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南アフリカ滞在記🇿🇦笑顔の集まる場所

南アフリカ滞在中に、ヨハネスブルクにあるアレクサンドラというタウンシップに訪れました。
その際に立ち寄らせて貰った、Sakhimfundoをご紹介します。
ここは、学校とは別に子供達の教育をサポートしている施設で、家庭環境によってお家で宿題が出来ない子達にも安心して勉強ができる環境を提供しています。

学校の後の第二の居場所。そんなSakhimfundoでは、勉強だけでなく、ダンスコミュニティが…!!

これは興味深い。なんてったって私も日本で踊っている身ですから。踊る事でアレックスの皆んなが笑顔になってる環境だなんて素敵すぎる。
私達の訪問に合わせて、なんと4種類ものダンスパフォーマンスを見せてくれました✨
その中から2つ、ご紹介します。


南アフリカ発祥 パンツーラ

とても素敵な服を身に纏ったダンサーの子達。
南アフリカのタウンシップで生まれたパンツーラというダンスを見せて貰いました。
自分達の価値を主張するように整った服を着こなし、大地を力強く踏むような動きが特徴的。
ステップは、亡くなった祖先が大地に眠るとされ、故人とのコミュニケーションの意味があるそうです。

揃ったステップと、音楽に合わせた動きがアフリカ流ストリートダンスを感じさせ、とてもかっこよかったです。
日本ではあまり知られていないダンスですが、ステップ好きには無視できない踊りだと思います。

パンツーラを踊ってくれた子達


ズールーの戦士の踊り

南アフリカの中で多いのがズールー族のルーツの方々。そのズールーの部族の戦士の踊りを見せて頂きました。
そういえば、アレクサンドラに到着した時にちびっこ達が道で踊りの練習をしていましたが、きっとあれはこの踊りだったのだなと、ここで知れました。

ズールー族の衣装でちびっ子達が練習に励んでました

とても印象的なのがお尻を床に叩きつけるような動き。ちびっ子達とまた違って凄い迫力!

力強く、迫力で圧倒されます。

戦士の踊り

踊り終わった後のみんなの息切れが…
それだけエネルギー込めて踊ってくれる皆んなに感謝です。そしてそれだけ、意味が込められた踊りでもあるのだろうと感じます。

踊ってくれた子達は中学生くらいの子達でしたが、こうやって踊りを通して好きなことや集中できる環境を提供できる場を作る事は、とても大切な意味を持つのだろうなと思いました。

ここからプロのダンサーになった子もいるとか!

習い事、スクール、いろんなコンテンツやイベントに溢れている日本と、ある物を皆んなで楽しむ、コミュニティを大切にするこの場所と、そもそものダンスの在り方の違いを考えるきっかけにもなります。

緊張混じりな表情で、異国のお客を前に踊りきってくれた皆んながとにかく頼もしく、可愛かった。
帰り際の挨拶の仕方はマンガNAROTOの挨拶方法。

世界は繋がっているなぁ〜と思う瞬間でした。

Dancers in Sakhimfundo

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