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お店で横柄な人 ー GIVE & TAKE

高3の娘が某焼肉店でバイトしています。
いろいろな客、スタッフがいるようでバイトから帰ってきたら今日あった出来事をいろいろと話してくれます。

横柄なお客さんの話

先日、中年のサラリーマン男性が3名で来店した時の話し。

娘 「いらっしゃいませー」 ( ´∀`)
客 (ブスッとした顔で) 「三人」
娘 「ご案内しまーす」 ( ´∀`)

店内は混み合っていて奥の方の席しか空いていない状況です。空いている席もあるんですが、予約席なので案内できません。

客 (空いている席を見つけ)「俺ここでいいよ」
娘 「すみませーん。予約席なんですよー」 ( ´∀`)

客 (空いている席を見つけ)「俺ここでいいよ」
娘 「すみませーん。ここも予約席なんですよー」 ( ´∀`)

娘 「こちらになりまーす」 ( ´∀`)
客 (不機嫌に)「なんでこんな奥なんだYO!他に席はねーのかYO!」
娘 「店内混み合ってましてこちらになってしまいます。。」 ( ´△`) ミリャワカルダロ
客 「ふざけんなよ!あー、わかったわかった」( *`ω´) ブツブツ

案内しただけで「地雷客だなー」とわかりますね。その後も注文でいろいろやらかしていたそうです。

繰り返しますが、中年のおじさんが若い店員に対しての態度です。

・・・人間として恥ずかしくないんでしょうか?

書籍 GIVE & TAKE

このエピソードを娘から聞きつつ、書籍「GIVE & TAKE」のことを思い出していました。

この世には3種類の人がいるそうです。
① Giver (ギバー) 与える型
② Taker (テイカー) 奪う型
③ Matcher (マッチャー) バランス型

Takerは人からとにかく何かを奪おうとします。人に仕事をやらせ、成果は俺のものってタイプですね。いますいます。

Takerは横柄な態度で「これやっといて」とやりそうな悪役イメージがありますが、一概にそうではありません。

ものすごく柔らかい人当たりで奪おうとして来る人もいます。

Takerは人から奪うため、あらゆる手段を取ります。人から奪うために人を安心させるのが得だと思えば物腰柔らかくなります。

詐欺師は詐欺師の顔をしてやって来ないということです。

ではどうすればTakerだと見抜けるのでしょうか?

Takerの特徴の一つとして、自分と関係がない、例えば店員など立場の弱い人に対してものすごく横柄な態度をとるそうです。
・・・上のエピソードの人ですね・・

文学者 サミュエル・ジョンソンの言葉、
『自分にまったく利益をもたらさない人間をどう扱うかで
 その人がどんな人間かがはっきりわかる』

その通りだなー

柔和な態度のTaker

とはいえ、じゃあ店員に対して横柄な態度をとらなければTakerじゃないんだね。
とはならないのが人間の難しいところです。
店員に対してすごく丁寧で「いいおっちゃん」と思われている、ゴリゴリのTakerを見たことがあります。

店員に対して、
横柄な態度をとる → 高確率でTaker
横柄な態度を取らない → Takerかどうかはわからない

結局は接してみて痛い目を一度見たらTakerだなと用心するというのが現実解かなと思います。

結論

だいたい20%の人がTakerで、50%はMatcher、残り20%がGiverだそうです。

Takerは雰囲気を悪くするし役に立たないので排除の方向で。
・・・それが簡単にできないのが社会なんですがね。。

参考

ビジネス書でベストセラーです。

YouTubeで概要をさっと抑えられます。
12:25 ⑥テイカーを見抜く方法

オリラジ中田さんでも紹介してました。プレゼンうまいですねー。参考になります。

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