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天秤座16度「流された船着き場」
☆廻廊196*船着き場度数☆
LIBRA16: A boat landing washed away.
活動宮16-4-1 衝撃
対向サイン(影)の影響を受けてサインの性質が損なわれ、停止する
Introduction
船着き場は、様々な人やモノを運んだ船と日常生活とを繋げる接点であり、異質な世界との新鮮な出会いと交流を始める場所です。しかし、その船着き場が、嵐によって破壊され、流されてしまいました。新世界との足がかりを失って、これからどうやって交流すればいいのでしょうか?
シンボルの意味
このシンボルは、深刻な対人トラブルにより、交流の接点を喪失した状態を表しています。
船着き場は天秤座が前半15度までで培ってきた、対人テクニックの暗喩と言えます。それが深刻な損傷を受けて停止している段階です。
対人のプロフェッショナルである天秤座。前度数までの、広く浅く公平でそつのない人付き合いが、この度数では出来なくなっています。
なぜならこの度数は、天秤座の対向サインの牡羊座から影響を受け、強い自己主張をしたり、エゴの強い人物に肩入れしてしまうからです。
特定の存在に偏向したアンバランスさは、天秤座の資質を止めてしまいます。結果的にトラブルに繋がりやすく、心理的に深く傷つき、どうやって人と付き合っていいのかわからなくなる状況に陥ります。
この段階では復元は難しく、これに続く天秤座17~20度に船着き場を修復するためのヒントが示されています。まずは退避、次いで回復を目指すと良いでしょう。
この度数を持つ人は、対人トラブルに何度も遭遇しがちです。それは、上辺だけの付き合いに満足出来ず、エゴが強い人、実力がありながら評価されない人に対して、つい肩入れをしてしまうからです。
自分も彼らに影響されて、自己主張が激しくなります。穏やかな対人関係を離れ、敢えて本音を話したり深く立ち入ろうとします。そして、そのやり取りの中で激しく傷つき、心理的に痛めつけられる経験をしがちです。
それは、自己流かつ無理な交流を強引に進めたことが原因です。最後には、なす術もなく立ち尽くしてしまうかもしれません。
しかしそれらの厳しい体験を通して、対人関係や、人の心理面を、深い部分で理解できるように成長していきます。同じように傷ついてる人に対して心を砕き、尽力を惜しまない人になるでしょう。
また心理分析の才能があるため、心理学方面への適性があります。
ただし、自己流で深層心理を扱うことは大変危険ですので、信頼できるアドバイザーを探し、その助言を仰ぐようにしましょう。
シンボルの日(太陽度数)
対人トラブルが発生しやすい日。大抵は自己流アプローチが原因です。実際に事象が発生した時は、一旦現場から退避して安全な場所でのフォローが必須となります。落ち着いた後、他者から客観的アドバイスを受けましょう。