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3ヶ月の育休取得が自身のキャリアに与える影響を考える

試算用の仮定

  • キャリア開始年齢: 24歳(大学院修士課程卒業)

  • キャリア終了年齢: 60歳

  • 育休期間: 3ヶ月

計算

総キャリア期間: (60歳 - 24歳) × 12ヶ月 = 36年 × 12ヶ月 = 432ヶ月
育休期間: 3ヶ月
育休が占める割合: (3 ÷ 432) × 100 = 0.69%

考察

3ヶ月の育休取得は、36年間のキャリア全体のわずか0.69% 、育休取得がキャリア全体に与える時間的影響は非常に小さい。
ただし、現実的には、キャリアのどの時期で取得するか、周囲との信頼関係、引き継ぎの巧拙等で実質的な影響の大きさは変動すると想定。

育休取得による潜在的なポジティブ影響(希望込み)

育児への貢献は当然として(育休中にMBAを取るとか趣味を増やすのは論外という前提で)、

  • 家族との関係性強化によるメンタルヘルスへの中長期的な好影響と長期的な仕事のパフォーマンス向上

  • ワーク・ライフ・バランスの向上による生産性の増加

  • 育児経験を通じたソフトスキル(例:時間管理、忍耐力、多重タスク処理能力)の向上

  • 多様性を重視する企業文化への貢献によるキャリア発展の可能性

結論

3ヶ月の育休取得は、36年間のキャリア全体でわずか0.69%の時間しか占めません。 この小さな投資は、家族関係の強化、個人の成長、そして組織文化の改善など、 多くの長期的利益をもたらす可能性があります。したがって、キャリアへのポジティブな影響は非常に大きいと考えられます。というか、今の世代でポジティブな影響を現実のものにしていかなきゃね、という考えです。

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