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魚座7度「岩の上に横たわる十字架」
☆廻廊337*磔 度数☆
PISCES7: A cross lying on rocks.
柔軟宮07-2-2 揺軸
6に対しての反動。
没入の結果の、反対・否定面が浮きぼりになり、軸が揺らぐ
Introduction
ごつごつとした海岸の岩場。荒波が飛沫を上げるなか、雷鳴がとどろき、巨岩のシルエットを照らします。その時、稲妻がまるで神の意志のように、光のクロスを浮かび上がらせました。それは十字架、それとも標的…?
シンボルの意味
このシンボルは象徴に没頭することと、逆のその対象から、何らかのサインが来ることを事を表しています。
魚座6度で自己犠牲的に奉仕することの反動。共同体や国家、組織のしきたりやルールに全く迎合しないため、磔にされ、村八分のような状況に陥りますが、そこで何らかの「おしるし」が顕れ、霊的な力強い援助を得られることを暗示します。
ドラマチックに劇化された、非合理的で主観的・感情的なイメージへの耽溺。客観的にどう見えようと関係なく、自己の内側で輝く超越的な感覚のみを信じて、さらに深く対象に入り込む傾向を示しています。
この度数をもつ人は、物事をすべて真剣かつ深刻に考えます。
人と対話していても、軽い冗談やいい加減な気持ちで語ることはありません。自分が体験した試練や、厳しい状況の中で得られた啓示を、悲劇の主人公のように語ります。
実感で選んだ信仰対象を大切に抱え、大きな目的のために犠牲的に身を投じることをどこか夢見ています。
集団や組織に所属することは苦手で、気づけば浮いてしまい孤立する傾向があります。しかしその闇の中にあっても、自分の信じるものを頑なに抱きしめ、光を追い求めるようなところがあります。
象徴的なものごとを感覚で理解したり、常識の裏側を読みとることは得意です。悲劇をテーマとした創作活動や、宗教研究者などに適性があります。
シンボルの日(太陽度数)
真剣かつ深刻なムードが漂います。感受性が高まり、象徴的なものごとを理解したり、常識の裏を読みとることができるかも。周囲から孤立しても信じることをやめない人に、救いの光と啓示がもたらせられる日です。