大池小学校5年生の調べ学習 【生野で作られている「すごいもの!」】(令和5年度 大阪市立大池小学校)
大池小学校の5年生が、生野のものづくりが近隣の事業所とのつながりも大切にしながら、地域に根付いていることに、総合的な学習・社会科の時間で学ぶうちに気づくことができましたので、その内容を紹介します!
学習内容
児童に対し、生野区の特色の一つに「ものづくり」があることや、どのようなものを作っているのか、興味・関心を持ってもらうことで、自分の住むまちをより深く知ってもらうため、以下の学習を行う。
・ いろいろな動画を視聴し、なぜ生野区が「ものづくり」の街になったのか、ということについて学ぶ。
・「ものづくり」の現場を見学し、実際に働いている人の「ものづくり・
地域」に対する思いを知る。
・学習のまとめとして、商品や工場の良さをポスターにまとめ、校内で発表する(作成したポスターは協力企業へ贈呈する)。
小学生の皆さんにとっては、普段、目にしている近くのお店や工場が「あたりまえの風景」になっているので、どんなものを売っていたり、作っていることって、意外と知らなかったのかもしれませんね。
「ものづくり」企業のポスター作成~発表
さいごに
5年生の皆さんが紹介してくれた企業以外にも、生野区には、日本を代表する技術を持った会社がいっぱいあります!皆さんはご存じでしたでしょうか?
今回、インタビューに答えてくださった企業の方からは、
「仕事はしんどいけれど、お客さんが喜んでくれるのが嬉しい」
「機械が故障した時に修繕してくれる人が近所にいるので続けられる」
「工夫を積み重ね、日本だけでなく世界に求められるものを作っている」
など、さまざまなお話をうかがいました。
小学生のみなさんも、日々、お客さんが求めるものを、自分たちが作ったんだ!と、胸を張れるレベルのものを作り続ける「ものづくり」の現場のたくましさを感じることができたんじゃないでしょうか?
子供たちは学習を通して、企業の方々のいろんな想いを受け取ることができたと思います。その想いが「将来、どんな大人になるか」考えるためのピースになってほしいですし、「自分の住む街を誇りに思う、誇りに思える街にする大人」へ向かう道しるべの一つになってくれたらいいな、と思いました!