リュウソウチャレンジTTFC先行配信で感じた「飛躍的な成長」と「魅力」
4月8日より、騎士竜戦隊リュウソウジャーBlu-ray コレクション3巻の映像特典となるリュウソウチャレンジとリュウソウトークがTTFC(月額制サイト・入会1カ月目は480円/月)で先行配信開始となった。
配信されてから時間のある時に毎日毎日見返しては思わず笑顔になる日々だ
軽快な音楽をバックに、お揃いの白いツナギをきた後ろ向きの6人が大げさに格好つけながら振り向く。一ノ瀬颯くんがまるでプライムタイムのニュースキャスターのごとく低く落ち着いた声で「こんにちは、リュウソウチャレンジの時間です」と決めた…と同時にすでに笑いをこらえきれくなっている兵頭功海くんやつられて笑う小原唯和くん。そしてその変な空気を気にして(か、していないのか)素早く左右を見渡してコーナーの主旨を説明しようとする…。と、そこに勢いよくケボーン!のSEが響き渡り誰かがスタジオに飛び込んでくる。その圧を受けスローモーションで思いっきり後ろの壁に飛ばされる6人。そして足元のからカメラが上っていき映し出された紫のTシャツのその人は…ナダ役・長田成哉さん!!
――ここまでが冒頭30秒の内容である。
ここまでの時点でも、
初夏の手前ごろに撮影したであろうリュウソウチャレンジ1 ↓
夏の終わりに収録したであろう2に比べ ↓
リュウソウジャーの6人が、飛躍的に成長している。
私は彼らの「成長」という部分に魅力を感じてしまうためどうしても「成長している」というワードで褒めがちになってしまうが、最初のオープニングトークからすでに以前はあったような緊張はなく、皆良い意味で肩の力が抜けリラックスしている。さらに、最初の頃は物珍しかったであろういつもと違うスタジオや衣装での環境、そしてバラエティ的な要素もある企画の進行にも慣れて、今まで6人が「内輪で」やっていたであろうノリを自然なまま「外側」の視聴者に見せてくれているように感じる。
さらに今回のゲストはオンオフ共にリュウソウジャーの6人に刺激を与え支えてくれた長田成哉さん。このような収録では久しぶりの再会のはずだが誰一人よそよそしくないのは長田さんが公私ともに皆と繋がり続けていた証であろう。
リュウソウチャレンジ1,2ではレジェンド戦隊の先輩や、みやじまんこと戦隊大好きアナウンサー宮島咲良さんに進行を助けられ進めていた部分も大きかったが、今回はレジェンドライダーの唐橋充氏をお絵かきの「講師」として迎えているが、進行役はあくまでも一ノ瀬颯くんを中心にした7人で行っている。
唐橋さんが自分の描いた絵を紹介するときに、作品を和室に置いて撮影したポートレートをみせてくれて一同驚く…のだが
兵頭「これ、絵ですか?」
小原「写真じゃないの?」
尾碕「これも絵ですか?」
「ガチ」で写真と絵の区別がついていないキャストが続発し、唐橋さんも思わず驚き、一ノ瀬君はその「ガチ」の天然ボケがツボに入りこらえきれず笑いっぱなしだ(笑うときに手を口に当てるところに育ちの良さを感じる)
このような純粋すぎるゆえに天然な発言が飛び交うところがリュウソウキャストの持ち味であり魅力なのだがその魅力をいかんなく発揮しつつ進んでいく。
今回の先行配信ではリュウソウジャーキャストの画力チェックを兼ねた「ネズミの絵」を各自が書いてご披露するのだがみんなの絵心・センスがバラバラで本当に面白い。特にこういうとき絵がいわゆる「画伯」的な人が注目されがちだが、いつも皆に愛され、いじられつつ輪の中心にいる綱啓永くんが今回も期待を裏切らず、もちろん本人はふざけるつもり一切なく、真面目に取り組み、結果ユーモアの刺身のようなネズミをみせてくれる。
さらに、1のフットサル、2のお料理でもずっと優等生だった小原唯和くんが今回ついに、「いじられる側」に立つほどの画伯力をみせてくれる。皆からのツッコミに反論しつつも周りの絵をチラチラ気にしている所に本心が見え隠れしていてこれまた魅力的だ。
以降は映像特典として収録されるものの先行一部公開という形で、7人が感謝の気持ちを絵にするべくそれぞれが課題の絵に取り組みながら振り返る話をしていく。笑いの間にも真剣で、しんみりとした空気さえかんじられる、真剣に聞き入りたい部分でもある。
予告編をCMとして加え全体で時間にして20分程度の映像の中にリュウソウジャーの良いところがぎっしりと詰まっている最高の先行配信だった。
リュウソウチャレンジ1,2とそれぞれ回を重ねるごとにリュウソウキャストの魅力・面白さはより強く発揮されてきた。
その集大成である3でどんなに仕上がっているのか、Blu-rayコレクション3巻の発売が待ち遠しい。
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