見出し画像

中学生の考えた公園活用企画が「IKUNO RELAXING PARK @田島公園」として実現!(IKUNO×ものづくり×ICT 次世代の職業体験プログラム)

令和5年度、田島中学校2年生は、「株式会社ながやR」さんのご指導の下、
企画テーマ「めざせパークファン!誰かを誘って行きたくなる公園を考えよう」にチャレンジしました。
約半年をかけたプログラムで、2クラス12案の企画が誕生し、校内投票とWEBの一般投票も実施しました。
この投票により、12案の企画にどんな意見が寄せられ、どの企画がどんな理由で注目されたのか、確認することが出来たんです。
 
12案の企画を「癒し」「映え」「アクティブゲーム」「アナログゲーム」と分類し、その傾向や効果を分析してみたところ、
例えば、「公園にあまり行かない人」(でも行ってみたい思いがある人)にも「癒し系」は共通して人気でした。
そしてその結果、投票数がトップとなり、最終の企画審査でもながやRさんから選ばれた企画作品が、まさしく癒し系の企画~
「ザ・ながやR」賞を受賞した【チーム名 はたP:Relaxing Park】です。

(受賞おめでとう!)

他にも3企画の受賞がありました。どれも見てみたい企画ばかりですね!
「ザ・コミュニケーション」賞 【たじ丸船長:誰だァ!球技王をつかむのはァ⁉】
「ザ・空間演出」賞 【鈴木MAX:みんなが楽しめる公園をつくろう】
「ザ・映え企画」賞 【プリン:go toプリン】

昨年、投票に参加した一般の皆さんからもたくさんのコメントをいただきました。
“近くの公園が、改めて違う視点でみえました”
“小さい公園でも、とにかくリラックスしてゆっくりしてみたいです”
“こんな公園があったらいいなと思いました”…

皆さんのこんなコメントにもお応えすべく、受賞企画「Relaxing Park」は、
令和6年秋、この「田島公園」を舞台に実現しました!
「株式会社ながやR」さんをはじめ、「大阪市立中央図書館自動車文庫」「建設局公園緑化部」のご支援により、
「IKUNO RELAXING PARK @田島公園」として実現出来たのです。

<10月27日 あの田島公園は、リラックス空間に!>

特別な1日は、朝11時からスタートしました。
公園で、リラックス出来る事がいろいろ体験できる一日です。

田島中学校からお借りした「机やイス」もさりげなく公園にあります。
屋外に置いてあると、なんか新鮮ですね!
実は、同じく田島中学校からお借りした色んな本もたくさんあります。
司書の先生とご相談しながら約160冊を持ち込みました。

近所の公園に、開放的な青空図書館⁉が出現
この本はあまり見たことないぞ!
マンガもありますし、
科学の本や偉人伝や絵本も、たくさんあります。
「風を感じながら読書するのは本当に気持ちいいですね!」

ちいさな子供たちからシニアの方まで、
さあ、一緒にリラックスして読書しましょう!

(企画アイデアのご紹介です!)

12時になりました。
矢倉英夫さんの「ストリートオルガン」演奏が始まりました!
公園での生演奏です。

(なごんでます~)

風にのって音楽が踊っています!
3回の演奏会はみんなを気持ちよく和ませてくれました。

(ぼくも、まわすよ~)

ストリートオルガンの仕組みにみんな興味津々です。
こんなふうに出来てるんですね!

(なるほど、すごいです⁈)

13時には、移動図書館「まちかど号」が到着です!
「自動車文庫」って初めて見ました!
近所のいつもの公園に「本がいっぱいのバス」がいる!
これは楽しいです!

(「まちかど号」登場!)

14時半からは、人工芝シートの上で「絵本の読み聞かせ」が始まりました。
みんなでうたいます!
大きな紙芝居も登場しました!
芝生の上にすわって観ると、なんか気持ちいいね!

(熱心に聴いています!)
(みんなで楽しもう!)

日曜日にも関わらず、
田島中学校からも先生や生徒さんがたくさん来てくれました。

いつもの「田島公園」と違うかな?

(記念撮影です!)

こうして無事に、一日限定の「リラクシングパーク」は終了しました。

でも実はまだ終わっていません。
15時から「公園愛護会」や見に来てくれた方々と一緒に、みんなで公園の清掃活動をしたんです!
「公園ってだれのもの?」
そうです。公園はみんなで憩い、護り、大事にするものです。
公園にゴミは似合わないですね。

(わたしもお手伝いです!)

みんなで気持ちよく、公園清掃も終了です!

いかがでしたか。
今回のプログラム「誰かを誘って行きたくなる公園を考えよう」は、
1年越しで採用企画が実現しました。

仲間とチームで考えたいろんなプランが、ひとつの「企画提案書」にまとめられて、
講師企業へのプレゼンの結果、またいろんな準備の末に、家の近くの公園で実現する!
「夢物語」とか「机上の論理」という言葉もありますが、
一つのテーマを、まず自分で考えみんなで話し合う事は、とても大切な体験です。
そしてそれを時間をかけて実現する困難さと達成感~
中学生は、何か感じてくれたかな?

それではまた「次世代の職業体験プログラム」でお会いしましょう!