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南アフリカ滞在記🇿🇦タウンシップへ

南アフリカのヨハネスブルグ滞在2日目、宿からツアーワゴンでサントンというエリア近くのタウンシップ、Alexandraへ向かいました。
タウンシップとは、アパルトヘイト時代に黒人居住区として区画されたエリア。今は撤廃されているとはいっても、今もまだそこにすみ続ける方も多く、小さなエリアに密集して家が立ち並んでいるのがわかります。

現地でガイドさんと集合。
このタウンシップからサントンのビル群が見えます。
経済のコントラストが色濃くわかる街です。

手前がアレクサンドラ、奥がサントンのビル群


生活力と人間力

タウンシップの中に入っていくと、小さい家や瓦礫のようになっている場所、シティとは違う光景が見えてきます。目的地に到着するなり、現地の子供達のダンス練習(?)が行われていて、ほっこり。周りの壁にはイラストがあったりで、なんだかかわいい。
そのほど近くで、リサイクルのお仕事をされている方のお話しを聞きました。
ここでは、個人の仕事としてリサイクルビンを集めてお金に変えています。
仕事があることは、生きる上で大切な事。専用の機械や施設があるわけではなく、すべて手作業で行っています。

リサイクル用に集められたビン

集められたハイネケンのビンの中でも、古い、新しい、のパッケージの物などプレミア品があるらしい。とても嬉しそうに話してくれました。

インフラはどうなっているのでしょう。
ここでは、電気がすべての家に公共でとおっているわけではないようです。
皆、近くの電線から引っ張ってきて、各自の家に電気を通しているとか。
生活の為に色々と工夫しています。

自分で道に家を作って棲みつく人もいるそうです。
外部よりも安く住めるので、ここに住み続ける人も多く、ここからサントンや各職場まで通うそうですが、正直、この距離を毎日(!?)通うにはなかなかの距離です。そんな、生きるエネルギーに圧感です。

高山病になりやすい方は注意

ちなみに、ヨハネスブルグは高地で富士山の中腹くらいにあたります。
高山病になりやすい方は気をつけてください。
私も、ヨハネスブルグ滞在中はずっと片頭痛がありました。

そんな場所なので、基本乾燥していて土も乾いています。自然に植物は育たない土地のようで、雨もほとんど降りません。
そのせいか、アレクサンドラの中も乾燥した土埃にかこわれています。

それから、アフリカだからといって暑いと思ったら大間違いです!私達の滞在中の9月は運良く暖かい気候(異常だったらしい)の日々で昼間は半袖で十分でしたが、上着はマストです!夜は冷えます。終日パーカーを持ち歩いてました。

まだまだ続く

アレクサンドラでの発見や経験はまだまだあるので、小分けにしてお伝えしていきますね。
また次回に!

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