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内向的でも変われる! 人生を動かす小さな一歩とは?
1. 現状維持の安心感と、その裏にある不安
「このままでいいのか?」
こんな問いがふと頭をよぎることはありませんか?
人見知りで内向的な性格だと、新しいことに挑戦するのはとてもハードルが高いものです。
特に30代になると、様々なしがらみや経済的な不安が積み重なり、「今のままが一番安全だ」と思ってしまうことも多いでしょう。
私自身、かつてはまさにそうでした。
就職活動の面接試験では落ち続け、就職浪人を経験。
「営業じゃなければ何でもいいからとにかく会社員にになりたい。」という思いで、ようやく地方の大手IT企業でのエンジニア職に就くことができました。
そんな思いまでして入った会社では、「人との会話が苦手でも営業じゃないから、人と話さなくても問題ない。」と自分に言い聞かせながら、ただ淡々と仕事をこなす日々を送っていました。
20年間のキャリアの中で、プレゼンテーション試験に不合格となり、自分のコミュニケーション能力のダメさを突きつけられたこともありました。
それでも、そんな私が変わることができたのは、たったひとつの「きっかけ」があったからです。
2. 変化のきっかけは、意外なところにある
私が変わるきっかけになったのは、まさにそのプレゼンテーション試験の不合格でした。
その試験の後、私は「なぜ自分はこんなに人前で話すことが苦手なのか?」と落ち込むと共に深く考えるようになり、コーチングというものに出会いました。
コーチングを学ぶうちに、「会話はスキルとして学べるものだ」という視点を持つことができ、次第に人とのコミュニケーションを楽しめるようになったのです。
きっかけというのは、大きな出来事である必要はありません。
例えば、
いつも読まない本を手に取る
誰かの言葉に共感する
小さな成功体験を積む
これらの小さな一歩が、思わぬ変化をもたらすことがあります。
3. きっかけを待つのではなく、自分で作る
「きっかけがあれば、自分も変われるのに。。。」と思うことはありませんか?
しかし、きっかけというものは、ただ待っているだけではなかなか訪れません。
むしろ、「何かを変えよう!」と決めた瞬間こそが、すでにきっかけになり得るのです。
例えば、私がコーチングを学び始めたときも、最初の自己紹介では「やっぱり自分には無理かも」と思っていました。
でも、「ダメ元でとりあえず学んでみるか」という軽い気持ちで始めたことが、結果的に大きな変化をもたらしました。
あなたも、次のような小さな行動を試してみてはいかがでしょうか?
ずっと気になっていた本を買ってみる
興味のある分野のセミナーに参加してみる
信頼できる人に、今の悩みを話してみる
4. 失敗を恐れるのではなく、試行錯誤を楽しむ
新しいことに挑戦すると、当然ながら失敗のリスクがあります。
しかし、現状維持を選び続けることにも、実はリスクがあります。
社会の変化についていけなくなること、やりたいことができないまま年齢を重ねること、心の中にモヤモヤを抱えたまま過ごすこと——これらもまた、大きなリスクです。
だからこそ、失敗を「怖いもの」ではなく、「試行錯誤の一部」として捉えることが大切です。
私はマラソンが趣味ですが、最初は数キロ走るのも辛かったです。
でも、毎回「今日はあと500メートルだけ長く走ってみよう!」と挑戦し続けた結果、今ではフルマラソンを完走できるようになりました。
失敗しながらも続けていれば、少しずつできることが増えていくのです。
5. 未来の自分のために、今できる小さな一歩を踏み出そう
もしあなたが「今のままでいいのか?」と悩んでいるなら、それはすでに「変化を求めているサイン」です。
その気持ちを大切に、まずは小さな一歩を踏み出してみてください。
大きな決断をする必要はありません。
例えば、
1日5分、興味のある分野について調べてみる
週に1回、新しいことに挑戦してみる
「きっかけ」を意識しながら生活してみる
この小さな一歩が、やがて大きな変化へとつながります。
まとめ
✔ 現状維持は安心感を与えるが、不安も伴う
✔ きっかけは意外なところにある
✔ きっかけを待つのではなく、自分で作る
✔ 失敗を恐れず、試行錯誤を楽しむ
✔ 小さな一歩を踏み出せば、未来は変わる
あなたの人生がもっと良くなるための「きっかけ」を、自らつかみ取っていきましょう。