Blurred...

想像力のある人が好きだ

会話の中で気持ちを引き出す人も、くだらない冗談に付き合ってくれる人も、嫌なことを笑い話にできる人も、言うほど居ないんだろう。

最近 「こんな人にはなりたく無いな」 という対象が増えた。彼らのことは嫌いでは無いけどある側面に強く嫌悪感を感じたり、疑問に思うことがある。1度目はその日の気分かと思うが、2度目から自分の気持ちがハッキリしてしまって、どうも接しにくい。

これまで違和感を感じていた事に向き合う時間があり、自分がその事に気づかないフリをしていたと分かった。その方が人当たりのいい人間になれる事も、まだ矛盾を持っていて線引きが曖昧な事も理解した。初心忘るべからず。


5/15 コラテラル
殺しを受け入れられない悶々としたドライバーの描写が好きだった。冒頭のパンチに比べて、ラストが盛り上がりに欠けるな....といった印象。言葉の回収は面白かったけど、もうちょっとなにか欲しかった。

6/1 アフターサン
どこかで見た「親が子供からの無償の愛を受けるのだ」の言葉のまんまだなと思った。大人(親)になりきれない父と、やけに大人びた父を愛する娘。立場が似ているのもあり刺さった。
物語を説明し切らないのがモヤモヤ...映像はお洒落でした。


たびたび、自分が嫌いになるけど、自分の見た目や内面では無くって自分の唯一性が揺らいだ時に嫌いだと感じる。
原因が容姿や内面にあるだけで、その事が嫌いなわけでは無いみたいだ。「私の代わりは沢山いる」「ここに自分が居なくても場が成り立つ」そう感じた時、特に強く嫌いだと思う。

自分が何者かを証明したい欲求は人間の持つものらしいが、意識しなくても苦しい時にはその欲求が強く出ているんじゃないか。他人で自己を認識できるなら、他人との繋がりが揺らいだ時に自己肯定感が崩れるんじゃないか。

考えても仕方のない事をグルグル考えて寝つけない日が多い。課題がある訳でもないので、結論は無いし解決もしない、自分の首を絞めている。

これから数年の身の振り方で人生が決まるんじゃないかというプレッシャーが、そうさせるのかもしれない。苦しい。
「あなたは今苦しんでるか?」と教授に聞かれた時笑ってしまった。「苦しい」と言ったところで何も返っては来ないけど。

は〜全部歳のせいにしよう。20歳です。

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