山羊座13度「炎の崇拝者」
☆廻廊283*炎の崇拝者度数☆
CAPRICORN13: A fire worshiper.
活動宮13-3-3 肥大
11の主張=覚醒原理が肥大する。失敗するが、それが別の成果を生み出す
Introduction
人の魂は、よく炎に例えられます。あかあかと燃える炎は、手に触れることは出来ませんが、確かに存在しています。熱気を放ち、踊り続ける炎にすべてを捧げる崇拝者は、集中力を高め、瞑想と厳しい修行を通して、炎と一体化しようと試みます。
シンボルの意味
このシンボルは、生命の神秘を掴もうという無理な挑戦と、その挫折を意味します。
たとえ高い知識と智慧と能力を持ってしても、生命を完全に解き明かした存在はいません。生命を脈動させる炎=魂は、現代社会の科学や既存宗教を持ってしても、まだまだ解き明かされることのない、説明できない神秘のベールの向こうにあります。
山羊座は土のサインですので、炎をそのまま炎ではなく、触って自分の身体で実感し、現実のものに引き下ろさないと納得できません。しかしそれは無理な要求なので、どうしてもこの度数には、挫折がセットになります。
この度数をもつ人は、強い意志と生命力の持ち主ですが、しばしば無理な極限状態に自身を追い込んで、その迫力で人に納得させようとします。しかし、その姿勢が痛々しいと引かれてしまう傾向があります。
生命の法則や真実など、手に触れられないもの、実証しにくいものを解き明かそうとしますが、本人が実感的に理解できないと納得しないため、無理な挑戦に挑みます。
例えば、燃え盛る炎の上の歩行や、極端な断食など、体を通して「生命とは何か」を悟る修行に挑み、ギリギリの極限状態にまで自分を追いつめます。行き過ぎると確実に体調を崩します。常にガス抜きを念頭におきましょう。
神秘主義者、霊学研究者、瞑想者などに関係する度数です。
シンボルの日(太陽度数)
重くて深いテーマを人に伝えようとしますが、それが難しい日。相手には実感できるものでないと理解されません。思い詰めて極端な言動に走りそうですが、意識してリラックス。無理せず後日改めて挑戦しましょう。