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体や意識の境界
れんこんnote 094
体や意識の境界
「私の体」と「私の体以外」の境界はどこにあるのだろう
どこまでが「私の体」で
どこからが「私の体以外」なのだろう
どこまでが「私の体」か
なんてことを
考えてしまう自分がいる
変人かなあ
体を構成している物質は常に変化している
皮膚は約1か月で入れ替わる
筋肉は数ヶ月で入れ替わる
骨は数年で入れ替わる
「私の体」を構成する物質が
「私の体」の一部だとしたら
かつて「私の体」を構成していた物質も
「私の体」の一部のはず
「私の体」を構成していた物質の多くは
汚水処理場を経由して世界中に散らばっていく
だから
「私の体」は世界中に存在している
そんなことを考える私は
変人かもしれない
「私の体」は「他者の体」と混じり合い
「私の体」と「他者の体」の境界はない
そう考えると
なぜか心が安らぐ
意識は体に付随している
「私の意識」も「他者の意識」と混じり合っているに違いない
「私の意識」と「他者の意識」の境界もまた ない
私が死んだら
「私の体」を構成していた物質は
世界中に散らばっていく
「私の意識」も「他者の意識」と混じり合い
存在し続ける
死んでも
妻や娘 孫たちと
一緒でいられるように思えてくる
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![れんこん/奥井](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/147108773/profile_abef49beff1a445118fb7e67bc3e74a1.jpeg?width=600&crop=1:1,smart)