7月1日の改正道路交通法についていけないルール認知
ご存じですか?7月1日に改正道交法が施行されたことを
生野区内で増えてきているレンタサイクル駐輪場
最近町中で見かける機会が増えたレンタサイクルの駐輪場。ポートなどの名称で呼ばれますが、生野区でもあちこちに増えています。
生野区で最もポート数が多いのがハブチャリです。ハブチャリのポートは生野区役所にもあります。
ハブチャリは事前にスマホのアプリの登録が必要で、クレカ所持が必須ですが、登録すれば165円/30分で利用でき、借りた場所に返却せず、駐輪スペースがあいているポートならどこでも返却可能です。
(ポートで借りてポートで返却するまで課金されるので目的地の近くにポートがあってハブチャリを乗らない間はポートに返却するとコストを抑えられる)
現在生野周辺にポートができているので遠方からの移動はもちろん生野区内での移動も不便ではなくなってきました。
ハブチャリの他にも生野区ではHELLO CYCLING(ハローサイクリング)がサービスを提供しています。
HELLO CYCLING(ハローサイクリング)の生野区周辺のポート数は公式サイトの地図でみるとこんな感じです。
上記のレンタサイクルはどちらも電動アシスト付き自転車です。
7月1日の改正道路交通法で便利になる電動キックボード
街中で電動キックボードを見かけたことがありますか?ナンバーがあったり、ないやつがあったり、速度も速いのや遅いの等バラバラですが、電動キックボードのシェアリングサービスをやっているLUUPも生野区に駐輪場(ポート)ができたことご存じでしょうか?
下記がLUUPのポートの場所ですが、大阪市内環状線の内側から徐々に外側にポートが増えてきています。(3か所だけ東大阪にあるのは近畿大学周辺)
生野区ではJR大阪環状線桃谷駅から徒歩で5分のところにLUUPのポートがあります。
電動キックボードもスマホアプリにて事前登録が必要でしたが、2023年7月1日までは小型特殊自動車扱いでした。小型特殊自動車とは耕運機などを想像していただくと分かりやすく、特徴としては、公道もを走れるが、走るには普通自動車運転免許や普通二輪免許の免許が必要です。ちなみに原付の免許では乗れません。しかし7月1日の法改正後電動キックボードの新たな枠組みである「特定小型原動機付自転車」という枠組みが誕生しました。
法改正で便利になる電動キックボードとマイクロモビリティ
この電動キックボードが7月1日の法改正で条件が大幅に変わりました。
変更点は「特殊小型自動車」という区分で免許が必要で、最高速度は15km/hに制限されていたものが、法改正後は、「特定小型原動機付自転車」になり、16歳以上であれば免許不要で利用できるようになり、速度も20km/hまで高速化される。また、6km/h以下であれば歩道の走行にも対応する。ヘルメットの着用は“努力義務”となり、機体のバックミラーは不要になる。
ルールを守れば便利になる
ハブチャリなどのレンタサイクルやLUUPのような電動キックボードがもっと普及すれば街じゅうにポートが増え、徒歩だと少し遠い場所への移動が楽になり、「駅前」にいるように人々が便利で豊かな生活を送ることができるようになります。さらに、これまで駅から遠いとされてきたな場所や公共交通1本で行けない移動が容易になれば、街全体の活性化や価値向上にも繋がります。しかし、今までに説明したようなルールの認知や整備が遅れていることと、スマホとクレカが必修なので移動に困難な高齢者が気軽に利用できないというのが現状です。
さらに今後シェアサイクルのところで紹介したHELLO CYCLING(ハローサイクリング)が座って乗れる特定小型原動機付自転車を開発中でこれが実現すれば、電動アシスト付き自転車が一瞬で時代遅れになります。
ルールを覚えて普及拡大
2025年には大阪万博もありますし、現在でも大阪市内にはインバウンドの方含め多くの観光客の方が来阪されています。
また、大阪市住む住民も、少しの距離の買い物や病院受診、公共交通乗り場まで移動にこれらを利用することで街全体の活性化や価値向上にも繋がります。
ということで強引な結論ですが、区の中心部に鉄道がない生野区は現在もBRT(いまざとライナー)やオンデマンドバスなど社会実験中ですが、それと合わせてレンタサイクルとシェアモビリティのきちんとしたルールの理解と利用増加が普及を推進していくことが大切だと思い。7月1日からの改正道路交通法で何が変わったのかあまり書いているサイトがないので紹介しました。