはいえ枠を空けられるのはありがたいものの、DSUに入る必要があったりAIの上位枠を占有したりと評価が難しいチップ。
いつ使っても腐らないため、枠埋めとしてAI下位に格納する分には無難な選択肢です。
リカバリー10
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単体性能 ★
汎用性 ★★
上位格納適性 ★
総合評価 ★
バッドメディスンケア要員として一応候補に上がります。
効果を期待する場合はAI上位への格納が必要ですが、そもそもこれをAI上位に格納すること自体が弱い。
またHP1だと結局ケアにならないため、崖っぷちの状況で首を絞める可能性もあります。
バッドメディスンがあまりにも環境に蔓延するようであれば出番があるかもしれません。
メガチップ
メガ以降はジャンル分けと上位格納適性評価なし。
ドリームオーラ
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単体性能 ★★★★★★
汎用性 ★★★★★★
総合評価 ★★★★★★
最強のメガチップです。
「DSUは2枚目以降のこれを貼り直すために発動する」まである、必須中の必須チップ。
あらゆる構築に確定で採用されます。攻め特化の構築でもオーラを盾に一方的に攻められるようになるため、やはり採用しない理由は皆無です。
何も考えず採用しましょう。
ネオバリアブル
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単体性能 ★★★★★
汎用性 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
ショートインビジ発生なし且つドリームオーラを割れる無暗転高火力。
バリアブルソードと同じくコマンドを自動で入れてくれるため、命中率も高いです。
おおむねショートインビジの発生しないダークソードorダークワイドであり非常に優秀。
とりあえず悩んだら採用しておけばいいメガチップの1つです。
リュウセイグン
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単体性能 ★★★★★
汎用性 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
そこそこのダメージを取れて必中と、裏目が少なく使い勝手のいいチップ。
改造ありだと最も弱点を突かれづらいウッドボディに倍で入るのが強い上、エリアを奪うほどに火力が跳ね上がります。
ドリームオーラを突破できない欠点こそあるものの、AI上位にスチール系を格納している場合は有力な候補となります。
ジェラシー
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単体性能 ★★★★★★
汎用性 ★★★★★★
総合評価 ★★★★★★
ブレイク、対インビジ、対水中、チップ全破壊、必中とどこをとっても強いことしか書いてないチップ。
DSU中は相手が防御で待っていることが多いですが、無理やり防御を吐かせられるのがあまりにも強力。うっかり列が合っていようものなら抱えていたバグチャージをカットインして試合終了です。
難点があるとすれば連打しても意味がないこと、手ぶらの相手に無駄行動となることでしょうか。
だとしても有り余るメリットの前には霞む程度のデメリットなため、ほぼ全てのAIに採用されていると考えていいでしょう。
サーチマンSPを必ず命中させられる人なら不採用も考えられるかもしれません。いねえよそんなやつ
ムラマサブレード
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単体性能 ★★★★★
汎用性 ★★★★
総合評価 ★★★★★
どんな絶望的な状況でもこれ1枚でひっくり返せてしまう夢溢れるチップ。
残りHP1の状態で発動するDSUの仕様とあまりにも噛み合っていて非常に強力。
エアシューズを履いている場合は穴の上に移動して当てに行ってくれるため、奇襲性能も抜群。
しかし攻撃範囲が狭い、先にリカバリーを発動してしまうと火力が落ちる、と扱いづらい点も多く、運用にはエアシューズがほぼ必須となるのも見逃せない欠点。
爆発力は全チップの中でもトップクラスなため、DSUのワンチャン性能を高めたいなら是非とも採用したいチップです。
ブラックウイング
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単体性能 ★★★★
汎用性 ★★★
総合評価 ★★★★
リュウセイグンに似た性能をしており、ほぼそちらの下位互換となるチップ。
こちらはショートインビジ発生がないのが利点。代わりに前に詰められているときは当たらず、リュウセイグン以上にエリアを取ることが重要となります。
ショートインビジを発生させることを嫌うならリュウセイグンよりこちら優先で。
どちらもエリア優位で強力なことに変わりはないので、スチール上位AIの場合は両方採用するのも面白いです。
ジャスティスワン
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単体性能 ★★★★
汎用性 ★★★★
総合評価 ★★★★
運が良ければ大ダメージを与えられる可能性があるホーリーパネル対策。
スタンダードチップと違いAIフォルダのパワーを落とさずにパネル対策ができるため、ホーリーパネル対策を厚く見るなら採用したいチップです。中央で当たるとドリームオーラごと持っていけるのが非常に強力。
こちらに詰めてきている相手には当たりませんが、パネルを破壊するという本来の目的は果たせているのでそこまで問題ではありません。
初期穴が中央に開いていると完全に腐ってしまうのが痛すぎるため、採用する場合は中央初期穴を引かないことを祈りましょう。
ロールDS
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単体性能 ★★★
汎用性 ★★★★
総合評価 ★★★
そこそこのダメージを取りつつ回復もでき、ナビチップDSはのけぞるたびに攻撃力が強化されるため、スーパーアーマーを採用しない場合はなかなか強く扱えます。
バッドメディスンを踏んでしまうのは利点でも欠点でもあるため評価が難しい。
わざわざメガチップの枠を割いてまで採用する性能かと言われるとやや疑問ですが、リカバリー偏重のAIなら追加リカバリー枠として採用を検討しても良いかもしれません。
ブルースSP
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単体性能 ★★★
汎用性 ★★★
総合評価 ★★
ドリームオーラ破壊可能で必中…と書くと強そうに聞こえるが、実際は穴や置物に阻まれて攻撃が出ないことが多く安定しないチップ。
他に優先するものがいくらでもある性能ですが、ムラマサブレードを確実に当てたい構築ならドリームオーラとシラハドリ対策を兼ねられるこのチップに出番があるかもしれません。
ジャイロマンSP
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単体性能 ★★
汎用性 ★
総合評価 ★
状況を選ぶものの火力そのものはメガチップの中でもトップクラス。状況を選びすぎるのが欠点。
まず列を合わせる必要があり、穴の上に攻撃が当たらないため相手が穴の上に立ってないことを祈る必要があり、エリア負けしてないと火力が出ないためAIがスチール系を使用しないことを祈る必要があり…と全く効果が安定しないチップ。
ジャイロマンが大好きな人以外は採用しない方がいいです。
サーチマン
サーチマンSP
サーチマンDS
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(当てられる自信がある場合)
単体性能 ★★★★★★
汎用性 ★★★★★★
総合評価 ★★★★★★
(当てられる自信がない場合)
単体性能 ★
汎用性 ★
総合評価 ★
対インビジブル、対水中、アンダーシャツ貫通、コマンド入力でチップ破壊、とあからさまにぶっ壊れています。
当てられるなら強いです。全力で採用しましょう。
当てられないなら弱いです。枠の無駄なので絶対に採用してはいけません。
また、サーチマンSPを採用しない場合はサーチマンのレコードを消して威力を最低にするのを忘れないようにしましょう。
世の中にはカオスチャージ失敗時のDSUにサーチマンSPを撃たせてナビスカウトで奪ってくる変態がいるので対策するに越したことはありません。
ナイトマンSP
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単体性能 ★★★
汎用性 ★★
総合評価 ★★★
最奥ポイズンファラオを破壊できる可能性のあるチップの中では比較的まともな性能をしています。
ダメージ量も多く、ファラオが厳しい構築の場合はダメージソース兼置物対策として採用する可能性はあるでしょう。
DSUをメットガード連打で凌ごうとする相手は多いため、ブレイク性能を持っているのが地味に偉かったりします。
シャドーマンSP
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単体性能 ★★
汎用性 ★★
総合評価 ★★
必中且つそこそこのダメージを取れます。ただそれだけのチップでもあります。
2倍で発動してようやく見れる性能になるこのチップをわざわざメガ枠を割いてまで採用するのかと言われると疑問ですが、アンダーシャツを貫通するため詰め性能だけを見れば悪くないかもしれません。
とはいえ基本的に「当たる」サーチマンの完全下位互換です。
ナンバーマンSP
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単体性能 ★★★
汎用性 ★
総合評価 ★★
単発火力最大540のロマンチップ。穴で止まる上に火力が安定しないため、採用のリスクが非常に大きいです。
ナンバーマンが好き、運ゲーが好き、サイコロボムを直撃させて煽りたい、といった場合にどうぞ。
トマホークマンSP
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単体性能 ★★★
汎用性 ★★
総合評価 ★★
攻撃範囲がそこそこ広く、エレキボディに倍で入るのがメリット。エレキボディを仮想敵とする場合は優秀な火力になります。
穴に立てずシールドに防がれるため安定性はありませんが、エリア合戦に強い構築であればブルースSPのほぼ上位互換として運用できます。
シェードマン
シェードマンSP
シェードマンDS
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単体性能 ★★★★
汎用性 ★★★
総合評価 ★★★★
ドリームオーラを剥がせる(無印は除く)対インビジブル麻痺効果付き、おまけに穴に立てる、と防御剥がし性能が抜群に高いです。
攻撃範囲が狭いのがネックで、エリア有利じゃないとほぼ空振りしてしまうため採用するならスチール上位AIで。
大体の防御を剥がしつつ麻痺で拘束まで行うので、サーチマンとはまた違った方向で攻撃に特化したチップだと言えます。
ガンデルソルEX
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単体性能 ★★★★
汎用性 ★★
総合評価 ★★★
スタンダードチップのガンデルソルは攻撃範囲が狭すぎて通常構築での使用には耐えないが、こちらであればある程度安定した効果を発揮できます。
もちろんエリア合戦に強い構築なのは必須事項で、且つ相手をデリートする前提の構築であれば採用してもいいでしょう。
無敵以外のあらゆる防御を貫通するため詰め性能が非常に高く、フルで通れば480ダメージとかなりの高火力。しかし攻撃時間が長いのは欠点でもあるため、屋外と屋内のどちらで戦うかは議論の余地があります。屋内、屋外の違いは照射時間ではなく秒間あたりのダメージです。使うなら屋外1択です。(照射時間が変わると思い込んでたアホ
ギガチップ
ブルース、カーネル版まとめて解説。
ギガントフック
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単体性能 ★★★
汎用性 ★★★★
総合評価 ★★★
ドリームオーラを剥がせる、ブレイク性能、穴に影響されないという点からブルース版ギガの最有力候補。
が、エリア不利だと当たらないのが悲しい。
ブルース版ギガはどれもこれも微妙すぎる性能で、正直どんぐりの背比べです。
フォルテ
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単体性能 ★★★
汎用性 ★★★
総合評価 ★★★
高火力のアンダーシャツ貫通なので普通に強いが、穴の上の相手に当たらないのがとにかく痛い。
ゲスト側で使用すると攻撃範囲が3×3で固定される仕様(バグ?)があるため、これを採用するならホスト側で対戦しましょう。
カースオブバグ
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単体性能 ★★★
汎用性 ★★
総合評価 ★★
移動毒沼バグを付与し、ついでに相手のバグチャージの弾を補充してあげるチップ。
移動ヒビや移動ホーリーの対策になりますが、ありとあらゆる防御に防がれるのでまず通りません。
連打することでバグレベルを上昇させられるため、メインフォルダにカースオブバグを採用する場合は必然的にギガ枠もこれになりますが、それ以外で採用する意味はないです。
ホーリードリーム
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単体性能 ★★★
汎用性 ★★★
総合評価 ★★★
移動ホーリー対策に特化したギガ枠。
どうせ微妙な性能のギガチップしか採用できないなら、崩しづらい移動ホーリー構築に噛み合い次第で大打撃を与えられるこれを採用する選択肢もあります。
微々たるダメージとはいえインビジブルを剥がせるのが地味に偉い。
メテオナックル
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単体性能 ★★★★★★
汎用性 ★★★★★★
総合評価 ★★★★★★
位置を選ばず当たる、ブレイク性能、アンダーシャツ貫通と非常に高性能。
スチール系上位のAIならフルヒットも狙いやすい上、周囲のパネルを破壊し尽くすためホーリーパネルの対策も兼ねられます。
カーネル版ギガチップの中では群を抜いて扱いやすく、特別な理由がなければこれで決まりでしょう。
オメガロケット
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単体性能 ★★★★
汎用性 ★★
総合評価 ★★
ドリームオーラを突破できる火力にそこそこ広い攻撃範囲、中央列はブレイク性能&2ヒットとなかなか悪くないスペック。
しかしカーネル版のギガチップにはメテオナックルとバグチャージという強力すぎるライバルがいるため、このチップの優先順位は大きく落ちます。
肝心の対ドリームオーラに関してもバグチャージの方が優秀であり、こちらを採用するのはドリームオーラとシールドの両方に対応したい場合、あるいはプロトごっこをしたい場合に限られるでしょう。
バグチャージ
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単体性能 ★★★★★★
汎用性 ★★★★★★
総合評価 ★★★★★★
最強のギガチップです。基本的にカーネル版のギガ枠はこれかメテオナックルの2択になります。
メテオナックルと比較した場合、向こうがほぼノーリスクで安定した効果を発揮してくれるのに対して、こちらは圧倒的な火力と引き換えにシールドに防がれる、一度躱されると火力がガタ落ちする、横列が合っていないと当たらないなど扱いづらさが目立ちます。
とは言えエアシューズを履いていればDSUが穴の上に移動して当てに行ってくれるため、移動で回避するタイプの相手には思ったより当たります。
DSUバグチャージ→カットインインビジブル→カットインバグチャージで問答無用でデリートまで持っていけることもあるため爆発力は随一。
爆発力を重視する場合、あるいはメインフォルダにバグチャージを採用しない場合はメテオナックルよりこちらで。
PA
ユラパレード3
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単体性能 ★★★★
汎用性 ★★★★
総合評価 ★★★★
無暗転PAを採用する場合、まず候補に上がるPA。
それなりのダメージに麻痺がついてくるため、DSUの機嫌次第で一気にダメージを稼ぐことができます。数が多いアクアボディに倍で入るのも大きい。
ドリームオーラを突破できない、見てからシールドやインビジブルで防がれやすいのが難点。
ドリームソード
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単体性能 ★★★★
汎用性 ★★★
総合評価 ★★★★
2枚目のダークソードとしての採用。空撃ちバグ付与のないダークソードなので普通に強く、見てから回避も困難です。
普通に強力ですが、これを採用するとPA枠にポイズンファラオを採用できなくなってしまうのがあまりにも痛い。
無暗転では数少ないドリームオーラを突破できるPAのため、逃げ構築などでは候補に上がります。
ポイズンファラオ
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単体性能 ★★★★★★
汎用性 ★★★★★★
総合評価 ★★★★★★
最強のPA。あまりにも強すぎて実質的にAIフォルダのPA枠はほぼこれ1択です。
「これで減ったHPは判定には含まれないため、逃げ構築での採用価値が薄い」「AIフォルダのスタンダード枠に置物を採用しているため干渉しあう」「デスマッチ2を多用するため置き場がなくなる」といった理由から他のPAを採用することはありますが、それ以外のほぼ全ての構築でこちらが採用されることになるでしょう。
ワイルドスワロー
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単体性能 ★★★★
汎用性 ★★
総合評価 ★★★
全体的にドリームソードの上位互換のような性能をしたPA。
実際にはDSUの使用する無暗転チップの奇襲性能が高いため、ドリームソードとは相互互換となります。
ドリームオーラを貫通してダメージを与えられるPAはこれくらいなので、そういった要請がある場合は候補に上がります。
実はスワローマンには接触判定があるため、攻撃範囲にあるステルスマインやサンダーボールを一掃してくれるという地味すぎる特徴があります。
ビッグノイズ
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単体性能 ★★★★★
汎用性 ★★★★
総合評価 ★★★★★
ポイズンファラオ以外のPAを採用する場合の筆頭候補。
広い攻撃範囲に対インビジブル性能、レベル3の麻痺付与と基礎スペック自体は非常に高いのですが、DSUが狙いをつけるのがあまりにもヘタクソすぎて攻撃範囲の割に当たりづらかったりします。
実はブレイク性能を持っていないので、シールドに普通に防がれてしまうことは覚えておきましょう。
インビジブル貫通が非常に偉く、逃げ構築を使用するならダメージを奪いやすいため有力候補です。
ボディガード
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単体性能 ★★★★
汎用性 ★★
総合評価 ★★★
相手がスーパーアーマーを装備していない前提であれば、PAの中でも屈指の火力と拘束時間を誇ります。
下準備なしではまともに当たりませんが、CSリセット+デスマッチ2やノイズストーム最上位AIとは相性が良いです。
上記のような構築で無暗転火力を重視したい場合、拘束時間の長さからダメージを奪いやすく候補に上がります。
後書き
以上、AIフォルダに採用されるであろうチップについて私見モリモリで解説してきました。
各チップの採用理由、リスク、リターンに関してある程度紹介できたと思うので、少しでもAIフォルダを作成する際の助けになれば幸いです。
AIフォルダはそれ単体でも「それぞれの構築に合わせた専用AIフォルダ」「多くの構築で安定した強さを発揮できる汎用AIフォルダ」「移動床放置のみで調教が終わるダークチップ不採用お手軽AIフォルダ」といったようにさまざまなアプローチが取れるため、非常にやり込み甲斐のあるシステムだと思います。
今回は悪AIで採用されるであろうチップについての解説でしたが、善AIだとまた違ったアプローチを求められ、それも非常に面白いです。
善AIに関しては後日公開予定の記事で詳しく言及する予定なので、ぜひそちらも見ていただければと思います。
AI調教は確かにしんどい作業ですが、白紙AIさえ用意してしまえば割と手軽に色々試せるので、二の足を踏んでいる方もこれを機にぜひ挑戦してみてほしいです。
目論見通りにうまくDSUが動いてくれた時はめちゃくちゃ楽しいですよ!
結局AI調教そのもののハードルは全く下がってないけどまあええか
構築紹介
参考までに筆者が作成した悪構築の記事リンクをのっけておきます。AIフォルダに関する内容も含まれてるぞ!!!
また、こちらの記事では手抜きAI調教の方法に関して記載しています。完全放置でまあまあ戦えるAIができるので、調教作業が面倒な方はどうぞ。