「愉快、痛快、爽快」という口癖
れんこんnote 003
愉快、痛快、爽快
「愉快、痛快、爽快」は、私の口癖です。
困難に出会ってしまったときには、「愉快」、
困難と闘っているときには、「痛快」、
困難を切り抜けたときには、「爽快」と口にすることにしています。
口癖の始まり
「愉快、痛快、爽快」が口癖になったのは、管理職になってからです。
校長や教育長となり、多くの人から注目されるようになった頃から、意識して口にするようになりました。
見られていることを意識したという面もありますが、「愉快、痛快、爽快」と口にしていると元気が湧いてくるという面の方が重要でした。
トップにいると、苦しいことや辛いこと、嫌なことがたくさんあります。
しかし、トップに立つ者が、苦しい、辛い、嫌だと口にすることは、とてもみっともないことです。
ですから、「愉快、痛快、爽快」と口にして、いつでも元気でいるようにしていました。
口癖のメリット
「愉快、痛快、爽快」という口癖には、メリットがあります。
その1つは、気持ちが前向きになることです。
困難に遭遇すると、深く考える前に「愉快」という言葉が口から出てしまいます。
「愉快」と言ってしまうと、前向きに対処することを考え始めます。
「できない理由」を思い浮かべる前に、「できる理由」を探し始めてしまうのです。
もう1つは、周囲の人も明るく前向きになることです。
「愉快、痛快、爽快」という口癖は伝染するようです。
口癖のデメリット
「愉快、痛快、爽快」という口癖には、デメリットもあります。
前向きになり過ぎて、「火中の栗を拾う」危険が大きくなります。
その場合、その気のない人も巻き込んで迷惑をかけてしまう恐れがあります。
口癖の不思議
口癖は、その気がなくても口をついて出てきてしまいます。
「愉快」と思っていなくても、困難に出会うと「愉快」と言ってしまうのです。
口癖と心の関係は、とても愉快です。
口癖になる前は、困難に出会うと、「愉快」と言うように意識していたり、実際に愉快だと思っていたりします。
でも、口癖になってしまうと、心の思いに関係なく、「愉快」という言葉が出てしまうのです。
「愉快」と口にしてしまい、前向きに対処しているうちに、心も愉快になってくるのです。
口癖が先で、心の思いが後なのです。不思議ではありませんか。
そんな不思議な口癖が好きで、上手につき合いたいと思っています。
良い口癖と悪い口癖
口癖には、良い口癖と悪い口癖があるようです。
「愉快、痛快、爽快」という口癖は、良い口癖でしょうか。悪い口癖でしょうか。
私は良い口癖だと思っていますが、人それぞれでしょう。
口癖は習慣の一種です。
良い習慣を身につけるには大変な努力が必要なことが多いですが、口癖を身につけるのはそれほど大変ではありません。
良い口癖だと自分が思う口癖を身につけてみるのも、面白いと思います。
でも、お勧めはしません。
口癖の威力は大きく、人生を変えてしまうことがあります。
そんな恐ろしいものをお勧めできません。責任を取れと言われても、責任の取りようがありませんから。
愉快、痛快、爽快に生きる
私は、身につけてしまった「愉快、痛快、爽快」という口癖を大事にして、愉快、痛快、爽快に生きていこうと思っています。
なぜなら、愉快、痛快、爽快に生きることは「反骨」だと思っているからです。
おまけ
いくつまで、愉快、痛快、爽快に生きていくことができるでしょうか?
70歳までは、割と、愉快、痛快、爽快に生きてきました。
でも、これからもこれまで同じように、愉快、痛快、爽快に生きていけるかどうかは、わかりません。
愉快、痛快、爽快には、大きな困難がつきものです。
それを乗り越えたとき、愉快や痛快、爽快を味わうことができました。
困難を乗り切るためには、勇気や気力、体力が必要です。
勇気や気力はまだ残っていると思っていますが、体力は衰えつつあります。
どうしましょうか。
あまり気にしないで、今ある体力でできることのなかで、愉快に挑戦していくことにしましょう。
noteも、共同運営マガジンも、愉快、痛快、爽快に生きていくための挑戦の一つです。
まだまだいろんなことに挑戦できそうですから、挑戦できることを探して、死ぬまで、愉快、痛快、爽快に生きていきたいと思います。
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