男性の育休取得について経営者的視点
育休は「その時にしか経験できないこと」
『育休のリアル』を印刷してくださる、藤原印刷株式会社の藤原隆充さんは、自身の体験を経て、育休について感じるところがあるそうです。
このお話は、メッセンジャーのやりとりの中で偶然話したことだったのですが、みなさんにも知ってほしい事実だったので書きました。
「僕は時短勤務だったんですが、本当は育休を取りたかったんです。でも代わりを育てていなかったのと、めちゃ忙しい時期と重なってさすがに取れずで。だから取りたい社員がいたら絶対育休取らせてあげようと誓いました。
迷ってる社員もいましたが、プッシュしまくって、今まで3人男性育休とってます。みんな『取って良かった』と言ってます。
人生において、その時にしか経験できないことってあるじゃないですか。
思春期の恋愛とか、幼少期の原体験とか。
同じように育休は、その時にしかできないことなので、たとえ1ヵ月仕事に穴あけても会社つぶれるわけじゃないんで、人生の大事なこと優先して欲しいんですよね。
仕事も大事ですけど、人生で考えれば一つのパーツなので。
45年間働くとしたら、1日足らずずーっと仕事が一番上なんてあり得ないので、その時その時の大切なものを優先してほしいし、それができるような柔軟性のある会社にしたいと思ってます!
フリーランスの方との仕事が増えて、生き方が多様になるほど『企業はどうあるべきか』を自然と考えるんですよね。これまで通りの中央集権的な体制では立ち行かないのは明らかなので、柔らかくしていきたいです。」
育休を取りたくても、様々な理由で取ることができない男性は、まだまだ多いと感じます。
しかし、このような視点で考えられる経営者の方が増えていったらきっと、育休を取って人生の厚みを感じられる男性の数も増え、人生の中での「子どもと一緒に過ごす時間の意味づけ」も変わってくるのかなぁと思います。
written by なおちん
■クラウドファンディング
挑戦期間:2020/11/2(月)12:00 〜 2020/12/7(月)23:00
■育ラジ
『「育休のリアル」出版プロジェクト 純粋応援チーム』というFacebookグループを立ち上げました。おかげさまで、現在約120名の方にご参加いただいております。
少しでも私たちの想いに共感してくださった人に入っていただきたく、
グループ内では、プロジェクトやクラファンの進捗状況や、SNSの更新情報などを随時発信していく予定でおり、
参加者のみなさまには純粋な「応援」の気持ちを持って一緒にプロジェクト成功を見届けていただきたいと思っております。
ぜひ、みなさまの温かいお気持ちを少しだけプロジェクトに貸してください。
私たちプロジェクトチームメンバーとの面識がない方も、welcomeです。
みなさまの「純粋応援チーム」へのご参加を心よりお待ちしています!!
◆参加方法◆
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※申請時、質問項目への回答をお願いします。
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その場合は、質問項目内で簡単な自己紹介を書いていただけると助かります。