子どもの問題行動には全て"背景"がある
児童が赤ちゃん返りのように甘えてくる時、
エスケープや万引きなどの問題行動を起こす時、
友達に暴言ばかり言う時、
陰口を沢山言う時、
など、一見厳しく叱りがちなことでも
実は色んな"背景"があってそういう事をしてしまっています。
それは、私の経験上から分かったことです。
例えば、赤ちゃん返りのように甘えてくる
という児童がいます。
その子は「おんぶしてーなー!」と嘆いてきます。でも他の先生からは、もう小学生なんだからしっかり指導しなければいけないと助言がありました。でも私はそんなことを言ってくる背景があるんじゃないかなと思っていたので、内緒やでと言いながらおんぶしてあげていました笑
で、その後分かったこととしては
実は家庭で愛情表現を十分に受けていない
という背景があったということです。
両親に叱られてばかりで愛情が足りていな分
先生たちに愛情を求めていたのです。
それを知るまでは確かに
小学生として少しずつステップアップさせなければという気持ちも分かるのですが
私たちが"どうさせたいのか"ではなく
まずはその子の"背景"をしることが大事なんだと改めて感じました。
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他には、暴言ばかり言う児童がいます。
その子は暴言が多い為、どうしても
浮いた存在になってしまいます。
勿論、暴言を言われていい気持ちになる人は
一人もいないので、私自身もたまには
イラッとくるときはあります。
我慢しますが周りにも嫌な気持ちにさせてて
お互いにとって良くないという時は
叱ります。
この子は一見ただ自己中に生きているように
見えますが、その子の背景を知ると
実は知ってる言葉の数が少なかったり
表現することが苦手で
どうしていいか分からず
暴言でしか表現できなかった
という背景がありました。
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他にも色んな児童がいて
やっぱり何も知らない人からすると
煙たがられたり厳しく指導されたり
っていうことが多いと思います。
私自身も今でもちゃんと背景が分からないときは
厳しく指導しなければいけないんだろう
と、自分の勘を信じずに周りに流されてしまうことがあります。
でも、
経験を重ねるにつれ、
自分の勘は間違っていないのでは?
と確信が持ててきました。
勿論、全て合っている訳ではないのですが。
周りの先生のアドバイスも必要ですが
それが全てその子にマッチするとは限らないので
たまには自分の勘を信じてもいいのかなと
思います。
今回の子どもの普通と違う行動には
何か"背景"がある
ということは、凄く感じていることなので
これに関しては
厳しく指導する前にちゃんと背景を
知ってあげようと思っています。
これは子どもだけではなく
大人にも言えることでないか?
と思っていますので
対人関係でも何か生かせたらと思います。
まだまだ未熟な私ですが
何かヒントになれたなら幸いです。😌🍀
今日も読んでくださりありがとうございます♡
最高の一日をお過ごし下さい…😌🙏💫
ばいば〜〜い(*´ ³ `)ノ