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気づけば“流され人生”——今のエスカレーター、本当に降りなくて大丈夫?
かつての私は、小中高大学大学院まで出て、とにかく営業以外の仕事に就き、定年まで会社員として過ごすというエスカレーターに乗ることが幸せな人生だと考えていました。
でも今、そのエスカレーターを降りて別のエスカレーターに乗ろうとしているところです。
私は元々、人と話すことが苦手で、就職活動もうまくいかず、ようやく手にした内定先で20年間エンジニアとして働いてきました。
しかし、あるプレゼンテーション試験で不合格になったことをきっかけにコーチングを学び、人とのコミュニケーションを楽しめるようになりました。
振り返れば、私は「なんとなくで選んだ道」をただ進んでいただけだったのです。
あなたは今、どんなエスカレーターに乗っていますか?
気づいたら流されるままに進んできたけれど、「本当にこのままでいいのか?」と考えたことはありませんか?
無意識に乗ってしまうエスカレーター
「安定しているから」
「失敗したくないから」
「これしか選択肢がないから」
——そんな理由で今の道を進んでいませんか?
私たちは、社会や環境の中で「乗せられた」エスカレーターを無意識に進んでしまうことがよくあります。
それが本当に望んでいたものかどうか、考える余裕もなく。
しかし、ふとしたときに「これでよかったのか?」と違和感を覚えることがあるはずです。
エスカレーターを降りるのは怖い
たとえ現状に満足していなくても、「今のままが安全」と思ってしまうのが人間の心理です。
私も、エンジニアとしての仕事を続けることが無難だと考えていました。
しかし、コーチングを学ぶことで、「自分が本当にやりたいことは何か?」を考えられるようになり、新たな一歩を踏み出す勇気を持てました。
どうすれば望むエスカレーターに乗れるのか?
1. 今のエスカレーターを自覚する
まずは、自分がどんな理由で今の道を進んでいるのかを見つめ直しましょう。
「本当に自分で選んだのか?」と問いかけることが大切です。
2. 降りる選択肢を持つ
エスカレーターはいつでも降りることができます。
しかし、そのためには「他の道もある」と知ることが重要です。
コーチングは、その選択肢を見つける助けになります。
3. 小さな一歩を踏み出す
いきなり大きな決断をする必要はありません。
まずは、小さな行動を起こしてみること。
例えば、
今とは違う人と話してみる
新しいことに挑戦してみる
情報を集める
——それだけでも大きな変化のきっかけになります。
まとめ
あなたは、本当に望んだエスカレーターに乗っていますか?
もし少しでも違和感があるなら、一度立ち止まって考えてみてください。
そして、自分で選び直す勇気を持ちましょう。
エスカレーターは、あなたの意思で降りてもいいのです。