へっぽこゲーマーだってマウスとキーボードにこだわりたいんだぜ
この度わたくし、ゲーミングキーボード&マウスデビューしちゃいました!わー!
これまでPCについてきた普通のキーボードとマウスを使っていたので、他のゲーミング用デバイスとの比較はできませんが、まずは軽くレビューをさせていただきます!
■購入品
まず購入したのはどちらもELECOMのGAMING V customというシリーズ。
キーボードはTK-VK310SBK、マウスはM-VM600PBKです。
・なんでエレコム?
元々は候補としてロジクールのオーロラコレクションで揃えたいなぁと考えていました。
なんでかって? 可愛いからに決まってるだろ!!!!
まぁ半分本気の冗談は置いておいて。
前提として、今初めてゲーミングデバイスを買うぞってなったときに、とりあえずロジクールを買っておけば間違いないだろうみたいなことが頭にありました。
しかもオーロラコレクションって女性が中心のチームが企画しただけあって、見た目が可愛いのはもちろんなんですけど、サイズ感とかも小ぶりなんですよね。
私も特に手が大きくはないので、それだけでもかなり惹かれるものがありました。
それでもELECOMを選んだのは、もはや海外メーカーの独壇場になっているゲーミングデバイス市場に殴り込もうというその心意気を買ったからです。
たかがゲーム、されどゲーム。
企業が勝負をかけるということは、e-sportsが市場として価値があると認められていることの証左です。
日本の企業が実際に動いているということが何より嬉しかったので、応援したいという気持ちもあって購入を決めました。
そもそもメジャーを知らない癖にいきなりマイナーを試すなよという自分へのツッコミもしつつ。
ま、そうそう買い換えるものでも無いので、気になった方を買わせていただきましたということで。
■まずはマウス
・大きさ
最初に持ったときはちょっと大きいかも?と思ったんですが、いざ使ってみるとボタン位置にしっかり指が置けるので操作的に問題はありません。
私はいわゆるかぶせ持ちなんですが、割と本体が丸っとしているので、もっとぐっと全体を握り込みたい方には高さ(カーブ)がネックになるかもです。
多分想定しているポジションが少し角度をつけて、小指と薬指でホールドする感じなのかな?
すごーーーく微妙なカーブと凹凸があって、そこに手指をフィットさせる感じのイメージです。
私は腕全体というより手首を支点にして動かすタイプなので余計にマッチするのかも。
ご参考までに、私の手はざっくり計測で大体17cm弱程度、手のひらだけだと大体9cm弱くらいです。
・グリップシート
付属でグリップシートなるものがついてきて、これは持つ側に貼ると滑りにくくなってホールド感があがるよっていうものらしいです。
が、とりあえず今のところは貼ってないです。特に滑っていないので要らないかなって。
底面に貼る方は貼っています。これに関してはあんまり効果があるのやら無いのやら、ちょっと実感がないですね……。
まぁ貼り替えられるならと思うと、気軽にガンガン使えるかなっていうのはあります。
・重さ
あまり握力に自信がないので重さを心配したんですが、軽いです!
一応ゲーミングマウスとしては重い方みたいですが、他と比べたことがないので、今の所簡単に吹っ飛んだりしなくていいんじゃないかなぁくらいに思っています。
粗忽なもので、あらゆる意味で緻密な操作が苦手ゆえにあんまり軽くても怖いんですよね。
・ボタン
各ボタンも押した感じがしっかりあって、カチッカチッと気持ちいい音がします。
軽い感じではないので、ちゃんと鳴りますけどうるさくはないと思います。
私でジャストの位置にあるので、もう少し手が大きい方や指が長い方だと、サイドのボタン位置がちょっと微妙になりそう。
・接続・充電
個人的に機械類は壊れるところが少ない方が良いと思っている節がありまして、最初は有線マウスを買おうと思っていました。
こちらは無線マウスなのでちょっと購入を躊躇いましたが、もし充電が切れても有線で接続して使用可能というところにめちゃくちゃ惹かれました。
万が一無線の機構が壊れたら有線で使えばいいやみたいな。
購入前にレビューで左クリックが反応しないことがあるというのを複数見かけてビビっていたんですが、今のところは使っている途中で無線接続が切れるようなことは無いです。
(2024.8.24 追記)
と書いていたんですが、私も左クリックが抜ける症状を確認しました……。
確かに反応してないクリックがあるので、これは特にFPSとかのタイミングやスピードが重要なゲームをやっているときには致命傷になりかねないのでちょーっと深刻ですね。
とりあえず無線の状態で使って症状が出ていて、かつ再現性があるのを確認したので、有線でも同様の症状が出るかどうかは検証する必要があるかなと思っています。
■そしてキーボード
・大きさと重さと高さと
結構びっくりしたんですけど、持ったときに重っ!てなりました。
テンキーレスタイプで普通より横幅が狭いので、勝手に軽そうと思ってました。
でもプレイ中についぐいっと押しちゃったりしても簡単に動かないので必要な重さなんでしょうね。これは多分ゲーミングキーボードあるあるなのかな?
結構本体の厚みというか、高さがあるので、一番奥のキーを押そうとするとヨイショ!となります。
で、ちゃんと手を上げてヨイショ!しないと下の方のキーを掌底しちゃう。
これはちょっと今後リストレストなどで高さを調整してみようかなーと思っています。
・打鍵感
いやーーー気持ちいい!カタカタカタってなる!かっこいい!
ということで結構音はします。カチャカタカチャ!って感じ。
キー自体にちょっと凹凸があるので、そこに軽く指がひっかかって押しやすいです。
ただ結構押し心地がしっかりしているので、普段Apple MagicKeybordのようにボタンが薄いキーボードを使っていると長文のタイピングはちょっと疲れます。
指をしっかり上げる感じっていうのかな。でもその分タイプミスが少ない気もします。
・ぎ、銀軸……だと……!?
私も一応は青軸だとか赤軸だとかっていうのは把握していました。
が、こちらはなんと銀軸。ぎ、銀軸!?
初めて聞きました。しょせん私はにわかゲーマーってことか……。
軽くまとめておくと、ゲーミングキーボードはいわゆるメカニカルキーボードというタイプが多いんですが、これはボタン1つ1つが独立してバネやスイッチを持つ構造になっています。
で、このメカニカルキーボードは「軸」の種類で区別されることがあって、それが先述の青軸だとか赤軸だとかっていうやつです。
この「軸」というのは基盤とキーの間にあるパーツのことなんですが、このパーツの違いによって「押す力」「押した時の距離」「音」「戻る速度」が変わってきます。
例えば有名なところだと、青軸はしっかりした打鍵感が特徴なんですが、その分タイピング音が鳴りやすくなります。
反対に、赤軸はキーが軽くクリック感が低い代わりに静音性に優れています。
で、今回私が購入したのは銀軸になるわけなんですが、これは赤軸よりキーの反応速度が高くソフトタッチで入力可能なため、FPSゲームなどの素早い操作が求められる場合には向いているんだそうです。
これは実際マジで使って即実感したんですが、ちょんって触るだけで想像以上に反応が返ってきます。
普通のキーボードとしては反応が良すぎてギョッとさせられるので、ゲーム以外でも使う機会が多いという方はちょっと向かないかもしれません。
あと今までが非常に一般的なメカニカルキーボードですらないタイプだったので、ちょっとくらい誤タッチしても入力されずにいたのが全くごまかしが効かなくなりました。
先ほども書きましたが、特にVALORANTをやっているときに奥のボタンを押そうとしてspaceキーを掌底して無意味にジャンプしちゃう……!
足音たっちゃうからやめて……!
あと本当にそんなつもりなかったのに、同じチームのToxic(いわゆる暴言厨)がワーワー騒いでいるのを無視して前進しようとしたらテキストチャットで「w」と打ってしまって火に油を注ぐという最悪の事態になりました。
そんなことある!?
まじで、本当にそんなつもり無かったんです。ごめんね、他のチームメイトたち……。
(どうやらあまりFPSゲームをやらない方にも読んでいただいているようなので一応解説すると、要するに味方に悪口言ってる人を煽って余計怒らせてしまった訳です)
・接続は有線
こちらは有線接続オンリーです。
キーボードの場合本体の位置を動かすことはないので、有線でも特に邪魔ではないです。
■新しいオモチャってサイコー!
というわけで、形から入るへっぽこゲーマーのゲーミングマウス&キーボードデビューの話でした。もうしばらく使ってみたら判明することなどもあるかもしれませんので、その場合は追記するか、続報を書かせていただきます!
とりあえず今日もカチャカチャやらせていただきます!タタタタタン!