選択の良し悪しよりも、タイミングの良し悪しの方が重要
れんこんnote 008
選択の判断に迷うほど、どちらを選択しても良い
選択肢が2つあって、どちらを選んだらよいか悩むことってありませんか。
3つ以上の選択肢で悩むことがあまりないのは、2つ以外は選択肢から外す判断ができることが多いからでしょう。
2つの選択肢があって、メリットとデメリットを分析して差がないとき、どちらかを選ぶのは至難の業のように思われます。
しかし、簡単なのです。
実は、どちらを選んでもよいのです。差がないのですから。
ただし、注意すべき点があります。
タイミングの良し悪しを判断する
注意すべき点の第1は、選択するタイミングです。
今が、選択の判断を下すタイミングなのか、それとも先延ばしにした方が良いのかを判断する必要があります。
例えば、スランプに陥って、大学受験の志望校を変更する場合です。
スランプに陥って凹んでいるときは、判断するタイミングとしては最悪です。正常な判断ができない場合が多いからです。
そうした場合は、先延ばしにできる期限を判断し、その期限を待って判断したほうが良いでしょう。スランプにいたときと同じ判断になったとしても、納得のいく判断となります。
例えば、あることで失敗し、リカバリーする方法が2つあり、優劣つけがたくて悩んでいるとしましょう。
ぐずぐずしていると、リカバリーが困難になります。今すぐに選択し、行動に移さねばなりません。
この場合には、今が判断するタイミングです。どちらを選択しても良いのですから、サイコロでも振って決めてしまいましょう。
選択の良し悪しよりも、タイミングの良し悪しの方が重要なのです。
タイミングが良ければ、どちらを選択しても人はついてきます。どちらにもメリットはあるのですから。
しかし、タイミングが悪いと、どちらを選択しても非難されます。どちらにもデメリットがあるのですから。
判断したら、自信を持って前に進む
注意すべき点の第2は、選択したら自信を持って前に進むことです。
「どちらでも大差がないから、サイコロを振って決めた」と言ってはいけません。メリットを挙げ、デメリットには対策を講じ、自信を持って選んだと主張するのです。
リーダーは旗を掲げたら、自信を持って、前に進んでいかなければなりません。自信を持って進めば、どちらの選択をしても、同じような成功に到達するでしょう。
今回のお話の肝は、タイミングを間違えなければ、選択に悩みすぎないこと、気楽に選択していいんだよ、ということです。
真面目になりすぎず、気楽に判断したほうが、良い判断ができるものです。
それでも選択の判断に迷ったら
優劣つけがたい選択肢があったとき、サイコロを振って気楽に決める気持ちになれない、という人がいます。
重要な判断をサイコロ任せにしたくない気持ちはわかります。自分で責任をもって選びたいと思うほうが、自然かつ当然ですね。
そんな人のために、次回、分かれ道で迷ったときにどちらの道を選ぶと良いかについてお話ししようと思います。
追伸
あなたは、分かれ道に立ったことは何回くらいありますか?
分かれ道に立ったとき、自分で行く道を決めたことは何回くらいありますか?
分かれ道で別の方の道を行けばよかったと思うことがありますか?
私は、別の道を行った自分を考えないことにしています。
それよりも、これから来る分かれ道を楽しみにしています。
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