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映画『レッド・ワン』視聴感想

クリスマスの夜に観たい、ハートフルなアクションアドベンチャー映画『レッド・ワン』を観たのでさっくり感想いかせていただきます!

■映画情報

【公開】2024年
【監督】ジェイク・カスダン
【制作国】アメリカ
【配給】ワーナー・ブラザーズ映画
【上映時間】123分

■ざっくりあらすじ

明日はいよいよクリスマスイブ。
クリスマスの準備に邁進するコードネーム「レッド・ワン」ことサンタクロースだったが、突如現れた侵入者に連れ去られてしまう。

サンタクロース護衛隊長・カラムはレッド・ワンを救出するため、不承不承ながら世界一の追跡者にして賞金稼ぎのジャックと手を組むことに。
カラムとジャックはクリスマス中止を阻止するべく、レッド・ワン奪還を目指して世界中を駆け巡る。
そしてとうとう誘拐犯の正体と真の目的を知るのだった。

クリスマスの夜まで残りわずか。
サンタクロースを救い出し、子どもたちの笑顔を守り抜け!

■ざっくり感想

ざっくり、良い。こういうので良い。こういうのが良い。
アクションで、アドベンチャーで、クリスマスの夜に家族みんなで子どもも大人も見られるコメディでハートフルでハッピーエンドな洋画。最高。

とにかく話は明快だし、サイドでパパと息子の距離が縮まるファミリーあったかストーリーも進行するし。
アクションもあるし、CGゴリゴリだし、悪魔も首なし騎士も出るし白熊もしゃべる。
やれること全部やったらあ!って感じでパーティー用のオードブルみたいだった。

私は洋画に明るくないのだけど、キャストもかなり豪華らしい。
確かになんか見たことある顔が並んでた。
となると、そんな豪華なキャストでこれ作ったの?って程度には遊びがある。

全編通してずーっとクリスマスネタが散りばめられまくっているので、日本ではあまり浸透していない文化なんかも知ってるとより楽しいかも。

クリスマスの夜はサンタさんのためにミルクとクッキーを用意しておくとか。
サンタのそりを引いてるトナカイは実はみんな女の子とか。
(冬にツノが生えてるのって女の子だけらしい。今作でもトナカイたちに「Ladies」と呼びかけてた。)

そういうネタを見つけてみるのも楽しいかも!

■よかったところ

サンタクロースがクリスマスに向けてバキバキのウェイトトレーニングしてガチガチに身体作りしてて、北極の秘密基地ではクリスマスに向けてファンタジー世界の住人たちが働いていて、しかもかなり組織化されていて護衛部の他にラッピング部とかリボン部とかもあるらしい。

そもそも護衛隊長のカラムも護衛一筋500年以上とかいう無茶苦茶な設定なのに、仕事辞めるってなったら辞表書く。ア、アナログ……!

そんな感じで、リアルとファンタジーの境界がぐちゃぐちゃなのが夢があってめっちゃ良い。
こうやって私の枕元にもプレゼント置いてくれてたのかなって嬉しい気分になった。

■ちょっと気になったところ

要素がめちゃくちゃ多いからテンポ保つの難しいわなぁとは感じた。
無駄と思うところはないけど、削っても良かったんじゃない?という設定やシーンはいくつか浮かぶ。
でも実際問題どれかを削るとそれはそれで分かりやすすぎて物足りない映画になりかねないとも思う。

この辺はどこでバランスが良いと感じるかになってくるので、要するに好みの問題。

多分クリスマス映画ってもはやある程度の型があると思うので、王道を抑えつつ、どこで緩急つけて新しさを出すかっていうところが勝負になってくるんだろうな。

あとルーシー・リューのアクション、さすがに一瞬すぎない!?
さすがにこの人がチャーリーズ・エンジェルに出てたことくらい知ってるぞ!!

■まとめ

ハッピーエンド確約のアクションファンタジーを見たいなら超おすすめ。
良い子の気持ちを思い出してクリスマスを楽しめるかも。


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