Blurred.
1ヶ月ほど、全く映画を見てなかった。どうやら暇な時ほど見ないらしい...
9/7 バービー
名作映画ネタを知らないので具体的にどこが、というのは分からなかったが気に入ってた冒頭のシーンがそうらしい。
お客さんは男女半々くらいで年齢層高め。左隣のおじさんは映画好きのようで小ネタで爆笑していた。前のおばちゃんは、ママブチ切れシーンで大いに頷いていて、観客の反応も合わせて面白かった。
強いメッセージ性、というより女性の鬱憤が爆発って感じ。女性から見た典型的なウザ男性の描写が良かった(きっとおばちゃんは嫌な顔してたはず)
図らずもピンクの服を着ていたのがアガったね
9/20 ハリー・ポッターと炎のゴブレット
話数は人がセレクト。炎のゴブレットは小説が上下巻に分かれ始めるポイントなのでやや苦手意識がある。男性キャストたちが髪を伸ばしてイキリ高校生になってるのがかなり好き。でも結局喧嘩する内容は1年生から変わってないし、ハーマイオニーが呆れてるのも思春期で良い。
クィディッチワールドカップはもっと試合シーンが見たいな〜と毎回思う。
9/22 バーナデッドママは行方不明
私が高校生の時に母親が家出したな、と思い出す映画。影響されやすいので安直に「南極行きたい」が1番の感想。あんなの見せられたら写真撮りに行きたいに決まってるだろ。
娘が終始ブレずにママの味方で、周りに対して戦っていたのが良かった。泣き叫ぶ娘より、デキる娘が出てくるストーリーは爽快感がある。
9/25 パーフェクトブルー 4Kリマスター版
Twitterのトレンドで知ったやつ、そもそも今敏作品だと知らなかった。どの劇場もチケット完売の勢いらしく、HAT神戸がすかすかなのは奇跡だったのか...
どういうものだ、と言うことも無いけど、超良い。現実と夢と劇場の切り替えがずっと予測できないまま進んでいくゾクゾクした感じと、1つの仕掛けで一気に緊迫する雰囲気、人間の気持ち悪さ、呆気なく死ぬストーカー....まとまりが良すぎる。
ルミが「ミマはアイドルだから」と言い続けていた意味の回収がすげぇとなった。
見終わってTwitterを見ると「パーフェクトブルー内の平沢要素」なる投稿があり、笑った。
9/25 アリスとテレスのまぼろし工場
見るタイミングを完全に間違えた、パーフェクトブルーの30分後に映画を見てらんない。
MAPPAが作っている、というので興味を持った映画。テレビも映画も抜かりなく作っているんだなと実感した、新海誠ほど描き込まれてないもののそれに劣らない描写と色・髪の毛。
アリスもテレスも出てこないし、めちゃくちゃ日本の話で、ベタなことを言うと「出る杭は打たれるけど恐れるな」って話なんでしょう。
10/6 ハント
韓国警察スパイシリーズ。緩急があるようで無い、ずっとソワソワしている映画だった。拷問シーンはお馴染みしっかり映すし、それなりに流血描写もあり(個人的には物足りなかったが)、大爆発で締めてしまうあたり大満足。
二人の次長の顔が最後まで見分けられず、周りの人間で判断していたので若干疲れた。
誰がスパイかわかった状態で思い返すと、重要な証拠を見捨てていたりするシーンがあったなと納得した。タイトルの「N」が逆さになっている謎は解けなかった。
10/7 イコライザー THE FINAL
開幕3分で満足した、というまである。”ロベルト”は始終かっこいいし、シチリアの街と暮らしは美しすぎるし、アクションは淡々と締まっていく……
主人公の几帳面さが街の人々によって溶かされていって「この街と人を愛し始めている」のシーンで拳握りしめてた。
この要素要るか?と思ったりしたが、まぁ無かったらそれはそれで厚みがなくなるなと考え直したりをずっとするような映画だった。
個展が近づいてきて、体調崩したりやたら映画を見に行ったりしている。やれることはやっておきたいが、自分のことなのでギリギリに全部やっつけるんだろう。
来週も映画を見に行ってる気がする。それでいいのか、自分。
そんな人の個展は今月末にあります。よかったら来てくださいね。