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「手段が目的になっていないか?」

今朝、経営者が集まる会(=倫理法人会のモーニングセミナー)の会場へ向かう車の中でふと考えました。

「自分は何が目的でこの生活を始めたんだろう?」

考える発端となったのはお金の問題。
定収入がなく、生活はかなり厳しい。
改善の見込みもはっきりしない。
そんな状況でした。

ここからは一人脳内会議。


一定収入のある会社を辞めたことを後悔している?
⇒いいえ、後悔はしていない!会社員では望む生活ができないから辞めた!

そもそも、自分はどんな生活を望んでいた?
⇒労働時間に縛られず、自分のやりたいこと(=コーチ業と講師業)で経済的にも自立して、余裕をもって生活できる環境づくりを行い、家族みんなで幸せになりたい。

でも、今の状態は?
⇒よくよく考えると、「会社を辞めて、コーチ・講師になること」が目的だったかも。

じゃあそれって、またいつもの視座の低い自分の思考のクセにはまっていて「手段(=コーチ・講師になること)が目的化しているんじゃない?」
⇒・・・


一人脳内会議終わり。

※私が会社を辞めてコーチになった経緯はこちら


なるほど確かに、収入を得るためにコーチ・講師になることは必要なことだけれど、本来それは「手段」にすぎないはず。
私が目指しているのは、家族とともに余裕を持ち、自分のやりたいことを楽しみながら生きる生活です。
手段にこだわりすぎて、その大切な目的が霞んでしまっていないか、少し反省しました。

目的を見失わないために、これからやるべきこと

  1. 目的を再確認する
    自分の目指す生活を、もっと具体的にイメージする。どんな場所で、どんな時間を誰と過ごしているのか。その中で自分がどのように満たされているのかを明確にする。

  2. 手段を柔軟に考える
    コーチや講師という手段は好きで選んだ道だけれど、それが唯一の方法ではない。目的に向かうためには、他の手段や可能性も広げてみる柔軟さが必要だと思います。

  3. 日々立ち止まる時間をつくる
    今日のように、「これでいいのか?」と自分に問いかける時間を習慣にする。目的を忘れないためには、この振り返りのプロセスが大事だと感じました。

自分を信じて前に進む

会場に到着し、車を降りて会場に向かう頃には、少し心が軽くなっていました。

「また手段が目的になりかけていたけど、それに気づけた。」

そんなことを思いながら講話者のお話を聴いていると、何と、

「目的をしっかり持つことが成功につながるんだ!」

という内容が出てきて、今日の車の中で思ったことには意味があったんだと思うことができました。

人生は一歩ずつ進んでいくものだし、たとえ今の状況が理想とはかけ離れていても、目的を見失わない限り、また方向を修正すればいい。

皆さんも、もし日々の生活や仕事の中で行き詰まりを感じたら、ぜひ問いかけてみてください。

「自分は何を目指しているんだろう?」

この問いが、私たちをもう一度本当に目指すべき方向に連れ戻してくれると思います。


あなたが今やろうとしていることの目的は何ですか?
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