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アドビことはじめクリエイティブカレッジ Premiere proコース(第6期)を修了したぜ!
とりあえず恒例の先行自慢、させていただきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1727451259-74ljFWfNtMncSJs5DKgXGvYL.jpg?width=1200)
photoshopコースの記事で画像が小さすぎたのを反省したのでサイズアップ
ありがとうございます。大変満足いたしました。
というわけでいよいよ3本目。
アドビことはじめ クリエイティブカレッジ Premiere proコース(第6期)を修了したぜのご報告です!
ちなみにillustratorコース(第4期)、Photoshopコース(第5期)については以下の記事をご覧ください。
■クリエイティブカレッジって何なのさ
簡単にまとめると、Adobe公式が主催している無料オンライン講座です。
基本的には初心者向けの基礎的な内容で、学習スケジュールとしては毎週2回、約10週間で終わる短期完結型なのが売りの一つ。
Adobe CCの有償メンバーであれば無料で受講可能という太っ腹講座です。
Illustrator、Photoshop、Premiere Proの3コースが用意されていて、各期いずれか1つのコースが受講可能。
学習を終えて卒業課題を提出すれば、先に自慢させていただいたようなコース修了証明書をもらえます。
詳しくはこちらの公式ページへどうぞ!
https://www.adobe.com/jp/events/creativecloud/creativecollege.html
■受講してみて
・そもそもお前はなんぼのもんなんや
一応経験としてはこれまで色々な動画の編集をしてきました。
仕事では研修用の動画やweb用の広告動画、イベント用動画などの編集を任されたり。
私用では卒業やらお誕生日やら結婚式やらのお祝いごと関係、あとは親族向けにホームビデオ的なvlogなんかを作ったり。こちらはそもそも写真が趣味なので、その延長でという感じ。
ただいずれにせよデザインや画像編集などに比べると恒常的にやっているわけでは無いので、毎回操作を思い出しながらの状態ではあります。
つまり経験値から考えると、とりあえず基本的な編集をして再生媒体ごとの書き出しはできる、というレベル感です。
経験だけはそれなりにあるけれど、ほとんど独学なので基礎がガタガタで知るべくを知らない状態であることはIllustratorやPhotoshopと同じでした。ぶっちゃけガチで全てを力技で乗り切ってきた自覚があります。
加えて今のpremiereの進化ってとんでもないスピードなので、自力でアップデートするっていうのはとてもとても無理!
というわけで、今回も基本をしっかりやり直して今後の学びに向けて土台を整えようというわけです。
・ざっくり感想
premiere proが一番基礎がなってなかったので、作業時のフォルダの構成から習えたのはかなりの収穫でした。なるほどこいつは作業がしやすい!
作業内容によってはpremiere pro以外でも応用が効きそうな構成なので、これは割と即時活かせそうな学びでホクホクです。
あと音周りのことってなかなか情報が落ちて無いなと感じるんですけど、とりあえず最低限のところは確認できたのかなと思います。
明確に基準があるとき(テレビとかyoutubeとか)は良いんですけど、その他って結構曖昧なまま、書き出し時に良い感じになれ〜〜〜って念じてやり過ごしてきたので、大体こんな感じを目標にっていうのが分かったのは良かったです。
かといって、やっぱり音量の調整周りの話は1つのトピックとしてしっかり解説というよりかは、BGMやSEを挿入する流れの一環でちょこっとって感じでした。あともう一歩解説が欲しかったかなぁというのは欲張りすぎかなぁ。
例えばインタビュー動画ならこれくらい、音楽の動画ならこれくらい、Youtube動画ならこれくらい、みたいな。あるいはweb動画ならこれくらい、ディスクなどに焼くならこれくらい、みたいに、具体的な制作物に対する目標値とかがあると嬉しかったなぁと思います。
でも書いていて思ったけど、ちょっと初学者には情報過多なのかもしれない。
とにかく一連の編集作業をおさらいできたので、「基礎を見直す」という目標は十分達成できたと思います。
ちなみに、premiere proコースは他のコースと明確に学習スケジュールが違います。
講座自体は全10回で、そのうち他コースとの共通動画はAdobe stockの活用に関する一本のみ。あとは卒業課題に関する2回のワークショップで完結です。
これは恐らく卒業課題との兼ね合いなんじゃないかと推察します。
動画の編集ってグラフィックデザインとかと違って制作の過程で自分の実力や技量で調整できない「絶対にとられる時間」があるじゃないですか。
例えば1分の動画を作るとして、ここで一旦全体を見たいなってなったら確認のために必ず1分かかるわけです。
加えて、動画って編集に入る前に用意する素材が多岐に渡りますよね。動画そのものはもちろん、挿入するグラフィック、音声、SE、BGMなどなど。
適切な素材を選別するのって結構難しいし、作業を始めてみたらこれじゃなかったとか、もっとこういうのが必要だったとかって絶対起こるわけで。
なので初心者相手に課題としてやらせるとなったら、制作期間を長めに取る必要が出てくるんだろうなと。
ここの辺りが理由で、もしかすると他のコースに比べてコンパクトかつ一気に学習が進む印象を受けるかもしれないなと感じました。
・動画について
学習用動画の構成としてはIllustratorコースに近くて、動画を編集する工程を毎回こなしていって、最終的に1本のCM動画が完成するという流れです。
作業内容も単純なカット編集だけではないし、トランジションを乱用させたりもしないので、初めて動画を編集するよという方にとっては素人臭くない動画が作れて相当な達成感があるはず。
講師の佐原先生がはんなりとした解説で進めてくださるので、慌てずついていけばスピードも問題ないはず。
私は今回も1.2倍くらいで見ながら学習しました。他のコースに比べたらゆっくり目の視聴です。
ただ、言われた通りに進めていたつもりだったんですけど、途中で微妙に先生の指示と実際の作業データとでフレーム数がズレていきました。あれぇ?
まぁ良いんです。大事なのは作業の内容であって、全く同じものを作るのが目的ではないんですから。
大したことでは無い問題を気にして立ち止まるとそこから先に進めなくなるので、細かいことは気にしない!
そもそも先生と異なるバージョンで作業していたので、多少違う部分もあったんだから。仕方ない仕方ない。
いやー、それにしてもとにかくテロップを入れるのが楽になりましたね!!!
前に仕事でインタビュー動画を編集したときに、素人が撮影して素人が喋る動画素材を与えられたせいで地獄の文字起こしのターンを経た経験があるので、今だったらもっと楽だったのかもな……と遠い目になりました。
・卒業課題の提出ハードル
第6期のpremiereコースは受講者2,400人だったそうですが、最終的に課題を提出したのは636名とのことでした。
他のコースの提出率がphotoshopコースで33%、Illustratorコースで36%なので、premiere proコースの27%はちょっと低めに見えます。
ふと気になって第4期と第5期の卒業式アーカイブを見返したんですが、やっぱりpremiere proコースの提出率は全ての期で30%以下でした。
で、もしかして動画って意識して見ないと頭の中に良いイメージをストックし辛いのかもしれないなぁなどと思いました。
例えばphotoshopコースの課題だったSNSバナー広告は普段から見ているし、最悪調べればすぐたくさん出てくるしアイデアも浮かびやすいのかなと。
Illustratorコース課題の課題だったロゴデザインも世の中に良いものがたくさん溢れているうえに、ワークショップで即使えるモチーフのアイデアまで提供されていたので、オリジナリティにさえこだわらなければ最低限課題はクリアできるようになっていました。(Illustratorコースの課題提出率の高さはここに起因していると思います)
その点、いざ自分で動画を一本作ろうとなるとアイデアをまとめきれるかというのが大前提としてあるし、そもそも素材の用意が大変だよなというのがあったり。Adobe stockに思うような素材があればいいですけど、無いなら自分で撮影するなりなんなりする必要があるし。
となると、じゃあ撮影ってどうやるの?から始まる人もいるんじゃないかなぁ。
それってpremiere pro(動画編集)の範囲を超えて動画撮影の知識と技術が求められてしまうから、ハードルが一気に上がる気がします。
今やiPhoneで撮れるじゃんって思う人もいると思いますけど、ところがどっこい。ちゃんと編集して動画作品を仕上げようとなると、撮影時点できちんと設定して撮らないと後で編集の難易度が跳ね上がる場合があるんです。
iPhoneで撮影時の設定してる人って、写真や動画にこだわりがある人以外ではほぼいないと思うので。
あと完成イメージがふわっとしたまま撮影すると、間違いなく素材にしっくりこないまま編集し続けることになります。これはガチ。
そもそもの素材が意外と重要なのです、動画の場合特に。
と、そのようなことをつらつらと考えるに、premiere proコースの課題提出が一番ハードルが高いと思います。
過去の記事でもなんでも良いから最低限完成させて出しちまえ!という主張を繰り返してきましたが、動画だと最低限の完成ラインすら高いと言えるかもしれません。
もし完全なる初学者の方が今後の受講を検討されている場合、ちょっと強い意志を持って臨んだ方が良いかもしれません。
・ちょっと悔しかった
課題の内容としては「クリエイティブカレッジの広告を6〜30秒程度で作る」というものだったんですが、素人が作った30秒の動画を何本も見るのって相当な苦痛だろうな……なんて思ってしまいまして。誰への配慮をしてるんだよって話なんですけど。
じゃあ逆に短くまとめる練習したろ!ということで、課題に取り組むにあたっては15秒ジャストで仕上げるという裏テーマを掲げました。
作業的には特に問題なく、なんなら素材も全部自分で撮影して用意したしアニメーションを作ったりなんかもしちゃって、早めに出せたし余裕余裕!なんてふんぞり返っていたんですが。
ワークショップで課題についての全体フィードバック中に音量の調整が甘い人が多かったという話が出て、ハッとしました。
まさかと思い大焦りしながら自分の編集データを確認すると、まんまと音量の最終調整をし忘れていました。最後に見返したはずなのに!気がつけなかった!
個人的に本当に音周りって本当に難しくて苦手でして、そもそもパソコンの音量設定が自分にとって都合良く設定されているわけなので、特に大きい・小さいに関しては意識して確認しないと最後まで気がつけなかったりするんですよね。
バランスとかは音量に関係ないのでまだ分かるんですけど……いや、言い訳だ……。
いや〜〜〜、ホントに恥ずかしい!
凡ミスすぎて情けないというか不甲斐ないというか。経験者が偉そうな顔して初心者クラスで余裕こいてたくせに!一番恥ずかしいやつ!
でもこういう恥ずかしい思いをしておくと今後気をつけますから。必要な恥と思って自省します。
■ひとまず、ひと区切り
第7期に新設されるphotoshopの上級コースの抽選に申し込んでいたんですが、大変残念なことに落選してしまいました。
ということで、私のクリエイティブカレッジ受講は一旦の区切りを迎えました。
思えば3期連続で去年の12月からずっと続けてきたわけで、まぁなかなか頑張ったんじゃないでしょうか。
先日投稿したnoteでも少し話題に挙げましたが、せっかく学んだことだし、それを活かそうとCLIP STUDIOというイラストソフトで使うための素材作りを始めました。
アイデアを形にしよう!という流れを自然なかたちで、しかも回数こなせるので、練習としては良いメニューが組めたんじゃないかと思います。
そもそもアイデア枯渇問題があるのでいつまで続けられるかが微妙ですが、一旦アウトプットの時期に入れということかな。
とはいえまだ全然次回以降を狙っているので、もし運良く新コースの受講ができる日がきたらまたご報告させていただきます!