就活する気なんてさらさらなかった私を変えてくれたintee
8月27日今日現在。就活を始めてから約2か月が経つ。
就活なんて私には必要ないとじたばたしていた5月までを考えると、私の就活に対する考え方は大きく変わったと思う。
そして、いい方向に舵を切れているという自信がある。
もし今就活に興味がない、やる気が出ないと感じている人は、少しだけ私の話を聞いてほしい。私の体験談を基に、本当にそれでいいのか考えるきっかけになれば幸いだ。
就活なんて絶対しない
2年生の時に個人事業の面白さに触れていた私は、従業員として会社に使われるのは死んでも嫌だと思っていた。
親や知り合いの社会人を見て、残業まみれの長時間労働や、休日や自分のプライベートを犠牲にしてまで会社に貢献させるような愛社精神の押し付けに嫌悪感を抱いており、会社員=社畜という印象を強く持っていた。
それに比べてフリーランスは全て自分で決定することができ、頑張った結果が売り上げという目に見える数値で返ってくることにやりがいを感じていた。真面目に働かないフリーライダーの分まで稼がなければいけない会社員と違い、業務から結果まで全て自分のみに集約されているフリーランスはとても自由な選択に思えた。
そのため、私はフリーランスとして生きていく!就活なんて絶対しない!という強い意志があった。
本音を言えば、コロナ禍での就活に不安を感じていて、就活に正面から向き合う勇気がなかったため、フリーランスという逃げ道を作っていた。体育会系でも留学生でもない自分に、選考を勝ち抜けるほどの市場価値があるとはとても思えなかった。
それからフリーランスといえばエンジニアのような安直な考えからプログラミングを学び始め、フリーランスとして働いているエンジニアのブログを読んでロールモデルとしていたが、具体的にやりたいことの決まっていない私は漠然とした不安を抱いていた。
本当にこのままでいいのか…?
フリーランスとして生きていくという方針に疑問を抱き始めたのは6月になってからだった。
ワンキャリアなどの就活支援サービスから頻繁にサマーインターンにエントリーするようにとの催促のメールが届くようになった。
大体のメールは私には関係ないと流していたが、サマーインターンを制すものは就活を制すという言葉が妙に引っかかった。
このような広告は、就活生の不安を煽るためにある程度大袈裟に書かれているとは理解している。それでも、みんながサマーインターンに参加し着々と就活の準備を進めている中、私は本当にこのままでもいいのかという疑問を抱いた。
本当に私にフリーランスとして生きていく気概があるのか。壁にぶつかった時にそれを乗り越えていくだけの覚悟があるのか。新卒という一度しか使えないカードをフリーランスという選択に使ってもいいのか。
今まで目を逸らしていた疑問や不安が一気に押し寄せ、私はフリーランスとして生きていく目処が立たなくても困らないように、滑り止めのような感覚で就活に手をつけることにした。
inteeとの出会い
しかし、今まで何も準備をしてこなかった私にはサマーインターンに参加するという目標は現実味がなく、何から始めればいいのか手のつけようがなくなってしまった。
23卒の1年間の就活の流れなどを見ていると、自分が遅れていることばかりに目が行き、もう間に合わないのではないかという不安が募るばかりだった。
そんな時、インスタの広告でinteeの存在を知る。
スキルアップによって、キャリアの選択肢を増やし選ばれる人材から選ぶ人材になるというサービス内容が魅力的で、フリーランスか会社員か悩んでいる私にはぴったりだと思い登録した。私が主に参加していたのはセルフリーダーシップゼミだった。そしてここでの学びが、私を大きく変えることになる。
求められる人物像
まず私が学んだことは、フリーランスも会社員も求められる能力は同じだと言うことだ。
フリーランスは全ての業務を自分の責任で行わなければいけない。自分の選択に100%の責任を持ち、自分で決断する意思決定能力が必要となる。
それは、会社員でも全く同じことが言える。上司の指示、部下の仕事にも当事者意識を持ち、チームに対してリーダーシップを持って意思決定を行わなければ、結果を出すことも成長することもできない。
どの環境下でも、成功する人は自分で判断する力を持っている人だ。
私は、フリーランスでなければ自分の決定で動くことなどできないと思っていたが、自分がリーダーとなった場合どうするかという当事者意識を持って判断することが重要になってくる会社員にも、同じくらい自分の意思決定が影響するということを学んだ。
企業に選ばれるのか、選ぶのか
そして最も重要な学びは、キャリア形成は自分の将来ありたい姿から逆算すべきという考え方だ。
就活を始めたての頃の私は、とにかくwebの説明会を観まくり、なんとなくいいと感じた会社のサマーインターンを応募しまくるという質より量形式だった。
もちろん、この方法が完全に無駄というわけではない。
説明会を観ることで業界・企業理解を深めることができるし、いいと思う企業を分析することで就活の軸が見えてくる。また、サマーインターンのエントリーでESを書いたりGDに参加したり面接を受けること自体が就活本番の練習になる。
このような意味では最初のやり方でも得るものはたくさんあったが、私は周りから遅れているという焦りから就活において最も重要なことを理解していなかった。
それは自己分析だ。
そもそもなぜ就活をしているのか、このnoteを見ている人はロジカルに説明することができるだろうか。
私は全くできなかった。そもそもフリーランスの滑り止めというふざけた理由で始めた就活だったため、なぜこの企業のサマーインターンを受けたいのか、どのような基準で企業を選んでいるのか説明できなかった。
このことはESでよく聞かれる「なぜ応募したのか」に答える際に頭を悩ましていた原因であったが、自分の考えより企業が求めている答えを探すことで解決した気になっていた。
inteeで学んだことだが、この考え方は順番が完全に逆だ。
企業に合わせた自分になるのではなく、自分に合った企業を探すべきなのだ。
なぜか。
私のような考え方の人は、就活を終わらせることが最終目標になっているのではないだろうか。
とにかくどこか条件のよさそうな企業に受かり、就活を早く終わらせることで精神的に楽になりたい。誰しも思うことではあるが、このような考えは企業側に見透かされる。
なぜ就活をするのか。それは企業に受かったその先にやりたいことがあるからだ。3年後、5年後、10年後の自己実現の手段として、企業で働くという選択があるはずだ。
そう。企業に就職することは目的ではなく手段なのである。
このような考え方ができるかどうかで、会社に使われる人間になるか、会社を使う人間になるかは変わってくると思う。
将来どうありたいか
では、どうすれば企業を手段として使い、選ぶ側の人間になれるのか。
そのカギは先ほども述べた自己分析だ。
自分はどういう人間で、どのようなことにワクワクするのか、何が好きで何が嫌いなのか。
自分の取扱説明書ができていれば、自然と自分のやりたいことや企業選びの軸が見えてくる。
①自分はどういう人間なのか
②自分は将来どうありたいのか
③②の実現には何が必要なのか
このような手順を踏んで考えることができれば、卒業後に必要なキャリアが見えてくる。目的を明確にすることで、企業を選べるようになるのだ。
私のこれから
inteeでは人生において必要な本質的な考え方を学ぶことができる。
今回私が紹介したのは、私が感じた大切な考え方に過ぎない。人の数だけ受け取るものは違うし、変わるものと変わらないものもあると思う。
ただ、私が強く主張したいのは、inteeは必ずあなたの人生をよりよい方向に導いてくれるということだ。
私はinteeに入ってから、メンターの方にも協力してもらい自分の人生や価値観を見直した。その結果私のやりたいことは、フリーランスではなく一度企業に入って経験を積んでからの方が上手くいくことが分かった。最終的な目標があるからこそ、今の決断には全く不安を感じない。
このnoteを見ているフリーランス志望の人の中には、このような自己分析の上で決断している人ももちろんいると思う。
フリーランスになることが目的ではなく、自己実現の手段となっているなら、安心して今の方向に進んでほしいと思う。
しかし、就活への不安から何となく別の道を作り逃げ道を増やしているという人は、inteeに参加し、一度自分を見つめなおしてみてほしい。きっと、本当の自分や本当にやりたいことが見つかると思う。
このnoteを読んだ人が、就活に自信を持って挑めるようになることを心から応援している。